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7月12日は何の日

7月12日は「洋食器の日」「人間ドックの日」です。

他には「ラジオ本放送の日」「ドゥーワップの日」など全8個の記念日があります。

月日 記念日
7月11日 「真珠記念日」「ラーメンの日」「セブン-イレブンの日」
7月12日 「洋食器の日」「人間ドックの日」
7月13日 「日本標準時制定記念日」「お盆の迎え火」
月日 出来事
7月11日 ペリーが琉球に来航 – 琉米修好条約の締結(1854年)
7月12日 米アラスカ州に「空席の椅子の記念碑」 – 日系人強制収容と卒業式のエピソード(2014年)
7月13日 南米ウルグアイで第1回FIFAワールドカップが開幕(1930年)
誕生日 偉人
7月11日 ロバート1世(スコットランドの英雄)
7月12日 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(思想家、作家)
7月13日 堺屋太一(官僚、作家、評論家)
誕生日 誕生花 花言葉
7月11日 ハイビスカス 「繊細な美」「新しい恋」
7月12日 ノコギリソウ 「戦い」「勇敢」「治癒」
7月13日 グラジオラス 「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」
今日の名言

人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。
- 手塚治虫 -
(日本の漫画家、アニメーター、医学博士 / 1928~1989)

以下では7月12日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、7月12日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

7月12日の記念日・行事

7月12日の記念日・行事は「洋食器の日」「人間ドックの日」などです。

洋食器の日

洋食器の優れた機能や美しさ、その役割などをPRするため、新潟県燕市に事務局を置く日本金属洋食器工業組合が制定。

日付は、代表的な洋食器であるナイフを「ナ(7)イ(1)フ(2)」と読む語呂合わせから。

燕市のカトラリーは国内シェア90%超

新潟県燕市はステンレス製品の加工業者が数多く立地し、特にカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーンなど)を中心とした金属製洋食器においては日本国内生産シェアの90%以上を占めています。

【関連・参考サイト】
日本金属洋食器工業組合
燕市(Wikipedia)

人間ドックの日

より多くの人に「人間ドック」の受診を促すことで病気の早期発見につなげ、国民の健康増進に寄与したいと、公益社団法人日本人間ドック学会が制定。

日付は、1954年(昭和29年)7月12日に国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター)で初めて「人間ドック」が行われたことから。

ドックとは?

はじめは「短期入院精密身体検査」などと呼ばれていましたが、この検査について報道した新聞記事が「人間ドック」(ドックは船を修理するための設備であるdockから)と伝えたことからこの呼び方が定着したといわれます。

漁船

【関連・参考サイト】
公益社団法人日本人間ドック学会
人間ドック(Wikipedia)

7月12日の記念日一覧

7月12日の記念日は全部で8個あります。

はじまり

初めての日や始まりの日に基づく記念日です。
「はじまり」記念日一覧

7月12日の記念日(はじまり)
ラジオ本放送の日 1925年(大正14年)3月22日、東京放送局(現在のNHK)が東京・愛宕山で日本初となるラジオの本放送を開始しました。

お菓子・デザート

お菓子やデザートに関する記念日です。
「お菓子・デザート」記念日一覧

7月12日の記念日(お菓子・デザート)
デコレーションケーキの日 デコレーションケーキの美しさ、楽しさ、おいしさをさらに多くの人に知ってもらいたいと、(一社)日本ケーキデコレーション協会が制定。
日付は同協会の設立日(2013年7月12日)から。

お酒

日本酒やワイン、ビール、カクテルなどお酒に関する記念日です。
「お酒」記念日一覧

7月12日の記念日(お酒)
国際CAVAデー 夏のさまざまな楽しいシーンにふさわしいスペイン産スパークリングワイン「CAVA(カバ)」をより多くの人に知ってもらいたいと、カバ原産地呼称統制委員会日本事務局が制定。
日付は、スペインのカバ原産地呼称統制委員会が7月12日を「International Cava Day」に定めていることから。

