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5月10日は何の日

5月10日は「日本気象協会創立記念日」「愛鳥週間(10~16日)」「地質の日」です。

他には「黒糖の日」「コットンの日」「リプトンの日」など全20個の記念日があります。

月日 記念日
5月9日 「アイスクリームの日」「メイクの日」
5月10日 「日本気象協会創立記念日」「愛鳥週間(10~16日)」「地質の日」
5月11日 「長良川鵜飼開き」
月日 出来事
5月9日 北海道近海でメイストームが発生し犠牲者361人(1954年)
5月10日 アメリカで世界初の母の日を開催(1908年)
5月11日 大津事件 – 来日中のロシア皇太子が警衛の巡査に切りつけられる(1891年)
誕生日 偉人
5月9日 ジョン・ブラウン(奴隷制度廃止運動家)
5月10日 トーマス・リプトン(リプトン紅茶の創業者)
5月11日 サルバドール・ダリ(画家)
誕生日 誕生花 花言葉
5月9日 クレマチス 「精神の美」「旅人の喜び」「策略」
5月10日 アヤメ(アイリス) 「よい便り」「メッセージ」「希望」
5月11日 リンゴ 「優先」「好み」「選択」
今日の名言

人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。
とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。

- 福沢諭吉 -

(江戸時代末期から明治初期の中津藩士、啓蒙思想家、教育者 / 1835~1901)

以下では5月10日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、5月10日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

5月10日の記念日・行事

5月10日の記念日・行事は「日本気象協会創立記念日」「愛鳥週間(10~16日)」「地質の日」などです。

日本気象協会創立記念日

1950年(昭和25年)5月10日、運輸省(現在の国土交通省)所管の財団法人気象協会(現在の一般財団法人日本気象協会)が設立されたことから。

1993年(平成5年)の「気象業務法」改正(天気予報の自由化)により一般向け予報業務の許可が取得しやすくなるまでは、テレビ・ラジオなどへの気象情報の提供は日本気象協会がほぼ独占的に行っていました。

現在、日本気象協会は、マスメディアに対する気象情報の提供のほか、防災や環境などに関するコンサルティングサービスも行っています。
また、自社の天気予報サイト「tenki.jp」も運用しています。

天気

【関連・参考サイト】
日本気象協会(Wikipedia)
天気予報の自由化(Wikipedia)
日本気象協会

愛鳥週間(10~16日)

戦後、GHQの職員として日本に滞在したアメリカの鳥類学者オリバー・L・オースティンJr. の提唱により、1947年(昭和22年)に日本鳥類保護連盟は人々の愛鳥保護思想を高めるため、4月10日を「バードデー」に制定しました。

その後、この日は北国では積雪が残り、夏鳥が渡来する前であるという理由から、1か月ずらして5月10日に変更されました。

1950年(昭和25年)からは野鳥を愛護する期間として、5月10日から16日までの1週間を「愛鳥週間」に制定しました。

愛鳥週間には、環境省と日本鳥類保護連盟が「全国野鳥保護のつどい」を開催。また、地方自治体や野鳥保護団体、自然保護団体などが、全国各地で探鳥会、自然観察会などのイベントを開催しています。

カワセミ

【関連・参考サイト】
愛鳥週間(Wikipedia)
日本鳥類保護連盟

地質の日

1876年(明治9年)5月10日、アメリカの鉱山学者でお雇い外国人として日本に招かれたベンジャミン・スミス・ライマンらによって、日本で初めてとなる地質図「日本蝦夷地質要略之図」(200万分の1)が作成されたことから。
また、1878年(明治11年)5月10日に地質の調査を行う組織として内務省地理局地質課が設置されたことから。

