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2月2日は何の日

2月2日は「バスガールの日」「国際航空業務再開の日」「世界湿地の日」です。

他には「情報セキュリティの日」「頭痛の日」「夫婦の日」「おじいさんの日」「麩の日」「くちびるの日」「ツインテールの日」「カップルの日」など全25個の記念日があります。

月日 記念日
2月1日 「テレビ放送記念日」「琉球王国建国記念の日」
2月2日 「バスガールの日」「国際航空業務再開の日」「世界湿地の日」
2月3日 「大岡越前の日」「のり巻きの日(節分)」
月日 出来事
2月1日 火曜日の放火魔事件の犯人逮捕(1977年)
2月2日 ディアトロフ峠事件 – 若者9人が不可解な死(1959年)
2月3日 北陸線列車雪崩直撃事故 – 90人が犠牲に(1922年)
誕生日 偉人
2月1日 沢村栄治(伝説の剛速球投手)
2月2日 ジョゼフ・バンクス(探検家、博物学者)
2月3日 シモーヌ・ヴェイユ(哲学者)
誕生日 誕生花 花言葉
2月1日 ウメ 「高潔」「忠実」「忍耐」
2月2日 スノードロップ 「希望」「慰め」
2月3日 ツバキ 「控えめな優しさ」「誇り」
今日の名言

自分を愛せない人を他人は決して愛しません。
人から愛されたいと思うなら、まず自分自身を愛することから始めなさい。

- ジョセフ・マーフィー -

(米国で活動したアイルランド出身の宗教者、著述家 / 1898~1981)

以下では2月2日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、2月2日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

2月2日の記念日・行事

2月2日の記念日・行事は「バスガールの日」「国際航空業務再開の日」「世界湿地の日」などです。

バスガールの日

1920年(大正9年)2月2日、東京市街自動車の乗合バスに日本初のバスガールが登場したことから。

19歳から30歳までの37人のバスガールが新宿 – 築地間の路線で車掌として勤務。

バスガールの制服は、黒のツーピースに白襟の洋服とベレー帽というハイカラな服装でした。
また、初任給の35円も当時としては高給待遇であったために話題になりました。

東京市街自動車(後に東京乗合自動車に改称)は1919年(大正8年)3月1日から営業を開始し、当初は少年車掌を乗務させていましたが、乗客から徴収した運賃の隠匿が多く、女性車掌を採用するようになったといわれます。

東京乗合自動車のバスと女性車掌(1934年)
東京乗合自動車のバスと女性車掌(白襟嬢)

【関連・参考サイト】
東京乗合自動車(Wikipedia)

国際航空業務再開の日

1954年(昭和29年)2月2日、戦後GHQにより禁止されていた国際航空業務が日本航空により再開されたことから。

戦後初の国際線定期便は東京(羽田) – ホノルル経由 – サンフランシスコ線でした。
また、同年2月5日には当時アメリカの占領下にあり、「国際線」扱いであった沖縄線(羽田 – 那覇)の運航も開始されました。

JAL客室乗務員(1951年)
JAL 客室乗務員(1951年)

【関連・参考サイト】
日本航空の歴史(Wikipedia)

世界湿地の日

1971年(昭和46年)2月2日、イランの都市ラムサールで湿地の保存に関する「ラムサール条約」が採択されたことから。
世界中の人々に湿地への関心を持ってもらうことを目的として、ラムサール条約事務局が1996年(平成8年)に制定。

さらに2021年(令和3年)8月、国連総会はこの日を国際デーとする決議を採択しました。

この日に合わせて、世界各地で湿地を守っていくためのイベントが開催されます。

ラムサール条約とは

条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいますが、一般には採択の地(イランの都市)にちなんで「ラムサール条約」と呼ばれています。

ラムサール条約で定義する湿地には、湿原、湖沼、ダム湖、河川、ため池、湧水地、水田、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。

水鳥の生息地としてだけでなく、私たちの生活を支える重要な生態系として、湿地の保全・再生を呼びかけています。

日本における登録湿地は「釧路湿原(北海道)」「クッチャロ湖(北海道)」「谷津干潟(千葉県)」「琵琶湖(滋賀県)」「漫湖(沖縄県)」など53か所です(2021年12月現在)。

水鳥

【関連・参考サイト】
ラムサール条約(Wikipedia)
日本のラムサール条約登録地一覧(Wikipedia)

2月2日の記念日一覧

2月2日の記念日は全部で25個あります。

2月2日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
2月2日 バスガールの日
2月2日 国際航空業務再開の日
2月2日 世界湿地の日 国際デー(国連総会)
2月2日 情報セキュリティの日 情報セキュリティ政策会議
2月2日 頭痛の日 頭痛撲滅委員会
2月2日 夫婦の日 末広幸子氏
2月2日 おじいさんの日 伊藤忠食品(株)
2月2日 2連ヨーグルトの日 森永乳業(株)
2月2日 麩の日 全国製麩工業会
2月2日 ストレッチパンツの日 (株)バリュープランニング
2月2日 くちびるの日 (株)わかさ生活
2月2日 ツインテールの日 (株)ラフバレー
2月2日 つぼ漬の日 九州新進(株)
2月2日 街コンの日 (株)リンクバル
2月2日 網の日 イケセン(株)
2月2日 人事の日 (株)HRビジョン
2月2日 フレンチ・クレープデー (株)グループセブ ジャパン
2月2日 南アフリカワインの日 国分グループ本社(株)
2月2日 カップルの日 (株)ザ・キッス
2月2日 VRの日 エンターテインメントXR協会
2月2日 チタンアクセサリーの日 レジエ(株)
2月2日 オーツ麦の日 ダノンジャパン(株)
2月2日 No.2の日 日本No.2協会
2月2日 日本製ファッションの日 南出メリヤス(株)
2月2日 ホットプレートごはんの日 BRUNO(株)
毎月2日の記念日
日本旅行の日 お得な旅行プランのPRのため、(株)日本旅行が制定。
Life2.0の日 前向きに自分らしく行動する生き方を「Life2.0」と名付けているマニュライフ生命保険(株)が、未来について考えるきっかけの日にしてほしいと制定。
日付は「Life2.0」から2日、さらに一年を通じて何かを始める日にしてほしいとの思いから毎月に。