音楽・楽器

音楽や楽器に関する記念日です。
「音楽・楽器」記念日一覧

7月12日の記念日(音楽・楽器)
ドゥーワップの日 アメリカ生まれのコーラスのスタイル「ドゥーワップ」の魅力とその名称を次の世代につなげていきたいと、クログロドゥーワップ団が制定。
日付は「第1回ジャパンドゥーワップカーニバル」の開催日(1981年7月12日)から。

健康・美容

健康や美容に関する記念日です。
「健康・美容」記念日一覧

7月12日の記念日(健康・美容)
人間ドックの日 より多くの人に「人間ドック」の受診を促すことで病気の早期発見につなげ、国民の健康増進に寄与したいと、(公社)日本人間ドック学会が制定。
日付は、1954年(昭和29年)7月12日に国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター)で初めて「人間ドック」が行われたことから。

県民・市民の日

都道府県や市町村、地元の関係者などが記念日として定めた日です。
「県民・市民の日」一覧

7月12日の記念日(県民・市民の日)
ひかわ銅剣の日 1984年(昭和59年)7月12日、島根県斐川町(現在の出雲市)の荒神谷から弥生時代の銅剣358本が発見され、そのすべてが国宝に指定されました。
これを記念して斐川町が制定し、出雲市が引き継いでいます。

誕生・開始

人や商品、サービスなどが誕生した日、開始日、発売日に関連する記念日です。

7月12日の記念日(誕生・開始)
宇佐からあげの日(USA☆宇佐からあげ合衆国建国記念日) 2012年7月12日、「宇佐市からあげ探検隊」がからあげ専門店発祥の地として知られる大分県宇佐市に「USA☆からあげ合衆国」を建国。
これを記念するとともに、「宇佐からあげ」をより多くの人に知ってもらいたいと、USA☆からあげ合衆国が制定。

語呂合わせ

語呂合わせによる記念日です。

7月12日の記念日(語呂合わせ)
洋食器の日 洋食器の優れた機能や美しさ、その役割などを広くPRするため、日本金属洋食器工業組合が制定。
日付は、代表的な洋食器であるナイフを「ナ(7)イ(1)フ(2)」と読む語呂合わせから。

毎月12日の記念日一覧

毎月12日の記念日
育児の日 社会全体で子育てについて考え、地域が一体になって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけの日にしてほしいと、(株)神戸新聞社が制定。
日付は「い(1)くじ(2)」(育児)と読む語呂合わせから毎月12日に。
パンの日 パンのさらなる普及を目的に、パン食普及協議会が制定。
日付は、1842年旧暦4月12日に砲術家の江川英龍が日本で初めてパンを焼いたとされていることから毎月12日に。
豆腐の日 伝統的な健康食品である豆腐の魅力を伝えたいと、日本豆腐協会が制定。
日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせから毎月12日に。

【関連・参考サイト】
7月12日(Wikipedia)
日本記念日協会

7月12日の出来事

7月12日の出来事は「北海道南西沖地震が発生し、20mの大津波(1993年)」「堺市学童集団下痢症(1996年)」「米アラスカ州に空席の椅子の記念碑 – 日系人強制収容と卒業式のエピソード(2014年)」などです。

米アラスカ州に「空席の椅子の記念碑」 – 日系人強制収容と卒業式のエピソード(2014年)

空席の椅子の記念碑

2014年(平成26年)7月12日、アメリカ最北端のアラスカ州ジュノーにおいて「空席の椅子の記念碑」の除幕式が執り行われました。

19世紀後半から20世紀初頭にかけてアラスカに渡った日系移民の一部は、州都であるジュノーに居を構え、主に自営業を営んでいました。

1941年(昭和16年)の時点でアラスカにおける日系人の人口は200人ほどに過ぎず、同じモンゴロイドであるアラスカ先住民が多く居住している土地柄もあって、ジュノーの日系人は、白人住民とも良好な関係を築いていました。