地層、岩石、土壌などで構成される大地の性質である「地質」について、多くの人に理解を深めてもらうため、一般社団法人日本地質学会が制定。

この日に合わせて、全国各地の博物館や大学などの研究機関では講演会や野外観察会などのイベントを開催しています。

お雇い外国人とは

お雇い外国人(おやといがいこくじん)とは、幕末や明治にかけて、日本政府や各府県、学校などによって指導者・教師として雇用された外国人のことです。

明治の日本は、近代化に向けてお雇い外国人から様々な技術や考え方を学び、殖産興業・富国強兵を推し進めました。

国別ではアメリカ・イギリス・ドイツ・フランスから多く雇用されました。

医学教育ではドイツから、鉄道・鉱山はイギリスから、造船・陸軍教育はフランスから、教育・農業はアメリカから多く採用されました。

仏ヶ浦

【関連・参考サイト】
ベンジャミン・スミス・ライマン
日本地質学会

5月10日の記念日一覧

5月10日の記念日は全部で20個あります。

5月10日の記念日・行事
記念日 由来・制定
日本気象協会創立記念日 1950年5月10日に日本気象協会が設立されたことから。
愛鳥週間(10~16日) 日付は野鳥の活動が活発になる時期に。
愛鳥保護思想を高めるため、(公財)日本鳥類保護連盟が制定。
地質の日 1876年5月10日にアメリカの鉱山学者ベンジャミン・スミス・ライマンが日本初の広域的な地質図「日本蝦夷地質要略之図」を作成したことから。
大地の性質である「地質」について理解を深めてもらうため、(一社)日本地質学会が制定。
街区表示板の日 1962年5月10日に「住居表示に関する法律」が施行されたことから。
街区表示板は街区を表示している細長いプレートで電柱などに設置されます。
黒糖の日 「こ(5)くとう(10)」と読む語呂合わせから。
沖縄黒糖の消費拡大のため、沖縄県含みつ糖対策協議会が制定。
コットンの日 「コッ(5)トン(10)」と読む語呂合わせと、コットンが店頭販売の最盛期を迎えることから。
手ざわりの優しさやさわやかさなどの魅力を伝えるため、日本紡績協会が制定。
メイトーの日 5月(May=メイ)と10日(トー)を組み合わせて「メイトー」と読む語呂合わせから。
自社商品ブランドの「メイトー」の魅力を伝えるため、協同乳業(株)が制定。
コンクリート住宅の日 「コ(5)ンクリート(10)」と読む語呂合わせから。
地震や火災に強く、長期間使えるコンクリート住宅の性能やデザインの良さを知ってもらうため、RC-Z家の会共同組合が制定。
ファイトの日 5と10で「リポビタンD」の合い言葉「ファイト!一発!」の「ファイト」と読む語呂合わせから。
リポビタンDを飲んで疲労を回復し、元気になって欲しいとの願いを込めて、大正製薬(株)が制定。
ダンテの日 (株)カウカウフードシステムが制定。
五島の日 「ご(5)とう(10)」(五島)と読む語呂合わせから。
五島列島の魅力を伝えるため、五島市と新上五島町が制定。
ミリオンゴッドの日 「ゴッ(5)ド(10)」と読む語呂合わせから。
パチスロ「ミリオンゴッド」の魅力を伝えるため、(株)ユニバーサルエンターテインメントが制定。
黄金糖の日 「05(黄金)10(糖)」と読む語呂合わせから。
宝石のようにキラキラと輝く四角柱の形の飴「黄金糖」をより多くの人に知ってもらうため、(株)黄金糖が制定。
コメドの日 「コ(5)メド(10)」と読む語呂合わせと、「コ(5)メド・一(1)緒に・治そう(0にしよう)」の意味を込めて。
ニキビの前段階の「コメド」の認知度を高め、ニキビの早期治療を促すため、マルホ(株)が制定。
金鳥「コンバット」の日 「コ(5)ンバット(10)」と読む語呂合わせと、商品のキャッチフレーズである「巣ごと(510)丸ごと(510)ゴキブリ退治」と読む語呂合わせから。
5月上旬から活発化するゴキブリを金鳥「コンバット」で対策をしてもらうため、大日本除虫菊(株)が制定。
こいのわの日 「こ(5)い(1)のわ(0)」と読む語呂合わせから。
社会全体で若者の結婚を応援する機運を高めるため、広島県が制定。
VIOケアの日 日付は「VIO」をローマ数字の「V」から5、アルファベットの「IO」を数字の10に見立てて。
夏に向けてVIOゾーンをケアして快適な生活を送って欲しいとの願いを込めて、シック・ジャパン(株)が制定。
五十音図・あいうえおの日 日付は5と10で「五十音図」の「五十」に当てはめたもの。
「ことば」に思いを馳せる機会にして欲しいとの願いを込めて、山代温泉観光協会が制定。
リプトンの日 リプトンの創業者であるトーマス・リプトンの誕生日(1850年5月10日)から。
おいしい紅茶を楽しみながら大切な人と楽しい時間を過ごして欲しいとの願いを込めて、エカテラ・ジャパン・サービス(株)が制定。
ごろっとサーモンの日 「ご(5)ろっと(10)」と読む語呂合わせから。
料理の手間が省ける「ごろっとサーモン丼」を活用して、ゆっくり過ごして欲しいとの思いから、マリンフーズ(株)が制定。
毎月10日の記念日
イカの日 イカの水揚げ量日本一を誇る青森県八戸市の「イカの街はちのへ まちづくり研究会」が制定。
日付は、イカの足が10本あることから毎月10日に。
コッペパンの日 丸十のコッペパンをより多くの人に知ってもらいたいと、全日本丸十パン商工業協同組合が制定。
日付は、丸十の「十」から毎月10日に。
アメリカンフライドポテトの日 アメリカンフライドポテトの販売促進のため、米国ポテト協会が制定。
日付は「ポテト(10)」と読む語呂合わせから毎月10日に。
糖化の日 老化の原因物質である「AGE」の数値を知ることで病気の予防に役立ててもらおうと、AGE測定推進協会が制定。
日付は「とうか(10日)」(糖化)と読む語呂合わせから毎月10日に。
スカイプロポーズの日 空中でのプロポーズを「スカイプロポーズ」と名付け、多くの人に結婚を決めるチャンスを提供したいと、(株)ジェー・ピー・ディー清水が制定。
日付は、天空の「天(テン)=10」から毎月10日に。

