HOME > 今日は何の日 > 国際デー

国際デー

国際デーとは、国際機関(国連総会、ユネスコ、WHOなど)によって定められた記念日であり、毎年定められた日に、平和や人権、健康などのテーマを設定し、国際社会の関心を喚起し、取り組みを促しています。

1月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
1月4日 世界点字デー 世界盲人連合(WBU)
1月24日 教育の国際デー 国連総会
1月27日 ホロコースト犠牲者を想起する国際デー 国連総会

2月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
2月2日 世界湿地の日 1971年(昭和46年)2月2日、イランの都市ラムサールで湿地の保存に関する「ラムサール条約」が採択されたことから。
世界中の人々に湿地への関心を持ってもらうことを目的として、ラムサール条約事務局が1996年(平成8年)に制定。

さらに2021年(令和3年)8月、国連総会はこの日を国際デーとする決議を採択しました。

この日に合わせて、世界各地で湿地を守っていくためのイベントが開催されます。

2月6日 女性器切除の根絶のための国際デー 国連総会
2月10日 世界豆デー 国際連合食糧農業機関(FAO)
2月11日 科学における女性と女児の国際デー 国連総会
2月13日 世界ラジオ・デー ユネスコ
2月20日 世界社会正義の日 国連総会
2月21日 国際母語デー ユネスコ

3月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
3月1日 エイズ差別ゼロの日 国連合同エイズ計画(UNAIDS)
3月3日 世界野生生物の日 2013年(平成25年)12月の国連総会で制定。
3月8日 国際女性デー 1904年(明治37年)3月8日にアメリカ・ニューヨークで女性労働者が参政権を求めて起こしたデモが起源とされます。

国連は「国際婦人年」である1975年(昭和50年)から、3月8日を「国際女性デー」として記念するようになりました。

1977年(昭和52年)、国連総会は各国に対し、それぞれの歴史、国民的伝統や習慣に沿うかたちで任意の日を「国際女性デー」と宣言するよう呼びかけました。
各国には、女性差別の撤廃と社会への平等な参加に向けた環境の整備を求めています。

この日は、女性たちが達成してきた成果を確認すると同時に、今後のさらなる前進に向けて話し合う日とされており、世界中でさまざまなイベントが開催されます。

3月20日 国際幸福デー 幸福が世界中の人々の共通の目標であり、それが政策にも反映されるようにするため、2012年(平成24年)の国連総会で制定。

南アジアのブータン王国では、1972年(昭和47年)に国民所得よりも国民の幸福が優先されるとして、国民総生産ではなく、国民総幸福量を増加させることを政策の中心としました。
「国際幸福デー」はそのブータンによって提唱された国際デーです。

この日に合わせて、世界各地で幸福をテーマに様々なイベントが開催されます。

3月21日 国際人種差別撤廃デー 1960年(昭和35年)3月21日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策(アパルトヘイト)に反対する平和的デモ行進に対して警官隊が発砲し、69人が死亡しました(シャープビル虐殺事件)。

この事件が、国連が人種差別に取り組む契機となったことから、人種差別撤廃のための記念日として、1966年(昭和41年)の国連総会で制定されました。

この日に合わせて、世界各国で人種差別の撤廃を求めるイベントが開催されます。

3月21日 世界詩デー ユネスコ
3月21日 国際ノウルーズ・デー 国連総会
3月21日 世界ダウン症の日 日付は、ダウン症がある人たちは、「21」番目の染色体が1本多い「3」本あることから。

ダウン症の人たちがその人らしく、安心して暮らしていけるように、世界中の人々に訴える日として、世界ダウン症連合が2004年(平成16年)に制定。

2012年(平成24年)に国連によって国際デーに制定されました。

この日に合わせて、世界各国でダウン症の啓発イベントが開催されます。
日本では、日本ダウン症協会が毎年3⽉を「ダウン症啓発⽉間」として情報発信や啓発に取り組んでいます。

3月21日 国際森林デー 国連総会
3月22日 世界水の日 1992年(平成4年)6月にブラジルで開催された「地球サミット」(環境と開発に関する国連会議)において、21世紀へ向けての行動計画「アジェンダ21」が採択され、「世界水の日」を制定するように勧告されました。

そして、1992年12月の国連総会で3月22日を「世界水の日」とする決議が採択されました。

この日には、世界各国で水の大切さを多くの人に知ってもらうためのイベントが開催されます。

3月23日 世界気象の日 1950年(昭和25年)3月23日、「世界気象機関条約」が発効し、国連の専門機関である世界気象機関(WMO)が設立されました。

これを記念して、世界気象機関(WMO)が1960年(昭和35年)に制定。

この日に合わせて、世界各国で気象知識の向上や国際的な気象業務への理解を促進するためのイベントが開催されます。

3月24日 世界結核デー 1882年(明治15年)3月24日、ドイツの細菌学者ロベルト・コッホが結核菌の発見を発表したことから。
これを記念するとともに、結核問題の重要性を警告し、結核対策強化の必要性を訴えるため、国連の専門機関である世界保健機関(WHO)が1997年(平成9年)に制定。