1941年12月、真珠湾攻撃により日米が開戦。フランクリン・ルーズベルト大統領により日系人の強制収容が開始されました。

日系二世のジョン・タナカは、1924年(大正13年)にジュノーで生まれ、地元の高校を総代として卒業する予定でした。ジョンの父は、市内で人気のカフェを経営していたことから、日系人社会の有力者と見なされ、真珠湾攻撃の直後に逮捕されてしまいました。

1942年(昭和17年)4月、アラスカの日系人が強制収容所への立ち退きを命じられると、同月15日にジョン一人だけのために特別卒業式が執り行われました。

翌5月に催された正規の卒業式において、ジョンのクラスメートたちは、総代の名誉を以て卒業するはずだった級友、ひいては地元日系人の不在を顕示するべく、空席の木製折り畳み椅子を会場に置きました。

ジュノー在住の日系人53人は、アイダホ州のミニドカ移住センターへ収容されました。ジョンは第442連隊戦闘団(士官などを除き、日系アメリカ人により構成されていた部隊。アメリカで最も多くの勲章を受けた部隊として知られる)に志願し、ヨーロッパ戦線に従軍しました。

戦後、タナカ家を含めたジュノーに在住していた日系人のほぼ全てが自宅へ戻りました。日系人たちは地元住民から温かい歓迎を受け、隣人らが永らく気に掛けてくれていたことを知りました。そして、ジュノーの日系人は、早い段階で戦前と変わらない生活を再開させることができました。

これはジュノー市民の誇るべきこととして、現在でも語り継がれているそうです。

ジョン・タナカは軍を除隊した後、麻酔科の医師となりました。1956年(昭和31年)に結婚し、3男2女をもうけ、1978年(昭和53年)に亡くなりました。

2014年(平成26年)7月12日、ジュノーのキャピタル・スクール・パークにおいて卒業式で使用された折り畳み椅子を模した「空席の椅子の記念碑」の除幕式が執り行われました。

碑には千羽鶴が捧げられ、ミニドカ移住センターへ収容された53人の日系人の氏名が刻まれていました。

【関連・参考サイト】
空席の椅子の記念碑(Wikipedia)
第442連隊戦闘団(Wikipedia)

7月12日の出来事一覧

7月12日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

7月12日の出来事
北海道南西沖地震が発生し、20mの大津波(1993年) 1993年(平成5年)7月12日22時17分頃、北海道南西沖を震源とするマグニチュード7.8の北海道南西沖地震が発生しました。
北海道江差町などで震度5を観測。震源に近い奥尻島では、地震直後に高さ約20mの大津波に襲われ、島の南端の青苗地区は津波と火災で壊滅状態になりました。
この地震と津波による犠牲者は230人におよびました。
北海道南西沖地震(Wikipedia)
堺市学童集団下痢症(1996年) 1996年(平成8年)7月12日、大阪府堺市内で、多数の児童に学校給食に起因する集団下痢症が発生しました。
小学校の給食を食べた児童のほか、家族、教員ら9523人がO157に感染し、児童3人が死亡しました。また、後遺症により2015年に1人が亡くなりました。
堺市学童集団下痢症(Wikipedia)
米アラスカ州に「空席の椅子の記念碑」 – 日系人強制収容と卒業式のエピソード(2014年) 2014年(平成26年)7月12日、アメリカ最北端のアラスカ州ジュノーにおいて「空席の椅子の記念碑」の除幕式が執り行われました。
1941年(昭和16年)12月、真珠湾攻撃により日米が開戦。その後、日系人の強制収容が開始されました。
アラスカ州ジュノーの日系二世ジョン・タナカは、地元の高校を総代として卒業する予定でした。しかし、アラスカの日系人が強制収容所への立ち退きを命じられたため、1942年4月にジョン一人のために特別卒業式が執り行われました。
翌5月に催された正規の卒業式において、ジョンのクラスメートたちは、総代の名誉を以て卒業するはずだった級友、ひいては地元日系人の不在を顕示するべく、空席の木製折り畳み椅子を会場に置きました。
戦後、タナカ家を含めたジュノーに在住していた日系人のほぼ全てが自宅へ戻りました。日系人たちは地元住民から温かい歓迎を受け、隣人らが永らく気に掛けてくれていたことを知りました。そして、ジュノーの日系人は、早い段階で戦前と変わらない生活を再開させることができました。
2014年7月12日、ジュノーのキャピタル・スクール・パークにおいて卒業式で使用された折り畳み椅子を模した「空席の椅子の記念碑」の除幕式が執り行われました。
空席の椅子の記念碑(Wikipedia)