【関連・参考サイト】
5月10日(Wikipedia)
日本記念日協会

5月10日の出来事

5月10日の出来事は「アメリカで世界初の母の日を開催(1908年)」などです。

アメリカで世界初の母の日を開催(1908年)

母

アメリカの社会活動家のアン・ジャービス(1832~1905)は、アメリカの南北戦争中、「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するための活動を行いました。

アン・ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービス(1864~1948)は亡き母をしのんで、1907年(明治40年)5月12日に教会で記念会を開催し、母の好きだった白いカーネーションを捧げました。これが「母の日」の起源とされます。

アンナの母への想いに人々は感動し、1908年(明治41年)5月10日に同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝いました。アンナは参加者全員に白いカーネーションを贈りました。
このことからカーネーションが母の日のシンボルとなりました。

アンナ・ジャービスは「母の日」を国中で祝うことを提案。1914年(大正3年)に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められました。

日本でも1949年(昭和24年)ごろからアメリカにならって5月の第2日曜日に母の日が行われるようになりました。

【関連・参考サイト】
母の日(Wikipedia)

5月10日の出来事一覧

5月10日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

5月10日の出来事
年月日 出来事
1857年5月10日 インドでイギリスの植民地支配に対する反乱が起こる。(インド大反乱)
インド大反乱(Wikipedia)
1876年5月10日 フィラデルフィア万国博覧会が開幕。11月10日まで。
フィラデルフィア万国博覧会(Wikipedia)
1908年5月10日 アメリカ・フィラデルフィアの教会で世界初の「母の日」を実施。
母の日(Wikipedia)
1994年5月10日 南アフリカ大統領にネルソン・マンデラが就任。南アフリカで初の黒人政権。
ネルソン・マンデラ(Wikipedia)

