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2月20日は何の日

2月20日は「アレルギーの日」「歌舞伎の日」「旅券の日」です。

他には「世界社会正義の日」「愛媛県政発足記念日」「尿もれ克服の日」「夫婦円満の日」など全10個の記念日があります。

月日 記念日
2月19日 「万国郵便連合加盟記念日」「プロレスの日」
2月20日 「アレルギーの日」「歌舞伎の日」「旅券の日」
2月21日 「食糧管理法公布記念日」「国際母語デー」
月日 出来事
2月19日 あさま山荘事件が発生(1972年)
2月20日 天正遣欧少年使節が長崎港を出港(1582年)
2月21日 改正日米通商航海条約調印 – 不平等条約を改正(1911年)
誕生日 偉人
2月19日 ニコラウス・コペルニクス(地動説)
2月20日 石川啄木(歌人)
2月21日 安倍晴明(陰陽師)
誕生日 誕生花 花言葉
2月19日 モクレン 「自然への愛」「崇高」「持続性」
2月20日 カルミア 「優美な女性」「大きな希望」「野心」
2月21日 スミレ 「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」
今日の名言

親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。

- プラトン -

(古代ギリシアの哲学者 / 紀元前427~前347)

以下では2月20日の記念日の由来出来事の詳細、2月20日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

2月20日の記念日・行事

2月20日の記念日・行事は「アレルギーの日」「歌舞伎の日」「旅券の日」などです。

アレルギーの日

1966年(昭和41年)2月20日、免疫学者の石坂公成・照子夫妻がブタクサによる研究から花粉症の原因となる「免疫グロブリンE(IgE)」抗体を発見したことを発表。

この発見によりアレルギー治療が大きく進歩したことを記念して、公益財団法人日本アレルギー協会が1995年(平成7年)に制定。

同協会では、毎年2月17日から23日の1週間を「アレルギー週間」として、全国各地で医療相談や講演会などを実施しています。

卵

【関連・参考サイト】
石坂公成(Wikipedia)
日本アレルギー協会

歌舞伎の日

1607年(慶長12年)旧暦2月20日、出雲阿国が江戸城において徳川家康や諸国大名の前で、初めて「歌舞伎踊り」を披露したことから。

出雲阿国(いずもの おくに)は出雲大社の巫女の出身で、その後京に上り、1603年に歌舞伎踊りを始めたとされていますが、その生涯については不明な点も多いようです。

この歌舞伎踊りがさまざまな変遷を経て、現在の「歌舞伎」になったとされています。

2005年(平成17年)には歌舞伎がユネスコの無形文化遺産になりました。

出雲阿国
出雲阿国

【関連・参考サイト】
出雲阿国(Wikipedia)
歌舞伎(Wikipedia)

旅券の日

1878年(明治11年)2月20日に「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券」という言葉が初めて法令上使われたことから。

海外における身分証明書であるパスポート(旅券)の重要性を国民に伝え、その取扱いや保管上の注意を促すことを目的として、外務省が1998年(平成10年)に制定。

パスポートの紛失は国内で?

海外旅行では、人混みでのスリやバッグの置き引き・ひったくり等によってパスポートを盗まれてしまうケースが多発しており、注意が必要です。

しかし、パスポートの紛失・盗難の約8割は日本国内で起きています。
しまい忘れや引っ越しの際の紛失など、不注意によるものが多くを占めているそうです。

海外旅行

【関連・参考サイト】
パスポート(Wikipedia)