7月12日生まれの偉人・有名人

7月12日生まれの偉人・有名人は「ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(思想家、作家)」「京唄子(漫才師)」「マララ・ユスフザイ(人権運動家)」などです。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(思想家、作家)

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

1817年7月12日、ヘンリー・デイヴィッド・ソローは、アメリカ北東部のマサチューセッツ州コンコードに生まれました。

ハーバード大学を卒業後、教師や測量の仕事などに従事するも定職にはつかず、コンコードに住む超絶主義の思想家エマーソンらと親交を結びました。

1845年、28歳のときにコンコードのウォールデン池畔の森の中に丸太小屋を建て、自給自足の生活を2年あまり送りました。

1854年、37歳のときに出版した代表作『ウォールデン 森の生活』はその回想録であり、自然や動物などの描写だけではなく、人間精神、哲学、労働、社会など幅広い分野への言及を含み、その思想は後の時代の作家にも大きな影響を与えました。

ソローは、アメリカ・メキシコ戦争(1846~1848)に抗議するため、人頭税の支払いを拒否して投獄されたことがあり、「市民的不服従」の思想としてガンジーのインド独立運動やキング牧師の公民権運動などに思想的影響を与えたといわれます。
また、ソローは若いころから熱心な奴隷制廃止論者でした。

ソローは38歳頃から体調を崩し、1862年5月に44年の生涯を閉じました。

ソローは環境保護運動の先駆者としても評価されており、日本においてもアウトドア愛好家に人気があります。

ソローの名言

人生は、自分を見つけるためにあるのではなく、自分を創造するためにある。
だから、思い描く通りの人生を生きなさい。

【関連・参考サイト】
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Wikipedia)
ソローの名言
ラルフ・ワルド・エマーソン(Wikipedia)

7月12日生まれの偉人・有名人一覧

7月12日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

7月12日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1817年7月12日 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー アメリカの思想家、作家 44歳没
1927年7月12日 京唄子 漫才師、女優 89歳没
1939年7月12日 中村玉緒 女優 84歳
1957年7月12日 森永卓郎 経済アナリスト 66歳
1959年7月12日 片平なぎさ 女優 64歳
1966年7月12日 渡辺美里 ミュージシャン 57歳
1992年7月12日 石橋杏奈 女優 31歳
1994年7月12日 百田夏菜子 アイドル(ももいろクローバーZ) 29歳
1997年7月12日 マララ・ユスフザイ 人権運動家(ノーベル平和賞受賞) 26歳

7月12日の誕生花

7月12日の誕生花は「ノコギリソウ」「トルコキキョウ」です。

7月12日の誕生花
誕生花 花言葉
ノコギリソウ 「戦い」「勇敢」「治癒」
トルコキキョウ 「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」
花言葉の由来

ノコギリソウの花言葉は「戦い」「勇敢」「治癒」です。

ノコギリソウ属の学名「Achillea(アキレア)」は、ギリシア神話のトロイア戦争で兵士の傷を治すのにノコギリソウを使ったという英雄アキレウス(Achilles)の名前に由来します。花言葉もこの伝説にちなみます。

ノコギリソウ(開花時期:5月~9月)
花言葉:「戦い」「勇敢」「治癒」
西洋の花言葉:「war(戦い)」

ノコギリソウ
photo: Mark

トルコキキョウ(開花時期:5月~7月)
花言葉:「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」
西洋の花言葉:「appreciation(感謝)」「calming(穏やか)」

トルコキキョウ
photo: Tracie Hall
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