【関連・参考サイト】
2月2日(Wikipedia)
日本記念日協会

2月2日の出来事

2月2日の出来事は「ディアトロフ峠事件 – 若者9人が不可解な死(1959年)」などです。

ディアトロフ峠事件 – 若者9人が不可解な死(1959年)

ディアトロフ峠事件
ディアトロフ峠事件の犠牲者の慰霊碑

1959年(昭和34年)2月2日の夜、当時のソ連領ウラル山脈北部で雪山登山をしていたウラル工科大学の学生ら9人が不可解な死を遂げました。

一行は摂氏マイナス30度の極寒の中、テントを内側から引き裂いて靴下や裸足で外に飛び出したとされています。

遺体に争った形跡はありませんが、2体に頭蓋骨骨折が見られ、別の2体は肋骨を損傷、1体は眼球および舌を失っていました。
また、何人かの犠牲者の衣服から高い線量の放射性物質が検出されました。

事件は人里離れた雪山で発生し生還者も存在しないため、いまだに全容が解明されていません。
当時のソ連の捜査当局は「抗いがたい自然の力」によるものとし、ソ連当局はそれ以降、口を閉ざしました。

詳細が不明なままにされたことで、秘密の軍事実験説やUFO説、イエティの襲撃説など、さまざまな説がささやかれました。

2020年(令和2年)7月、2018年から事件を再調査していたロシア検察当局は「被害者らは雪崩で死亡した」とする結論を発表しました。

【関連・参考サイト】
ディアトロフ峠事件(Wikipedia)

2月2日の出来事一覧

2月2日の出来事
年月日 出来事
1940年2月2日 衆議院で斎藤隆夫が軍部の日中戦争処理方針を非難する反軍演説を行う。
反軍演説(Wikipedia)
1956年2月2日 京阪神急行電鉄宝塚線庄内駅において、車両故障時の対応の不手際から、激怒した乗客が線路を封鎖して電車を止める。(庄内事件)
庄内事件(Wikipedia)
1959年2月2日 ソビエト連邦のウラル山脈山中において、ディアトロフ峠事件が発生し、登山者9人が怪死。
ディアトロフ峠事件(Wikipedia)
2011年2月2日 大相撲野球賭博問題における警視庁の捜査で、押収した力士の携帯電話から八百長を行っていたメールの存在が明らかになる。(大相撲八百長問題)
大相撲八百長問題(Wikipedia)

2月2日生まれの有名人

2月2日生まれの有名人は「ジョゼフ・バンクス(探検家、博物学者)」「スタン・ゲッツ(ジャズミュージシャン)」「劇団ひとり(お笑いタレント)」などです。

ジョゼフ・バンクス(探検家、博物学者)

ジョゼフ・バンクス

1743年2月2日、ジョゼフ・バンクスは、イギリス・ロンドンの裕福な家庭に生まれました。

少年期より植物研究を志し、17歳のときにオックスフォード大学に入学するも、講義にはほとんど出席せず、独学で植物学の勉強に精を出しました。
大学は学位を取らぬまま退学しています。

18歳のときに父が死去し、巨額の遺産を相続。

23歳のときに王立協会の会員に選出されると、世界各地を旅行し、広く博物学資料の収集を行いました。

25歳のときには、ジェームズ・クック船長とともに、ニュージーランドおよびオーストラリアへの航海(1768年~1771年)に出かけ、大量の植物標本の収集を行いました。

バンクスは、旺盛な好奇心と豊富な財力を味方にして、自ら危険な探検旅行に出かけるだけでなく、多くのプラント・ハンターを各地に派遣して植物を収集しました。

1778年、35歳のときに王立協会の会長に選出されると、その後42年間会長職を続け、生涯を通してイギリス自然科学界の発展に寄与しました。

1820年6月、ジョゼフ・バンクスは死去、77年の生涯を閉じました。

【関連・参考サイト】
ジョゼフ・バンクス(Wikipedia)

2月2日生まれの有名人一覧

2月2日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1743年2月2日 ジョゼフ・バンクス イギリスの探検家、博物学者 77歳没
1924年2月2日 ソニー・スティット アメリカのジャズ・サクソフォーン奏者 58歳没
1927年2月2日 スタン・ゲッツ アメリカのジャズ・サクソフォーン奏者 64歳没
1950年2月2日 天龍源一郎 プロレスラー 73歳
1976年2月2日 遼河はるひ 女優 47歳
1977年2月2日 劇団ひとり お笑いタレント 46歳

2月2日の誕生花

2月2日の誕生花は「スノードロップ」「パンジー」です。

スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」です。

これらの花言葉は、天使がアダムとイヴを慰めるため、舞い落ちる雪をスノードロップに変えたという言い伝えに由来します。

月日 誕生花 花言葉
2月2日 スノードロップ 「希望」「慰め」
2月2日 パンジー 「もの思い」「私を思って」

スノードロップ(開花時期は2月~3月)

スノードロップ
photo: M’s photography

パンジー(開花時期は10月~5月)

パンジー
photo: Cassandra Jowett

【関連・参考サイト】
2月2日の誕生花


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