2月20日の記念日一覧

2月20日の記念日は全部で10個あります。

2月20日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
2月20日 アレルギーの日 (公財)日本アレルギー協会
2月20日 歌舞伎の日
2月20日 旅券の日 外務省
2月20日 世界社会正義の日 国際デー(国連総会)
2月20日 愛媛県政発足記念日 愛媛県
2月20日 尿もれ克服の日 ひまわり会
2月20日 夫婦円満の日 (株)宇治田原製茶場
2月20日 リフレの日 (株)RAJA
2月20日 キヌアの日 日本キヌア協会
2月20日 アイラブミー記念日 (株)未来
毎月20日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
毎月20日 ワインの日 日本ソムリエ協会
毎月20日 信州ワインブレッドの日 信州ワインブレッド研究会
毎月20日 シチューライスの日 ハウス食品(株)
毎月20日 発芽野菜の日 (株)村上農園
毎月20日 ペットフードの日 (一社)ペットフード協会
毎月20日 マイカーチェックデー 阪神間7市

【関連・参考サイト】
2月20日(Wikipedia)
日本記念日協会

2月20日の出来事

2月20日の出来事は「天正遣欧少年使節が長崎港を出港(1582年)」などです。

天正遣欧少年使節が長崎港を出港(1582年)

天正遣欧少年使節

1582年2月20日、天正遣欧少年使節が長崎港を出港しました。
(同年6月には織田信長が襲撃された本能寺の変が発生しています)

天正遣欧少年使節とは、九州のキリシタン大名(大友宗麟、大村純忠、有馬晴信)の名代としてローマへ派遣された伊東マンショら4人の少年使節団です。

4人の使節は織田信長の許可を得て設立されたキリスト教を教える学校「セミナリヨ」で学ぶ日本人生徒の中から選ばれました。派遣当時の年齢は13~14歳とされています。

この使節団は、イエズス会員アレッサンドロ・ヴァリニャーノが発案し、その目的は「ローマ教皇やスペイン・ポルトガル両王に日本宣教の援助を依頼すること」「日本人にヨーロッパのキリスト教世界を見聞させ、帰国後にその偉大さを語らせることにより、布教に役立てる」というものでした。

一行は1582年2月に長崎港を出港し、マカオ、マラッカ、インド、喜望峰をまわり、2年半をかけてヨーロッパに渡りました。
現地で4人は大歓迎され、スペインでは国王フェリペ2世の歓待を受け、ローマではローマ教皇グレゴリウス13世に謁見し、ローマ市民権を与えられました。

そして、出発してから8年後の1590年に4人は帰国。京都の聚楽第で豊臣秀吉に謁見しました。

しかし、日本では豊臣秀吉が1587年にキリシタン禁教令(バテレン追放令)を発布するなど、キリスト教が厳しく禁止されようとしていました。

使節たちのその後はさまざまで、棄教した者もあり、司祭として活動し殉教した者もありました。

【関連・参考サイト】
天正遣欧少年使節(Wikipedia)

2月20日の出来事一覧

2月20日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

2月20日の出来事
年月日 出来事
1582年2月20日 天正遣欧少年使節が長崎港を出港。
天正遣欧少年使節(Wikipedia)
1928年2月20日 第16回衆議院議員総選挙。日本における初の男子普通選挙。
第16回衆議院議員総選挙(Wikipedia)
1933年2月20日 プロレタリア作家・小林多喜二が特高警察の拷問により築地警察署で死亡。(築地署事件)
小林多喜二(Wikipedia)
1952年2月20日 東大ポポロ事件が発生。学生が会場にいた私服警官に暴行を加える。
東大ポポロ事件(Wikipedia)
1968年2月20日 金嬉老事件。2人を射殺・13人を人質に温泉旅館に籠城。
金嬉老事件(Wikipedia)
1998年2月20日 坂出送電塔倒壊事件が発生。何者かが四国電力の送電鉄塔を倒壊させる。
坂出送電塔倒壊事件(Wikipedia)

2月20日生まれの有名人

2月20日生まれの有名人は「石川啄木(歌人)」「長嶋茂雄(プロ野球選手)」「志村けん(コメディアン)」などです。

石川啄木(歌人)

石川啄木

1886年(明治19年)2月20日、石川啄木は、岩手県日戸村(現在の盛岡市日戸)に生まれました。
1歳のときに住職の父の転任にともなって渋民村(現在の盛岡市渋民)へ移住。