この日に合わせて、世界各地で結核撲滅に向けた啓発活動が行われます。

3月24日 著しい人権侵害に関する真実に対する権利と犠牲者の尊厳のための国際人権デー 国連総会
3月25日 奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー 国連総会
3月25日 拘留中または行方不明のスタッフと連帯する国際デー 国連総会

4月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
4月2日 世界自閉症啓発デー 国連総会
4月4日 地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー 国連総会
4月5日 良心の国際デー 国連総会
4月6日 開発と平和のためのスポーツの国際デー 国連総会
4月7日 1994年のルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー 1994年(平成6年)4月6日、二つの民族(フツ族とツチ族)が対立していたアフリカのルワンダで、フツ族出身のジュベナール・ハビャリマナ大統領が暗殺されました。

これが引き金となり、フツ族の過激派が、4月7日から約3か月の間に80万人以上のツチ族や穏健派のフツ族を殺害しました(ルワンダ虐殺)。

ルワンダ虐殺を想起し、犠牲者の追悼とジェノサイドの防止を呼びかけることを目的として、国連総会が2003年(平成15年)に制定。

4月7日 世界保健デー 1948年(昭和23年)4月7日、国連の専門機関である世界保健機関(WHO)が設立されたことから。
設立の目的は、すべての人々の健康を増進し保護するため互いに他の国々と協力することです。そして、健康が基本的人権のひとつであるとしたWHO憲章が採択されました。

WHOの設立を記念するとともに、健康への関心を高めることを目的として、WHOが1948年に制定。

この日に合わせて、WHOが国際保健医療に関するテーマを選び、世界各地でその年のテーマに沿ったさまざまなイベントが開催されます。

4月12日 国際有人宇宙飛行デー 1961年(昭和36年)4月12日、ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンが搭乗する宇宙船ボストーク1号が、人類初の有人宇宙飛行に成功したことから。

これを記念して、2011年(平成23年)の国連総会で制定。

ガガーリンは宇宙から地球を見たときの感想を「地球は青かった」と表現し、日本において流行語になりました。

4月14日 世界シャーガス病デー 世界保健機関(WHO)
4月21日 創造性とイノベーションの世界デー 国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)を推進する上で、問題解決における創造性とイノベーションの重要性について、世界の人々の認識を高めるための日です。

2017年(平成29年)の国連総会で制定。

4月22日 アースデイ(国際母なる地球デー) 1970年(昭和45年)4月22日、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員の呼びかけにより、学生たちと環境問題について学び・討論する集会「アースデイ」が開催されました。

その後、4月22日のアースデイ運動は世界的な規模に拡大し、世界各地で環境問題に関するイベントが開催されています。

2009年(平成21年)の国連総会では4月22日を「国際マザーアース・デー(国際母なる地球デー)」とすることが採択されました。

4月23日 世界図書・著作権デー ユネスコ
4月25日 世界マラリアデー 2000年(平成12年)4月25日、西アフリカのナイジェリアでマラリア撲滅国際会議が開かれたことを記念して、同会議がこの日を「アフリカ・マラリアデー」として制定。

マラリアの現状を理解し、マラリア制御に向けた世界的な取組みを促進するため、2007年(平成19年)に世界保健機関(WHO)がこの日を「世界マラリアデー」に制定。

この日に合わせて、世界各地でマラリア対策促進を呼びかけるイベントやキャンペーンが開催されます。

4月26日 国際チェルノブイリ災害想起デー 1986年(昭和61年)4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国の首都キーウの北方130キロメートルにあるチェルノブイリ原子力発電所で史上最大の原発事故が発生したことから。

災害から30年以上経った今でも深刻な影響が続いていることを忘れず、今後も支援を続けていくことを目的として、2016 年(平成28年)12月の国連総会で制定。

4月26日 世界知的所有権の日 1970年(昭和45年)4月26日、「世界知的所有権機関を設立する条約」が発効し、国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)が発足したことから。

これを記念するとともに、知的財産が日常生活で果たす役割についての理解を深めるため、WIPOが2000年(平成12年)に制定。

この日に合わせて、知的財産の理解を深め、発明者・クリエイターなどの社会への貢献を称えるイベントが世界各地で開催されます。

4月28日 職場での安全と健康のための世界デー 国際労働機関(ILO)
4月30日 国際ジャズ・デー 多様な文化の影響を受けて誕生し、世界中の音楽文化を取り入れながら発展してきたジャズ。

