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4月6日は何の日

4月6日は「北極の日」「コンビーフの日」です。

他には「城の日」「新聞をヨム日」「春巻きの日」「マシュマロの日」など全14個の記念日があります。

月日 記念日
4月5日 「小笠原返還記念日」「ヘアカットの日」「デビューの日」
4月6日 「北極の日」「コンビーフの日」
4月7日 「世界保健デー」「1994年のルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー」
月日 出来事
4月5日 オランダの探検家がイースター島を発見(1722年)
4月6日 第1回近代オリンピック(アテネオリンピック)開幕(1896年)
4月7日 新型コロナ – 初の緊急事態宣言を発令(2020年)
誕生日 偉人
4月5日 ブッカー・T・ワシントン(教育者、黒人運動指導者)
4月6日 ラファエロ・サンティ(ルネサンスの三大巨匠)
4月7日 フランシスコ・ザビエル(日本で初めてキリスト教を伝える)
誕生日 誕生花 花言葉
4月5日 フジ 「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」
4月6日 ナスタチウム 「愛国心」「勝利」「困難に打ち克つ」
4月7日 ディモルフォセカ 「富」「豊富」
今日の名言

成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。

- シェイクスピア -

(英国の劇作家、詩人 / 1564~1616)

以下では4月6日の記念日の由来出来事の詳細、4月6日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

4月6日の記念日・行事

4月6日の記念日・行事は「北極の日」「コンビーフの日」などです。

北極の日

1909年(明治42年)4月6日、アメリカの探検家ロバート・ピアリーが世界で初めて北極点に到達したとされていることから。

北極点とは

北極点とは、地球の最北端、北緯90°の地点のことです。北極海の氷上にあり、北極点付近の水深は約4,000メートルです。

潮流や風の影響で海氷は移動しているため、北極点を示す看板や標識もありません。

全地球測位システム(GPS)が開発されるまでは、北極点の正確な位置を測定するのは大変困難なことでした。

後の測量により、ピアリーが北極点だとしていた点は正確には北緯89度57分(北極点から約6キロメートルの地点)であったことがわかりました。

また、ピアリーによる到達そのものを疑問視する説もあり、もし捏造であるならば、1926年(大正15年)のアムンセンによる飛行船ノルゲ号での北極海横断飛行が最初の北極点「到達」となります。

その場合、ノルウェーの探検家アムンセンは南極点と北極点の両方に世界で初めて到達するという偉業を成し遂げていたことになります。

ホッキョクグマ

関連する記念日には、12月14日の「南極の日」があります。

【関連・参考サイト】
北極点(Wikipedia)
ロバート・ピアリー(Wikipedia)
ロアール・アムンセン(Wikipedia)

コンビーフの日

1875年(明治8年)4月6日、コンビーフの台形の缶(枕缶)がアメリカで特許登録されたことから。

コンビーフは英語で「corned beef(コーンドビーフ)」といいます。「corned」は”塩漬けの”という意味であり、コーンドビーフは「塩漬けの牛肉」ということになります。
もともとは保存食として長期航海や軍需用として利用されていました。

欧米のコンビーフは塩漬けのブロック肉が一般的ですが、日本では塩漬けの牛肉を煮てほぐし、調理して缶詰にしたものを一般に「コンビーフ」と呼んでいます。

ノザキのコンビーフ

日本では、戦後の1948年(昭和23年)に初の国産コンビーフが野崎産業(現在の川商フーズ)から発売されました(ノザキのコンビーフ)。

発売当初は瓶詰でしたが、製造や取り扱いにおいて不便であったため、1950年(昭和25年)から台形の枕缶が採用されました。

先細りの枕缶を採用したのは、大きな口から肉を隙間なく詰めることができ、空気が入り込みにくく保存性が高いことが理由でした。

現在では台形でなくても品質を保持できるようになり、川商フーズでは一時丸型の缶を採用しましたが、枕缶の人気が圧倒的に高く、枕缶タイプが今に受け継がれています。

ノザキのコンビーフ

【関連・参考サイト】
コンビーフ(Wikipedia)

4月6日の記念日一覧

4月6日の記念日は全部で14個あります。

4月6日の記念日・行事
記念日 制定・提唱
北極の日
コンビーフの日
開発と平和のためのスポーツの国際デー 国際デー(国連総会)
城の日 (公財)日本城郭協会
新聞をヨム日 (一社)日本新聞協会の販売委員会
シールの日 シーレックス(株)
白の日 (株)クリスタルジェミーの中島香里社長
春巻きの日 (株)味のちぬや
アバの日 ユニバーサルミュージック(同)
天塩 塩むすびの日 (株)天塩
事務の日 事務職啓発普及協会
さつま島美人の日 長島研醸(有)
養老渓谷の日 (一社)市原市観光協会
マシュマロの日 (株)エイワ
毎月6日の記念日・行事
記念日 制定・提唱
メロンの日 第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会
手巻きロールケーキの日 (株)モンテール
富良野オムカレーの日 富良野オムカレー推進協議会

【関連・参考サイト】
4月6日(Wikipedia)
日本記念日協会

4月6日の出来事

4月6日の出来事は「第1回近代オリンピック(アテネオリンピック)開幕(1896年)」などです。

第1回近代オリンピック(アテネオリンピック)開幕(1896年)