神童と呼ばれた啄木は9歳のときに尋常小学校を首席で卒業。
盛岡中学では先輩の金田一京助(後の言語学者)から文学の面白さを教えられる。

文学に夢中になり学業がおろそかになった啄木は16歳のときに中学を退学。
文学で身を立てることを決意し、1902年(明治35年)に上京。

東京では『明星』主宰の与謝野鉄幹・晶子夫妻を訪問し知遇を得たものの職を得られず半年ほどで帰郷。

19歳のときに詩集『あこがれ』を刊行。
しかし、父が金銭トラブルで住職を罷免され、また中学時代からの恋人と結婚したことで、一家の生活を一身に背負うこととなる。

21歳のときに父が家出。啄木は北海道にわたり、代用教員や新聞記者などの職を得る。

しかし、文学への夢を捨てきれない啄木は翌1908年、家族を函館において再び上京。
次々と小説を書き上げるも、小説の売り込みに失敗。
夢が打ち砕かれた啄木は、短歌に日々の哀しみを歌い込みました。

1909年(明治42年)、生活に窮した23歳の啄木は東京朝日新聞の校正係に就職。
家族を北海道から呼び寄せましたが、貧困生活は続きました。

1910年(明治43年)に大逆事件(明治天皇の暗殺を計画したという口実で、多数の社会主義者らが逮捕、処刑された事件)が発生すると、啄木はこれを契機に社会主義思想に関心を深めていきました。

同年12月に第一歌集『一握の砂』を刊行。生活を歌うという独自の内容と、三行書きという新しい表現形式で歌壇内外の注目を集めました。

1911年(明治44年)、啄木は慢性腹膜炎や肺結核を患いました。
病気と貧困に苦しみながら創作を続けた啄木でしたが、1912年(明治45年)4月に死去、26年の生涯を閉じました。
第二歌集『悲しき玩具』は死の2か月後に出版されました。

【関連・参考サイト】
石川啄木(Wikipedia)

2月20日生まれの有名人一覧

2月20日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

2月20日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1883年2月20日 志賀直哉 小説家 88歳没
1886年2月20日 石川啄木 歌人、詩人 26歳没
1928年2月20日 浅香光代 女優 92歳没
1936年2月20日 長嶋茂雄 プロ野球選手、野球監督 87歳
1943年2月20日 アントニオ猪木 プロレスラー 79歳没
1948年2月20日 小山ゆう 漫画家 75歳
1950年2月20日 志村けん コメディアン 70歳没
1958年2月20日 かとうかず子 女優 65歳
1968年2月20日 いしのようこ 女優 55歳
1979年2月20日 森田剛 歌手、俳優 44歳
1980年2月20日 石田明 お笑いタレント(NON STYLE) 43歳
1984年2月20日 小出恵介 俳優 39歳
1985年2月20日 小川彩佳 フリーアナウンサー 38歳
1998年2月20日 藤田ニコル ファッションモデル 25歳

2月20日の誕生花

2月20日の誕生花は「カルミア」「シャクナゲ」「オウバイ」です。

カルミアの花言葉は「優美な女性」「大きな希望」などです。

「優美な女性」は、まるでレースの日傘を広げたような、しとやかで美しい花姿に由来します。

月日 誕生花 花言葉
2月20日 カルミア 「優美な女性」「大きな希望」「野心」
2月20日 シャクナゲ 「威厳」「荘厳」「危険」
2月20日 オウバイ 「控えめな美」「期待」「恩恵」

カルミア(開花時期は5月~6月)

カルミア
photo: Eric Kilby

シャクナゲ(開花時期は4月~5月)

シャクナゲ
photo: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

オウバイ(開花時期は1月~3月)

オウバイ
photo: Selena N. B. H.

【関連・参考サイト】
2月20日の誕生花


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