ジャズを通じて世界のさまざまな文化に対する理解を深め、国際的な文化的交流を促進するため、2011年(平成23年)11月のユネスコ総会において制定。

国際ジャズ・デーには毎年200か国近くが参加。コンサートやライブに加えて、ワークショップやセミナーなどのイベントが開催されます。
オールスター・グローバルコンサートには世界の著名ジャズ・ミュージシャンが集い、その演奏が全世界に配信されます。

5月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
5月2日 世界まぐろデー 乱獲を避け、限られた水産資源保護の重要性を訴えるため、2016年(平成28年)12月の国連総会で制定。
5月3日 世界報道自由デー 1991年(平成3年)5月3日、ナミビアの首都ウィントフックで開催されたセミナーで「アフリカの独立した多元的な報道の促進に関するウィントフック宣言」が採択されたことから。

報道の自由が重要であることを再確認し、ジャーナリストが自由かつ安全に活動できるようにするため、1993年(平成5年)12月の国連総会で制定。

この日に合わせて、ジャーナリズムや表現の自由の分野で貢献した個人や団体を表彰したり、職務中に命を落としたジャーナリストの業績を称える式典などが開催されます。

5月8日5月9日 第二次大戦中に命を失ったすべての人に追悼を捧げる日 日付は、第二次世界大戦の対独戦勝記念日である5月8日と9日に。

戦争の犠牲になったすべての人を追悼し、平和な未来や繁栄のためにすべての国々が協力して取り組むようにと、2004年(平成16年)11月の国連総会で制定。

5月15日 国際家族デー 各国において家族に関する問題についての認識を高め、解決に向けて適切な行動をとるよう促すため、1993年(平成5年)9月の国連総会で制定。
5月16日 平和に共存する国際デー 人々が平和に共存するため、国や文化の違いを受け入れ、多様性を認め合い、連帯・調和・理解・寛容をさらに促進するよう各国に呼びかける日です。

2017年(平成29年)12月の国連総会で制定。

5月16日 光の国際デー 1960年(昭和35年)5月16日、アメリカの物理学者セオドア・メイマンが世界で初めてレーザーを発することに成功したことから。

光が科学、文化、芸術、教育、医療、エネルギーといった幅広い分野の中で果たす役割について再認識するため、ユネスコが2016年(平成28年)に制定。

5月17日 世界電気通信・情報社会デー 1865年5月17日、国際電気通信連合の前身である万国電信連合がフランス・パリで発足したことから。

世界中の国とより速く、より正確に連絡を取る手段として、電気通信の普及と理解を深めることを目的として、国際電気通信連合が2006年(平成18年)に制定。

5月20日 世界ミツバチの日 日付は、養蜂が盛んなスロベニアの近代養蜂の先駆者であるアントン・ヤンシャの誕生日(1734年5月20日)から。

ミツバチなどの花粉を媒介する生物の重要性と、それら花粉媒介者が直面する課題についての認識を高めるため、2017年(平成29年)12月の国連総会で制定。

5月21日 国際お茶の日 お茶の長い歴史と文化的、経済的重要性についての認識を高めるため、2019年(令和元年)12月の国連総会で制定。
5月21日 対話と発展のための世界文化多様性デー 文化の多様性の価値をより深く理解し、その保護と発展、文明間の対話を促進させることを目的として、2002年(平成14年)12月の国連総会で制定。
5月22日 国際生物多様性の日 1992年(平成4年)5月22日、ケニアのナイロビで開催された生物多様性条約交渉会議において「生物多様性条約」が採択されたことから。

生物多様性の危機とその保全の大切さを考えてもらうため、1993年(平成5年)の国連総会で制定。

この日に合わせて、生物多様性の保全に向けた普及啓発イベントが世界各地で開催されます。また、国連では森林破壊の解消のため「植樹を行なおう」と呼びかけており、これに呼応して世界中でいっせいに木を植える「グリーンウェイブ」と呼ばれる植樹イベントも開催されています。

5月23日 産科瘻孔をなくすための国際デー 産科瘻孔をなくすために意識向上を図り、行動を促進するため、2012年(平成24年)12月の国連総会で制定。

産科瘻孔(さんかろうこう)とは、難産のときに帝王切開などの適切な産科医療が受けられないと、分娩が長時間におよび、胎児の頭部が骨盤を圧迫し続けることで、膣や直腸、尿管、膀胱の一部が壊死。その部分に穴が開き、膣が膀胱や尿道、直腸とつながってしまう疾患です。

産科瘻孔になると、修復手術を受けない限り、慢性的に尿や便が膣口から流れ出てしまうため、皮膚病や腎臓病などの疾患を引き起こすおそれもあります。また、異臭がすることによって、家族や友人から見捨てられ、孤立して経済的な困窮するケースも少なくありません。

