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5月22日は何の日

5月22日は「ガールスカウトの日」「国際生物多様性の日」です。

他には「サイクリングの日」「たまご料理の日」「ほじょ犬の日」など全8個の記念日があります。

月日 記念日
5月21日 「リンドバーグ翼の日」「小学校開校の日」
5月22日 「ガールスカウトの日」「国際生物多様性の日」
5月23日 「ラブレターの日」「キスの日」「産科瘻孔をなくすための国際デー」
月日 出来事
5月21日 津山事件 – 死者30人の大量殺人事件が発生(1938年)
5月22日 観測史上最大のチリ地震が発生(1960年)
5月23日 海賊船の船長キャプテン・キッドが絞首刑に処される(1701年)
誕生日 偉人
5月21日 フェリペ2世(スペイン王)
5月22日 牧野富太郎(日本の植物学の父)
5月23日 カール・フォン・リンネ(分類学の父)
誕生日 誕生花 花言葉
5月21日 カスミソウ 「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」
5月22日 フクシア 「つつましい愛」「信じる愛」
5月23日 ジギタリス 「不誠実」「熱愛」
今日の名言

満たされない成功は、失敗だ。

- アンソニー・ロビンズ -

(米国の自己啓発書作家、講演家 / 1960~)

以下では5月22日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、5月22日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

5月22日の記念日・行事

5月22日の記念日・行事は「ガールスカウトの日」「国際生物多様性の日」などです。

ガールスカウトの日

1947年(昭和22年)5月22日、第二次世界大戦で中断された日本のガールスカウトを再興するために準備委員会が発足したことから。
これを記念して、ガールスカウト日本連盟が制定。

この日を中心とした5月に、全国各地でガールスカウトと地域の人々が触れ合うイベントなどが開催されます。

日本のガールスカウト再興へ

「ガールスカウト」は、1908年(明治41年)にイギリスのロバート・ベーデン=パウエルが発足させた「ボーイスカウト」にならい、1909年(明治42年)にベーデン=パウエルの妹アグネス・ベーデン=パウエルによって発足した「ガールガイド」が母体となっています。

ガールスカウト運動は「少女と女性の可能性を最大限に引き出す」ことを目的としています。少女たちの冒険心を満たし、野外活動の楽しさや、他の人を幸せにする奉仕の心を教えるこの運動は世界中に広まり、日本には1920年(大正9年)に伝わりました。

当時は人を導くという意味の「ガールガイド」を訳した「日本女子補導団」という名称で活動し、平和や友を思いやる心のもと、世界とのつながりを大切にしていました。
しかし、その理念と裏腹に、日本は太平洋戦争に突入し、日本女子補導団は解散を余儀なくされました。

1947年5月22日、戦後の混乱した社会のなかで、日本の将来を担う少女たちを正しく明るく導いていくために、女性たちは立ち上がり、ガールスカウトの準備委員会が発足しました。その2年後にはガールスカウト日本連盟が設立されています。

キャンプ

関連する記念日には、1月24日の「ボーイスカウト創立記念日」があります。

【関連・参考サイト】
ガールスカウト日本連盟

国際生物多様性の日

1992年(平成4年)5月22日、ケニアのナイロビで開催された生物多様性条約交渉会議において「生物多様性条約」が採択されたことから。

生物多様性の危機とその保全の大切さを考えてもらうため、1993年(平成5年)の国連総会で制定。国際デーの一つです。

この日に合わせて、生物多様性の保全に向けた普及啓発イベントが世界各地で開催されます。
また、国連では森林破壊の解消のため「植樹をおこなおう」と呼びかけており、これに呼応して世界中でいっせいに木を植える「グリーンウェイブ」と呼ばれる植樹イベントも開催されています。

生物多様性ホットスポットとは

地球上における生物多様性は均等ではなく、一般に熱帯では多様性が豊かであり、極地に近づくにつれ種の数は減少します。

生物多様性ホットスポットとは、多数の固有種が存在する地域であり、大部分は熱帯に位置し、その多くは熱帯林になります。

代表的なホットスポットは、ブラジルの大西洋岸森林、6500万年前にアフリカ大陸から分離したマダガスカル島、インドネシアの17,000の島々などで、固有種の比率や生物多様性が特に高い地域です。日本列島もホットスポットの一つとされています。

しかし、多くのホットスポットは人口が急速に増えている地域の近くにあり、生物多様性が危機にさらされています。

海洋においては、サンゴ礁など沿岸域に多くの生物が生息しています。日本近海は海洋生物の多様性が極めて高いホットスポットであり、全海洋生物種の約15%が分布するといわれています。

ジャングル

【関連・参考サイト】
国際生物多様性の日(Wikipedia)
生物多様性(Wikipedia)

