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8月23日は何の日

8月23日は「白虎隊の日」「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」「油の日」です。

他には「湖池屋ポテトチップスの日」など全4個の記念日があります。

月日 記念日
8月22日 「チンチン電車の日」
8月23日 「白虎隊の日」「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」「油の日」
8月24日 「愛酒の日」「ポンペイ最後の日」
誕生日 誕生花 花言葉
8月22日 クルクマ 「あなたの姿に酔いしれる」
8月23日 ゲッカビジン 「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」
8月24日 ケイトウ 「おしゃれ」「気取り」「風変わり」
今日の名言

自分にもっとやさしくなってもいいのよ。

- アドリエンヌ・リッチ -

(米国のユダヤ系女性詩人 / 1929~2012)

以下では8月23日の記念日の由来、8月23日生まれの誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

8月23日の記念日・行事

8月23日の記念日・行事は「白虎隊の日」「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」「油の日」などです。

白虎隊の日

1868年(慶応4年)8月23日、戊辰戦争で旧幕府軍側である会津藩(現在の福島県会津若松市)の少年隊「白虎隊」が飯盛山で自刃しました。

会津藩と白虎隊

1867年11月に江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が政権を朝廷へ返上(大政奉還)するも、1868年1月の鳥羽・伏見の戦いにより、新政府軍と旧幕府軍側との間で戊辰戦争が勃発しました。

幕末の1862年、京都で活動した過激な尊王攘夷派を取り締まる京都守護職に会津藩主の松平容保が就任。新撰組を配下にするなどして尊皇攘夷派の排除を強力に推進。そのため会津藩は新政府軍の仇敵となっていました。

鳥羽・伏見の戦いに敗れ徳川慶喜が恭順の態度を示すと、抗戦を主張した松平容保は会津に帰藩して軍事力の強化をはかりました。

会津藩では、部隊を年齢別に編成し、18~35歳を朱雀隊、36~49歳を青龍隊、50歳以上を玄武隊、そして16~17歳を白虎隊としました。

白虎というのは中国の伝説上の神獣の一つで、西方の守護神です。

白虎隊は予備兵力でしたが、新政府軍と戦闘状態に入り、会津に危機が迫ると実戦に参加しました。

白虎隊は奮戦するも多くは戦死。生存者も新政府軍が城下に放った火炎を城の陥落と誤解し、1868年8月23日に飯盛山で20人が自刃したとされています(うち一人が一命を取り留めました)。

会津若松城(鶴ヶ城)

若松城(鶴ヶ城)
photo: Yuriko IKEDA

【関連・参考サイト】
白虎隊(Wikipedia)
白虎隊十九士の墓(会津若松観光ビューロー)

奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー

1791年8月22日の夜から23日にかけて、カリブ海のフランス植民地サン=ドマング(現在のハイチ)でアフリカ人奴隷による反乱「ハイチ革命」が始まりました。

この反乱が大西洋奴隷貿易の廃止に重要な役割を果たしたことを記念し、奴隷貿易の悲劇をすべての人の記憶に残すため、1998年(平成10年)に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が制定。国際デーの一つです。

ハイチ

【関連・参考サイト】
ハイチ革命(Wikipedia)
奴隷貿易(Wikipedia)
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー(Wikipedia)

油の日

日常生活に必要なさまざまな油について考えるきっかけの日にしてほしいと、京都府大山崎町にある「離宮八幡宮」と、油脂事業を展開するカネダ株式会社が共同で制定。

日付は、859年(貞観元年)8月23日に清和天皇の勅命により九州にあった宇佐八幡宮が京都・大山崎に遷宮されたことから。

「油祖」離宮八幡宮

貞観年間(859~877)、「離宮八幡宮」は長木(ながき)という搾油器を発明し、荏胡麻(えごま)油の製油を始めました。

やがてこの搾油技術が各地に広がり、離宮八幡宮の独占的地位が脅かされたため、離宮八幡宮は朝廷に油の専売権を要請。朝廷は離宮八幡宮に「油祖」の名と油の専売特許を与え、離宮八幡宮は室町時代まで繁栄を続けました。

しかし、織田信長(1534~1582)の楽市楽座(商売の独占を否定し、自由な商売を認める)の政策で打撃を受け、さらに菜種(なたね)油が大量生産されるようになると市場を奪われ徐々に衰退しました。