先進国での発症はほとんどみられませんが、アフリカ、南アジア、中東、ラテンアメリカなどの発展途上国において推定200万人の患者がおり、毎年5万から10万人の新規患者が生まれています。

5月29日 国連平和維持要員の国際デー 日付は、1948年(昭和23年)5月29日に最初の国連平和維持活動(国連休戦監視機構:UNTSO)が発足したことから。

国際社会の平和と安全に献身しているすべての国連平和維持要員に敬意を表するとともに、国連PKOで殉職した人々を追悼する日として、2003年(平成15年)の国連総会で制定。

5月31日 世界禁煙デー 禁煙を推進するとともに、受動喫煙を減らすため、世界保健機関(WHO)が1989年(平成元年)に制定。

2019年(令和元年)時点で世界中で10億人以上が定期的にタバコを吸っており、タバコが原因とみられるがんや心臓病によって、毎年800万人以上が亡くなっています。その内700万人以上は直接の喫煙によるもので、約120万人は受動喫煙によるものです。

日本では5月31日から6月6日までを「禁煙週間」として各地で様々な取り組みが行われています。

6月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
6月1日 国際親の日 世界中の親に敬意を表する日として、2012年(平成24年)の国連総会で制定。
6月3日 世界自転車デー 自転車を単なる交通手段としてだけでなく、SDGsの実現に貢献し、教育・健康・スポーツにも役立つツールとして位置づけ、世界中に自転車の有益性を広めるとともにその活用に取り組むことを目的として、2018年(平成30年)4月の国連総会で制定。
6月4日 侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー 1982年(昭和57年)に起きたイスラエルのレバノンへの侵略行為により、パレスチナ・レバノンの罪のない子どもたちが多数犠牲になりました。

犠牲者を追悼するとともに、身体的、精神的な虐待を受けている世界中の子どもたちの痛みを理解し、子どもの権利を守るため、1982年の国連総会で制定。

6月5日 世界環境デー 1972年(昭和47年)6月5日にスウェーデンのストックホルムで開催された国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連の補助機関である「国連環境計画」(UNEP)が創設されたことから。
これを記念するとともに、環境保全に関する関心と理解を深め、環境保全に向けた積極的な取組みを推進するため、1972年12月の国連総会で制定。

日本では1993年(平成5年)に施行された「環境基本法」で6月5日を「環境の日」に定めています。また、環境省では6月を「環境月間」としており、全国で様々な取組みが行われています。

6月5日 違法・無報告・無規制に行われる漁業との闘いのための国際デー 2016年(平成28年)6月5日、違法・無報告・無規制に行われる漁業を防止し、排除するための初の国際条約「違法漁業防止寄港国措置協定」が発効したことから。

これを記念するとともに、違法な漁業と闘い、持続可能な漁業を確保するため、2017年(平成29年)12月の国連総会で制定。

6月7日 世界食品安全デー 食品安全の問題に関する認識を高め、食品に由来する病気を防ぐための協調的・科学的行動を促進するため、2018年(平成30年)の国連総会で制定。

この日に合わせて、食品の安全に関する活動が世界各地で行われます。

6月8日 世界海洋デー 1992年(平成4年)6月8日にブラジル・リオデジャネイロで開かれた「地球サミット」で提案され、2008年(平成20年)12月の国連総会で正式に認定されました。

世界海洋デーは、地球上の7割の面積を覆う海の環境や、そこに暮らす生物を守ることを目的にしています。持続可能な開発目標(SDGs)の目標14「海の豊かさを守ろう」でも、海の環境と海洋資源の確保を世界で取り組む共通課題としています。

この日に合わせて、世界各地で海の環境保全や持続可能性に関するさまざまなイベントが開催されます。

6月12日 児童労働反対世界デー 世界中の子どもの約10人に1人が児童労働に従事しています。そのうち約半数は、心身ともに悪影響を及ぼしかねない危険な仕事に就いています。

児童労働の原因には、貧困や慣習、武力紛争、自然災害、教育機会の欠如などがあります。

子どもの教育の機会を奪い、健全な発達を侵害する児童労働の撤廃に向けた取り組みの必要性を訴えるため、国際労働機関(ILO)が2002年(平成14年)に制定。

この日に合わせて、世界各地で児童労働の問題に対して意識を高めるためのさまざまな活動が行われています。

6月13日 国際アルビニズム啓発デー アルビニズムについて正しく理解し、アルビニズムの人々に対する差別や偏見をなくすことを目的に、2014年(平成26年)12月の国連総会で制定。

アルビニズム(白皮症)は、メラニン色素合成の減少や欠損が原因で、生まれつき皮膚や毛髪、眼などの色が薄くなる遺伝性疾患です。多くの場合、視力障害を伴い、直射日光に弱く、日焼け止めの使用を怠ると皮膚がんになる危険性が高くなります。