5月22日の記念日一覧

5月22日の記念日は全部で8個あります。

5月22日の記念日・行事
記念日 由来・制定
ガールスカウトの日 1947年5月22日に第二次世界大戦で中断された日本のガールスカウトを再興するために準備委員会が発足したことから。
これを記念して、(公社)ガールスカウト日本連盟が制定。
国際生物多様性の日 1992年5月22日にケニアで開催された生物多様性条約交渉会議において「生物多様性条約」が採択されたことから。
生物多様性の危機とその保全の大切さを考えてもらうため、国連総会で制定(国際デー)。
サイクリングの日 1964年5月22日に日本サイクリング協会が文部大臣から公益事業を行う財団法人として認可されたことから。
自然環境にやさしく、健康にも良い自転車の利用推進やサイクリングの関心と理解を深めるため、(公財)日本サイクリング協会が制定。
たまご料理の日 日付は5月を「たま(0)ご(5)」、22日を「ニワトリ(2)ニワトリ(2)」と読む語呂合わせから。
料理の基本と言われるたまご料理を通して食品の衛生と安全を啓蒙するため、(一社)全日本うまいもん推進協議会が制定。
ほじょ犬の日 2002年5月22日に「身体障害者補助犬法」が成立したことから。
法律の更なる認知度向上を図るため、(福)日本介助犬協会が制定。
うなぎの未来を考える日 2009年5月22日にマリアナ諸島付近にて、世界で初めて天然ニホンウナギの卵を採取することに成功し、うなぎの完全養殖化への道が開けたことから。
限りある天然資源であるうなぎを絶滅から守り、うなぎの生態と正しい食文化を広めて後世に残すため、(株)鮒忠「うなぎの未来を考える日」普及推進委員会が制定。
抹茶新茶の日 日付は「茶」の字は草冠を「十」と「十」に見立て、その下を「八十八」とすると合計で百八になることから、「立春」から数えてほぼ108日目となる5月22日としたもの。
フレッシュな若葉の香りが豊かで新緑の季節に合う抹茶の新茶をより多くの人に知ってもらうため、丸七製茶(株)が制定。
M22 IPLの日 日付は「M22」のMを英語のMayから5月として、22から22日と読んで5月22日としたもの。
IPLは、特殊な光を照射して肌の悩みを改善する治療法。「M22」を用いたより安全でより効果的なIPL治療について知ってもらうため、ルミナス・ビー・ジャパン(株)が制定。
毎月22日の記念日
ショートケーキの日 日付は、カレンダーの22日の上は15日(イチゴ)があり、ショートケーキの上にもイチゴがのっていることから毎月22日に。
禁煙の日 タバコの害に関する知識の普及や受動喫煙の防止を含む社会的な禁煙の推進をはかるため、禁煙推進学術ネットワークが制定。
日付は、数字の「2」を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を「スワンスワン=吸わん吸わん」の「禁煙の日」にという語呂合わせから。
ラブラブサンドの日 サンドイッチ「ラブラブサンド」の美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと、日糧製パン(株)が制定。
日付は、22日を「ふ(2)うふ(2)」(夫婦)と読む語呂合わせから、夫婦で「ラブラブサンド」をプレゼントして日頃の感謝の気持ちを表すとともに、ラブラブなカップルには「ラブラブサンド」を仲良く分け合い、将来夫婦になって欲しいとの願いを込めて毎月22日に。
カニカマの日 かに風味かまぼこ「カニカマ」の美味しさをより多くの人に味わってもらいたいと、(株)スギヨが制定。
日付は、かにのハサミの形状が漢字の「ニニ」に似ていることから毎月22日に。

【関連・参考サイト】
5月22日(Wikipedia)
日本記念日協会

5月22日の出来事

5月22日の出来事は「観測史上最大のチリ地震が発生(1960年)」などです。

観測史上最大のチリ地震が発生(1960年)

宮城県塩竈市での津波被害
宮城県塩竈市での津波被害

1960年(昭和35年)5月22日15時11分(現地時間)、南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5という観測史上最大の超巨大地震が発生。

首都サンティアゴを始め、チリ全土が壊滅状態になり、地震による直接的な犠牲者は1743人、負傷者は667人におよびました。

この地震によって生じた津波は平均時速750キロメートルという高速で太平洋を横断。約15時間後にはハワイ諸島を襲い、22時間後(日本時間の5月24日未明)に日本の太平洋沿岸に到達しました。

突然襲ってきた津波は三陸海岸で6メートルを超え、三陸沿岸を中心に多くの犠牲者を出しました(日本での死者・行方不明者は142人。家屋の全半壊・浸水4万棟以上)。

チリ地震津波は、日本到達の7時間前にハワイ諸島に到達しており、その情報は米軍を通じて日本に伝えられるも、日本で警報が出されたのは津波が到達してからとなりました。
これを教訓として、気象庁では遠地津波に対する津波予報を新設したほか、太平洋広域での地震・津波情報の共有組織が国連の下に組織されました。

現在、海外でマグニチュード7.0を超えるような大きな地震が発生した場合、地震発生後30分以内に気象庁から「遠地地震に関する情報」が発表され、日本への津波の有無についても発表されるようになっています。