5月10日生まれの偉人・有名人

5月10日生まれの偉人・有名人は「トーマス・リプトン(リプトン紅茶の創業者)」「藤あや子(演歌歌手」)「草刈民代(女優)」などです。

トーマス・リプトン(リプトン紅茶の創業者)

トーマス・リプトン

1848年5月10日、トーマス・リプトンは、スコットランドのグラスゴーで小さな食料品店を営むアイルランド系の両親のもとに生まれました。

10歳のころから自力で学費を稼ぎながら夜学に通い、13歳のときに蒸気船の船員となりました。

15歳のときにアメリカに渡ってさまざまな仕事に就き、18歳からはニューヨークの百貨店の食品部門に就職しました。

1869年(明治2年)、21歳のときにグラスゴーに戻り、自分の食料品店を開きました。

ユーモア溢れる宣伝広告によってこの店を成功させると各地に店舗を展開し、1890年(明治23年)にはイギリスの大都市を網羅する小売ネットワーク網を作り上げました。

1888年(明治21年)、40歳のときに紅茶事業に参入。リプトンは紅茶を好条件で仕入れるため、イギリス統治下のセイロン島の広大な農園を買い取り、紅茶の栽培経営を始めました。

リプトンは紅茶をそれまでよりも安く販売したため、労働者階級でも紅茶が飲めるようなり、本格的な紅茶ブームに火をつけました。

1895年(明治28年)には英国王室御用達の茶商の勅許状を与えられ、また、多額の財産を寄付するなどの慈善活動により、1898年(明治31年)にはヴィクトリア女王からナイトの称号を授与されました。

リプトンはスポーツマンとしても知られ、国際ヨットレースのアメリカズカップにシャムロック号で5回にわたり挑戦しました。

1931年(昭和6年)10月にトーマス・リプトンは死去、83年の生涯を閉じました。リプトンは生涯独身でした。

【関連・参考サイト】
トーマス・リプトン(Wikipedia)

5月10日生まれの偉人・有名人一覧

5月10日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

5月10日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
850年5月10日 清和天皇 第56代天皇 30歳没
1265年5月10日 伏見天皇 第92代天皇 52歳没
1848年5月10日 トーマス・リプトン 紅茶ブランド「リプトン」の創業者 83歳没
1925年5月10日 橋田壽賀子 脚本家 95歳没
1933年5月10日 扇千景 女優、政治家 89歳没
1961年5月10日 藤あや子 演歌歌手 62歳
1965年5月10日 草刈民代 バレリーナ、女優 58歳
1967年5月10日 武田修宏 プロサッカー選手 56歳
1993年5月10日 志田未来 女優 30歳

5月10日の誕生花

5月10日の誕生花は「アヤメ(アイリス)」「アゲラタム」です。

アヤメ(アイリス)の花言葉は「よい便り」「メッセージ」などです。

ギリシア神話で神々の王ゼウスの求愛に困った侍女のイリスは、ゼウスの妻ヘラに頼んで虹を渡る女神へ姿を変えてもらい、神々の使者となりました。

(ヘラは七色に輝く首飾りをイリスの首にかけ、さらに神の酒を3滴イリスの頭にふりかけました。するとイリスは虹の女神へと姿を変え、地上に落ちた酒のしずくがアイリスの花になったといいます。)

「よい便り」「メッセージ」は、虹を渡って届けられる便りにちなむもので、アヤメ(アイリス)属に共通する花言葉です。

5月10日の誕生花
誕生花 花言葉
アヤメ(アイリス) 「よい便り」「メッセージ」「希望」
アゲラタム 「信頼」「安楽」

アヤメ(開花時期:5月)

アヤメ
photo: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

アゲラタム(開花時期:5月~11月)

アゲラタム
photo: yewchan

【関連・参考サイト】
5月10日の誕生花


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