また、世界の多くの国や地域で、アルビニズムの人々への差別や暴力が報告されています。
アフリカの一部の国では、アルビニズムの人々の内臓や身体の一部に魔術が宿っているという迷信があり、身体の一部が奪われたり、殺害される事態も確認されています。

6月14日 世界献血者デー 日付は、ABO式血液型を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞したオーストリアの病理学者カール・ラントシュタイナーの誕生日(1868年6月14日)から。

血液という「いのちを救う贈り物」に協力してくれる献血者に感謝するとともに、血液製剤を必要とする患者のために献血が欠かせないことを知ってもらうため、世界保健機関(WHO)が2005年(平成17年)に制定。

この日に合わせて、「自発的で定期的な献血」に協力してもらえるよう、世界各地でさまざまなイベントが開催されます。

6月15日 世界高齢者虐待啓発デー 世界のほとんどの国では高齢者の人口が増加しており、それに伴い高齢者への虐待も増加すると予想されています

高齢者虐待に対する意識を高めるために、2011年(平成23年)12月の国連総会で制定。

6月16日 家族送金の国際デー 世界では、2億人以上の出稼ぎ労働者の仕送りが、8億人以上の本国の家族を支えています。

低・中所得国への送金は、貧困を緩和し、栄養状態を高め、教育分野の支出増加につながり、児童労働を減らす重要な鍵となっています。

家族送金の重要性を認識するため、2018年(平成30年)6月の国連総会で制定。

6月17日 砂漠化および干ばつと闘う国際デー 日付は、1994年(平成6年)6月17日にフランスのパリで「国連砂漠化対処条約」が採択されたことから。

砂漠化を防止し、干ばつから人々を救うことを目的として、1995年(平成7年)1月の国連総会で制定。

6月18日 ヘイトスピーチと闘う国際デー ヘイトスピーチは暴力をあおり、社会の結束や寛容を弱体化させ、私たちを結びつける共通の価値観と原則を脅かし、平和と発展に害を及ぼす可能性もあります。

多様性と包摂性の尊重を促進することでヘイトスピーチを阻止し、終わらせるために、2021年(令和3年)の国連総会で制定。

6月18日 持続可能な食文化の日 持続可能な食料生産や生物多様性の保全を促進し、貧困の削減や環境保護などに向け、持続可能な食文化の重要性を多くの人々に認識してもらうため、2016年(平成28年)12月の国連総会で制定。
6月19日 紛争下の性的暴力根絶のための国際デー 紛争下の性的暴力は、社会組織を切り裂き、コミュニティーを支配・威嚇し、人々を家から追い出すために用いられる意図的な戦略として広く認識されています。

紛争下の性的暴力の根絶を目的とし、また、性的暴力の被害者や命を失ったすべての人々に敬意を表する日として、2015年(平成27年)の国連総会で制定。

6月20日 世界難民の日 2000年(平成12年)12月の国連総会で制定。
従来、この日はアフリカ統一機構(OAU)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」でした。
アフリカ及びそれ以外の地域での難民の保護と支援に対する世界的な関心を高め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や非政府組織(NGO)による活動に理解と支援を深める日にするため、「世界難民の日」に改称されました。
この日に合わせて、世界各地の難民に思いを馳せるべく、様々なイベントが実施されています。
6月21日 ヨガの国際デー 日付は、6月21日が北半球において最も昼が長くなる「夏至」になることが多く、世界各地でこの日を特別な日とする考えが共有されていることから。
2014年(平成26年)の国連総会で制定。
この日に合わせて、世界各地でヨガのイベントが行われます。
この記念日は「国際ヨーガの日」「国際ヨガの日」「国際ヨガデー」とも呼ばれます。
6月23日 国連パブリック・サービス・デー 2002年(平成14年)の国連総会で制定。
この日には、公共サービスが果たす役割を周知するよう国連加盟国に求めています。
また、地域社会における公共サービスの価値と長所を祝い、開発プロセスにおける公共サービスの貢献を強調し、公務員の仕事を認め、若者が公務員としてのキャリアを追求することを奨励しています。
6月23日 国際寡婦の日 国連総会
6月25日 船員デー 国際海事機関(IMO)
6月26日 国際薬物乱用・不正取引防止デー 国連総会
6月26日 拷問の犠牲者を支援する国際デー 国連総会
6月27日 零細・中小企業デー 国連総会
6月29日 国際熱帯デー 国連総会
6月30日 国際小惑星デー 国連総会
6月30日 議会制度の国際デー 国連総会

7月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
7月第1土曜日 協同組合の国際デー 国連総会
7月11日 世界人口デー 国連総会
7月15日 世界ユース技能デー 国連総会
7月18日 ネルソン・マンデラ国際デー 国連総会
7月20日 世界チェス・デー 国連総会
7月25日 世界溺水防止デー 国連総会
7月28日 世界肝炎デー 世界保健機関(WHO)
7月30日 国際フレンドシップ・デー 国連総会
7月30日 人身取引反対世界デー 国連総会