【関連・参考サイト】
チリ地震 (1960年)(Wikipedia)

5月22日の出来事一覧

5月22日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

5月22日の出来事
年月日 出来事
1960年5月22日 南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5の観測史上世界最大の地震が発生し、環太平洋全域を津波が襲う。(チリ地震)
チリ地震 (1960年)(Wikipedia)
1973年5月22日 東京ゴミ戦争:最終処分場を持つ江東区が、反対運動により清掃工場の建設が進まない杉並区を地域エゴと断じて、杉並区からのごみ収集車を追い返す。
東京ゴミ戦争(Wikipedia)

5月22日生まれの偉人・有名人

5月22日生まれの偉人・有名人は「牧野富太郎(植物学者)」「庵野秀明(映画監督)」「ノバク・ジョコビッチ(プロテニス選手)」などです。

牧野富太郎(日本の植物学の父)

牧野富太郎

1862年5月22日、牧野富太郎は、土佐国佐川村(現在の高知県高岡郡佐川町)で酒造業を営む裕福な家に一人息子として生まれました。

幼くして両親を亡くし、祖母に育てられた富太郎は、幼少のころから植物に興味を示し、植物の採集観察を始めました。

10歳から寺子屋で学び、その後、藩校に入り、西洋流の地理・天文・物理なども学びました。

1874年(明治7年)、12歳のときに小学校に入学するも、授業に飽き足らず2年で退学。酒造業は祖母と番頭に任せて、好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになりました。

15歳のときに小学校の臨時教師となり、2年間教鞭をとった後、学問のために高知市に出て、欧米の植物学に触れました。

22歳のときに本格的な植物学を志して上京。東京大学理学部植物学教室を訪ね、同教室の文献・資料などの使用を許可されました。

25歳のときに他の学生ら3人と共同で『植物学雑誌』を創刊。同年に酒造業を任せていた祖母が亡くなりました。

1888年(明治21年)、日本初の植物誌『日本植物志図篇』第一巻第一集を出版。
翌年、日本で初めて新種ヤマトグサに学名をつけました。

1890年(明治23年)、28歳で結婚。31歳のときに東京帝国大学助手に任ぜられ、俸給生活者になるも、毎年のように子どもが生れて生活費も足りず、多額の借金をつくることになりました(子どもは13人生まれる)。

1912年(明治45年)、50歳のときに東京帝国大学理科大学講師となり、同職を77歳まで務めました。

東京帝国大学を退官後、1940年(昭和15年)、78歳で研究の集大成である『牧野日本植物図鑑』を刊行、この本は改訂を重ねながら現在も販売されています。

1957年(昭和32年)1月、牧野富太郎は死去、94年の生涯を閉じました。

「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎は、死の直前まで日本各地をまわって膨大な数の植物標本を作製。1500種以上を命名し、600種余りの新種を発見したとされています。

牧野富太郎の名言

何事も心が純正でかつ何時も体が健康で、自ら誇らず、他をねたまず、水の如き清き心を保持して行くのは、神意にかなうゆえんであろう。

【関連・参考サイト】
牧野富太郎(Wikipedia)
牧野富太郎の名言

5月22日生まれの偉人・有名人一覧

5月22日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

5月22日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1859年5月22日 アーサー・コナン・ドイル イギリスの推理作家 71歳没
1862年5月22日 牧野富太郎 植物学者 94歳没
1949年5月22日 大竹まこと お笑いタレント(シティボーイズ)、俳優 74歳
1960年5月22日 庵野秀明 アニメーター、映画監督 63歳
1964年5月22日 嶋大輔 タレント、俳優、歌手 59歳
1965年5月22日 錦織一清 ダンサー、歌手、声優、俳優 58歳
1970年5月22日 ナオミ・キャンベル イギリスのファッションモデル 53歳
1972年5月22日 ゴリ お笑いタレント(ガレッジセール) 51歳
1980年5月22日 田中麗奈 女優 43歳
1987年5月22日 ノバク・ジョコビッチ セルビアのプロテニス選手 36歳
1994年5月22日 髙木美帆 スピードスケート選手 29歳

5月22日の誕生花

5月22日の誕生花は「フクシア」「ミツバツツジ」です。

ミツバツツジの花言葉は「節制」「抑制のきいた生活」です。

これらの花言葉は、この植物が尾根や岩場などの厳しい環境を好むことにちなみます。

5月22日の誕生花
誕生花 花言葉
フクシア 「つつましい愛」「信じる愛」
ミツバツツジ 「節制」「抑制のきいた生活」

フクシア(開花時期:4月~7月、9月~11月)
花言葉:「つつましい愛」「信じる愛」
西洋の花言葉:「humble love(つつましい愛)」「confiding love(信じる愛)」

フクシア
photo: manuel m. v.

ミツバツツジ(開花時期:4月~5月)

ミツバツツジ
photo: harum.koh

【関連・参考サイト】
5月22日の誕生花


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