1896年アテネオリンピック開会式
1896年アテネオリンピック開会式

1896年(明治29年)4月6日、ギリシャのアテネにおいて近代オリンピックの最初の大会「1896年アテネオリンピック」が開幕しました。

この大会は、フランスの教育学者クーベルタン男爵の「スポーツによる青少年教育の振興と世界平和実現のために古代オリンピックを復興しよう」という呼びかけに応じて開催されました。

大会の参加国数・参加選手数については諸説ありますが、国際オリンピック委員会(IOC)は14か国・241名としています。

実施競技は「陸上競技」「競泳競技」「体操」「ウエイトリフティング」「レスリング」「フェンシング」「射撃」「自転車」「テニス」。

陸上男子100mで優勝したアメリカのトーマス・バークの記録は12秒0でした。

財政事情により、金メダルは無く、優勝者には銀メダル、2位には銅メダル、第3位には賞状が授与されました。

各国の獲得メダル数は、1位がアメリカ、2位がギリシャ、3位がドイツでした。

この大会は男子のみが出場。女子の出場は第2回オリンピック(1900年パリオリンピック)以降になりました。

ちなみに、日本人が初めて出場した大会は第5回オリンピック(1912年ストックホルムオリンピック)であり、短距離の三島弥彦とマラソンの金栗四三が出場しています。

【関連・参考サイト】
1896年アテネオリンピック(Wikipedia)

4月6日の出来事一覧

4月6日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

4月6日の出来事
年月日 出来事
1868年4月6日 明治天皇が明治政府の基本方針「五箇条の御誓文」を発布。
五箇条の御誓文(Wikipedia)
1868年4月6日 西郷隆盛と勝海舟の会談により、官軍による江戸総攻撃の中止と江戸城の無血開城が決定。
江戸開城(Wikipedia)
1882年4月6日 自由党党首の板垣退助が遊説中に暴漢に襲われる。(岐阜事件)
岐阜事件(Wikipedia)
1896年4月6日 第1回近代オリンピック(アテネオリンピック)開幕。4月15日まで。
1896年アテネオリンピック(Wikipedia)
1909年4月6日 アメリカ人探検家ロバート・ピアリーが北極点に到達する。
ロバート・ピアリー(Wikipedia)
1941年4月6日 旧制四高(現在の金沢大学)ボート部員ら11名が琵琶湖で練習中に遭難。(琵琶湖遭難事故)
琵琶湖遭難事故(Wikipedia)
1952年4月6日 長崎県の大村競艇場にて国内初の競艇が開催される。
大村競艇場(Wikipedia)

4月6日生まれの有名人

4月6日生まれの有名人は「ラファエロ・サンティ(ルネサンスの三大巨匠)」「谷川浩司(将棋棋士)」「宮沢りえ(女優)」などです。

ラファエロ・サンティ(ルネサンスの三大巨匠)

ラファエロ・サンティ
1506年頃の『自画像』

1483年4月6日(または3月28日)、ラファエロ・サンティは、イタリアの都市国家ウルビーノ公国の宮廷画家の子として生まれました。

幼少のころから芸術の才能を見せ、17歳のころに画家ペルジーノの工房に入門しました。

1504年、21歳のときに芸術の中心地であるフィレンツェに移り、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)やミケランジェロ(1475~1564)の作品から多くを学び、聖母像などを描いて名声を得ました。

1508年、25歳のときにローマ教皇ユリウス2世に招かれてローマに移住。
ヴァチカン宮殿の宮廷画家としてフレスコ壁画『アテナイの学堂』『聖体の論議』などの傑作を描きました。

建築家としては、1514年から建築責任者としてサン・ピエトロ大聖堂の建築に従事しました。

1520年4月、ラファエロ・サンティは死去、37年の生涯を閉じました。

古典主義芸術を完成したラファエロはルネサンスを代表する画家であり、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並んでルネサンスの三大巨匠と呼ばれています。

アテナイの学堂
『アテナイの学堂』 ラファエロ

【関連・参考サイト】
ラファエロ・サンティ(Wikipedia)

4月6日生まれの有名人一覧

4月6日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

4月6日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1483年4月6日 ラファエロ・サンティ イタリアの画家、建築家 37歳没
1826年4月6日 ギュスターヴ・モロー フランスの象徴主義の画家 72歳没
1962年4月6日 秋山幸二 プロ野球選手、監督 61歳
1962年4月6日 谷川浩司 将棋棋士(十七世名人) 61歳
1973年4月6日 宮沢りえ 女優 50歳
1976年4月6日 乙武洋匡 作家、タレント 47歳
1976年4月6日 若旦那 ミュージシャン(湘南乃風) 47歳

4月6日の誕生花

4月6日の誕生花は「ナスタチウム」「アネモネ」「フクジュソウ」です。

ナスタチウムの花言葉は「愛国心」「勝利」などです。

これらの花言葉は、ナスタチウムの丸い葉を盾に、赤い花を血に染まった鎧に見立て、敵国や困難に立ち向かう姿勢を表しているといわれます。

4月6日の誕生花
誕生花 花言葉
ナスタチウム 「愛国心」「勝利」「困難に打ち克つ」
アネモネ 「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」
フクジュソウ 「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」

ナスタチウム(開花時期は5月~11月)

ナスタチウム
photo: Lakshmi Sawitri

アネモネ(開花時期は2月~5月)

アネモネ
photo: titanium22

フクジュソウ(開花時期は2月~3月)

フクジュソウ
photo: Yoshizumi Endo

【関連・参考サイト】
4月6日の誕生花


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