8月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
8月9日 世界の先住民の国際デー 国連総会
8月12日 国際青少年デー 国連総会
8月19日 世界人道デー 2003年(平成15年)8月19日、イラクで人道支援等を担っていた国連事務所が攻撃され、22名のスタッフが犠牲となり、100名以上が負傷しました。
紛争や自然災害などにより困難な生活を強いられている人々と、危険と隣り合わせになりながらも、こうした人々のために行動する「エイド・ワーカー」の双方に思いを寄せることを目的に、2008年(平成20年)の国連総会で制定。
この日に合わせて、世界人道デーにちなんだイベントが世界各地で開催されています。
8月21日 テロ被害者想起と追悼の国際デー 国連総会
8月22日 宗教および信条に基づく暴力行為の犠牲者を記念する国際デー 国連総会
8月23日 奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー ユネスコ
8月29日 核実験に反対する国際デー 国連総会
8月30日 強制失踪の被害者のための国際デー 国連総会

9月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
9月5日 国際チャリティー・デー 2012年(平成24年)の国連総会で制定。
日付は、極めて貧しく、弱い立場に置かれた人々のための活動に一生を捧げたマザー・テレサ(1910~1997)の命日9月5日にちなみます。
ボランティア活動や慈善活動の重要性について啓発し、参加を呼び掛けることを目的としています。
9月7日 青空のためのきれいな空気の国際デー 国連総会
9月8日 国際識字デー 日付は、1965年(昭和40年)9月8日にイランで開かれた世界文相会議でイランのパーレビ国王が世界各国の軍事費を削減して識字教育に回すことを提案したことから。
世界中の人々に識字の重要性を強調し、識字率の向上を図るため、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が1966 年(昭和41年)に制定。
この日に合わせて、識字の重要性を呼び掛けるイベントが世界各地で開催されます。
ユネスコでは「日常生活で用いられる簡単で短い文章を理解して読み書きできる」状態のことを識字と定義しています。
2000年時点の推定識字率は世界全体で79 %。5人に1人は読み書きができず、そのうち3分の2は女性です。
地域的にみると、南アジアと西アジアの識字率が最も低くなっています。
9月9日 教育を攻撃から守るための国際デー 国連総会
9月12日 国連南南協力デー 国連総会
9月15日 国際民主主義デー 国連総会
9月16日 オゾン層保護のための国際デー 1987年(昭和62年)9月16日に「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択されたことを記念して、1994年(平成6年)の国連総会で制定。
地球を太陽光線の有害な紫外線から守っているオゾン層の破壊をくい止め、オゾン層を保護するための日。
日本では9月を「オゾン層保護対策推進月間」と定め、行政・地方自治体などが中心に、オゾン層保護やフロン対策に関する普及啓発活動を行っています。
オゾン層は太陽光からの有害な紫外線を吸収して、地上の生物を守っています。
フロン類はこのオゾン層を破壊し、地球温暖化も促進してしまう化学物質です。
日本では、世界に先駆けて1988年(昭和63年)に「オゾン層保護法」を制定し、オゾン層破壊物質の生産規制や排出抑制に取り組んでいます。
9月17日 世界患者安全の日 患者安全を促進することへの人々の意識・関心を高め、国際的な理解を深めるとともに、加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすることを目的として、世界保健機関(WHO)が2019年に制定。
この日に合わせて、世界各地で普及啓発活動が行われます。
9月18日 平等な賃金の国際デー 国連総会
9月21日 国際平和デー 平和の理想を記念・強化するため、1981年(昭和56年)の国連総会で制定。
日付は、国連総会開催日である9月の第3火曜日とされ、開会式では各国代表がこの日を記念して1分間の黙祷を行うことが慣例となっていました。
2002年(平成14年)から国際平和デーの日付を9月21日に変更。以後、世界の停戦と非暴力の日として、すべての国と人々に、この日一日は敵対行為を停止するよう求めています。
この日、ニューヨークの国連本部では国連事務総長が「平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われます。
この鐘は、多くの国の国連代表者やローマ法王、子どもたちなど、世界中の人びとから集められた硬貨で鋳造され、日本から国連に寄贈されたものです。
9月23日 手話言語の国際デー 国連総会
9月26日 核兵器の全面的廃絶のための国際デー 国連総会
9月27日 世界観光デー 1970年(昭和45年)9月27日に「世界観光機関憲章」が採択されたことを記念して、世界観光機関が1979年(昭和54年)に制定。
国際社会における観光の役割についての認識を高め、観光の与える社会的、文化的、政治的、経済的な価値を示すことを目的としています。
この日に合わせて、観光推進のためのイベントが世界各地で開催されます。
9月28日 情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デー ユネスコ
9月29日 食料のロスと廃棄に関する啓発の国際デー 国連総会
9月30日 国際翻訳デー 国連総会
9月最終木曜日 世界海事デー 国際海事機関

10月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
10月1日 国際高齢者デー 国連総会
10月2日 国際非暴力デー 国連総会
10月5日 世界教師デー 1966年(昭和41年)10月5日に「教員の地位に関する勧告」が調印されたことを記念し、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が1994年(平成6年)に制定。
世界教師デーは、教育者の立場を認め、評価し、改善することに焦点をあて、教師や教育に関する問題を検討する機会とすることを目的としています。
10月第1月曜日 世界ハビタット・デー 国連総会
10月9日 世界郵便の日 万国郵便連合
10月10日 世界メンタルヘルス・デー 世界保健機関(WHO)
10月第2土曜日 世界渡り鳥デー 国連環境計画(UNEP)
10月11日 国際ガールズ・デー 国連総会
10月13日 国際防災の日 国連総会
10月15日 農山漁村女性のための国際デー UN Women
10月16日 世界食料デー 1945年(昭和20年)10月16日に国際連合食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念し、FAOが1981年(昭和56年)に制定。
世界食料デーは、世界の食料問題を考える日です。
世界中の人々が協力しあい、最も重要な基本的人権である「食料への権利」を現実のものにし、世界に広がる飢餓、栄養不良、極度の貧困を解決することを目的としています。
この日に合わせて、食料問題に関する国際的な政策を話し合う「世界食料安全保障委員会(CFS)」が開催されるほか、世界各地で食糧問題に関する様々なイベントが開催されます。
日本では2008年(平成20年)から10月を「世界食料デー」月間とし、日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動する団体・企業・行政・大学・国連機関が共同で情報発信を行っています。
10月17日 貧困撲滅のための国際デー 1987年(昭和62年)10月17日、フランスの司祭ジョゼフ・ウレザンスキ(1917~1988)の呼びかけによって、世界人権宣言(1948年)が署名されたパリのシャイヨ宮に世界中から10万人が集まりました。
彼らは、飢餓、無知および暴力の犠牲者を追悼し、世界中で貧困撲滅のために闘う人々との連帯を表明。貧困は人権侵害であるとしました。
この結果、多くの国が10月17日を「極貧と闘う日」に制定。
そして、1992年(平成11年)の国連総会において、10月17日を「貧困撲滅のための国際デー」に制定しました。
10月20日 世界統計デー 国連統計委員会
10月24日 国連デー 1945年(昭和20年)10月24日、国際連合憲章が発効して国際連合(国連)が正式に発足したことから。
これを記念して1948年(昭和23年)からこの日を「国連デー」(国連の日)としています。

国際連合は、第二次世界大戦の勃発を防げなかった国際連盟(第一次世界大戦後の1920年に設立)の反省を踏まえ、1945年(昭和20年)10月に51か国の加盟国で設立されました。
2022年における国連加盟国は193か国です。

日本は1952年(昭和27年)に国連に加盟を申請。
日本の申請は同年の国連安全保障理事会で10対1の圧倒的多数の賛成を得るも、ソ連の拒否権により否決。
1956年(昭和31年)10月に日ソ共同宣言を締結して、日ソ間の国交が回復。
同年12月12日の安全保障理事会で日本の国連加盟が承認され、同月18日の国連総会において全会一致で加盟が承認されました。
日本は80番目の国連加盟国となり、国際社会に本格的に復帰しました。

10月24日 世界開発情報の日 国連総会
10月27日 世界視聴覚遺産デー ユネスコ
10月31日 世界都市デー 国連総会

11月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
11月2日 ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー 国連総会
11月5日 世界津波の日 国連総会
11月6日 戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー 国連総会
11月10日 平和と開発のための世界科学デー ユネスコ
11月14日 世界糖尿病デー 日付は、インスリンを発見したカナダの医学者フレデリック・バンティングの誕生日(1891年11月14日)にちなみます。

国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が1991年(平成3年)に制定。
2006年(平成18年)12月の国連総会において国連の記念日として定められました。国際デーの一つです。

この日に合わせて、世界各地で糖尿病に関するイベントやシンポジウムが開催されます。
当日は、世界各国の観光施設や歴史的建造物などがシンボルカラーである青色にライトアップされます。
日本でも、東京タワーや通天閣、岐阜城、松江城、鎌倉大仏などがこれまでにブルーライトアップされています。

11月第3日曜日 交通事故の犠牲者を追悼する世界デー 国連総会
11月16日 国際寛容デー 1995年(平成7年)11月16日、ユネスコ総会で「寛容に関する原則の宣言」が採択されました。
これに基づいて1996年(平成8年)12月の国連総会で「国際寛容デー」を制定。

寛容とは、普遍的な人権と他者の基本的自由を認めることであり、寛容をもってのみ、世界各地に存在する多様な社会が存続しうるとしています。

この日に合わせて、ユネスコでは2年ごとに「寛容と非暴力の推進に関するユネスコマダンジート・シン賞」を発表。
この賞は、科学・芸術・文化・コミュニケーションの分野において寛容さと非暴力に対して特に功績のあった機関・団体・個人に授与されます。

11月19日 世界トイレの日 国連総会
11月第3木曜日 世界哲学デー ユネスコ
11月20日 アフリカ工業化の日 国連総会
11月20日 世界こどもの日 日付は、1959年(昭和34年)11月20日に「児童の権利に関する宣言」が、その30年後の1989年(平成元年)11月20日に「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」が国連総会で採択されたことから。
この条約によって、世界中で子どもの保護への取り組みが進みました。

世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、1954年(昭和29年)12月の国連総会で「世界こどもの日」を制定。
国連はすべての加盟国に対して「こどもの日」を制定することを勧告しました。
日本では5月5日の「こどもの日」をそれに当てました。

この日に合わせて、子どもの権利の認識向上と子どもの福祉の向上を図るため、世界中で子どもたちが主体となって参加するイベントが行われます。

11月21日 世界テレビ・デー 国連総会
11月25日 女性に対する暴力撤廃の国際デー 日付は、1960年(昭和35年)11月25日にドミニカ共和国の独裁政治に反対運動を行っていたミラバル3姉妹が政府によって暗殺されたことから。

1981年(昭和56年)の第1回ラテンアメリカ・カリブ海地域女性会議において、11月25日を「女性への暴力に対する闘争と啓発の日」としました。

さらに、1999年(平成11年)12月の国連総会でこの日を「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」に制定。女性や女児に対するあらゆる暴力の撤廃を目的としています。

また、11月25日から12月10日の「世界人権デー」までの期間を「性差別による暴力廃絶活動の16日間」とし、世界各地で啓発活動が行われます。

日本では、11月12日から11月25日まで2週間、「女性に対する暴力をなくす運動」が内閣府によって実施されます。
期間中、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、東京スカイツリーなど、全国各地の観光名所や公共施設が紫色にライトアップされる「パープル・ライトアップ」が行われます。

11月29日 パレスチナ人民連帯国際デー 国連総会
11月30日 化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日 国連

12月の国際デー

日付 国際デー 制定・由来
12月1日 世界エイズデー 世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的として、国連の専門機関である世界保健機関(WHO)が1988年(昭和63年)に制定。

この日に合わせて、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

12月2日 奴隷制度廃止国際デー 1949年(昭和24年)12月2日、国連総会で「人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約」が採択されたことにちなみます。

「奴隷制度廃止国際デー」は、人身売買、性的搾取、悪質な児童労働、強制結婚、武力紛争に利用する目的での児童の強制徴兵など、現代における奴隷制の撲滅を目的としています。

12月3日 国際障害者デー 国連総会
12月5日 国際ボランティア・デー 国連総会
12月5日 世界土壌デー 国際連合食糧農業機関(FAO)
12月7日 国際民間航空デー 国際民間航空機関(ICAO)
12月9日 ジェノサイド犠牲者の尊厳を想起しその犯罪防止を考える国際デー 国連総会
12月9日 国際腐敗防止デー 国連総会
12月10日 人権デー 1948年(昭和23年)12月10日、フランス・パリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことを記念して、1950年(昭和25年)12月の国連総会で制定。

法務省の人権擁護機関では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日~10日)を「人権週間」と定め、全国的に啓発活動を展開し、国民に人権尊重思想の普及高揚を呼びかけています。

12月11日 国際山岳デー 国連総会
12月12日 国際中立デー 日付は、1995年(平成7年)12月12日の国連総会でトルクメニスタンが「永世中立国」として承認されたことから。
世界の平和を促進する記念日として、2017年(平成29年)2月の国連総会で制定。

1991年(平成3年)にソビエト連邦(1922年~1991年に存在した社会主義国家。ロシアのモスクワが首都)から独立した中央アジアのトルクメニスタン。
トルクメニスタンのサパルムラト・ニヤゾフ初代大統領(1940~2006)は、国の基本政策として「中立」を打ち出しました。
また、軍事力は自国を守るためだけに使うことを表明しました。

永世中立国としてはスイスとオーストリアが知られていますが、国連の承認を得た国はトルクメニスタンだけです。

12月12日 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ国際デー 国連総会
12月18日 国際移民デー 国連総会
12月20日 人間の連帯国際デー 国連総会
12月27日 国際疫病対策の日 国連総会

【関連・参考サイト】
国際デー(国連広報センター)
国際デー(Wikipedia)