毎年8月23日、離宮八幡宮では生活に欠かせない油の恵みに感謝し、日々の生活の平安を願っておまつりをしています。当日の参拝者にはえごま油が配られます。

てこの原理を応用した搾油器「長木」
長木

【関連・参考サイト】
離宮八幡宮(Wikipedia)
油祖 離宮八幡宮

8月23日の記念日一覧

8月23日の記念日は全部で4個あります。

歴史的な出来事

歴史的な出来事に関する記念日です。
「歴史的な出来事」記念日一覧

8月23日の記念日(歴史的な出来事)
白虎隊の日 1868年8月23日、戊辰戦争で旧幕府軍側である会津藩(現在の福島県会津若松市)の少年隊「白虎隊」が飯盛山で自刃しました。

お菓子・デザート

お菓子やデザートに関する記念日です。
「お菓子・デザート」記念日一覧

8月23日の記念日(お菓子・デザート)
湖池屋ポテトチップスの日 1962年8月23日、日本人の味覚にマッチしたオリジナルのポテトチップスである「コイケヤポテトチップスのり塩」が発売されたことから。
これを記念して、(株)湖池屋が制定。

国際デー

国連やWHO、ユネスコなどの国際機関が制定した記念日(国際デー)です。
「国際デー」一覧

8月23日の記念日(国際デー)
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー 1791年8月22日の夜から23日にかけて、カリブ海のフランス植民地サン=ドマング(現在のハイチ)でアフリカ人奴隷による反乱「ハイチ革命」が始まりました。
この反乱が大西洋奴隷貿易の廃止に重要な役割を果たしたことを記念し、奴隷貿易の悲劇をすべての人の記憶に残すため、ユネスコが制定。

その他

その他の日付や別の記念日、各地の行事・お祭りなどに基づく記念日です。

8月23日の記念日(その他)
油の日 日常生活に必要なさまざまな油について考えるきっかけの日にしてほしいと、離宮八幡宮とカネダ(株)が制定。
京都府大山崎町にある離宮八幡宮は「長木」というてこを応用した油を搾る道具を発明したことから、日本の製油発祥の地とされています。
日付は、859年8月23日に清和天皇の勅命により九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことから。

毎月23日の記念日一覧

毎月23日の記念日
ふみの日 手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承していきたいと、郵政省(現在の日本郵政)が制定。
日付は「ふ(2)み(3)」と読む語呂合わせから毎月23日に。
天ぷらの日 夏の暑さに負けないよう、天ぷらを食べて元気に過ごしてほしいと、一年で最も暑さが激しくなる大暑の頃の7月23日が「天ぷらの日」に制定され、毎月23日も記念日に。
国産小ねぎ消費拡大の日 国産小ねぎの販売促進のため、小ねぎ主産県協議会が制定。
日付は「小ねぎ記念日」が11月23日なので、毎月23日も記念日に。
不眠の日 不眠の改善について適切な情報発信を行いたいと、エスエス製薬(株)が制定。
日付は「ふ(2)み(3)ん」(不眠)と読む語呂合わせから毎月23日に。
乳酸菌の日 体に良い乳酸菌を活用した商品で元気になってもらいたいと、カゴメ(株)が制定。
日付は「に(2)ゅうさん(3)」(乳酸)と読む語呂合わせから毎月23日に。

【関連・参考サイト】
8月23日(Wikipedia)
日本記念日協会

8月23日の誕生花

8月23日の誕生花は「ゲッカビジン」「オシロイバナ」「ボダイジュ」です。

ゲッカビジンの花言葉は「はかない美」「はかない恋」などです。

これらの花言葉は、ゲッカビジンが夜に咲き始め、翌朝までにしぼんでしまう一夜かぎりの花であることに由来します。

8月23日の誕生花
誕生花 花言葉
ゲッカビジン 「はかない美」「はかない恋」「あでやかな美人」
オシロイバナ 「臆病」「内気」「恋を疑う」
ボダイジュ 「夫婦愛」「結婚」

ゲッカビジン(開花時期:6月~11月)

ゲッカビジン
photo: Adriano Makoto Suzuki

オシロイバナ(開花時期:7月~10月)
花言葉:「臆病」「内気」「恋を疑う」
西洋の花言葉:「timidity(臆病)」

オシロイバナ
photo: F. D. Richards

ボダイジュ(開花時期:6月~7月)
花言葉:「夫婦愛」「結婚」
西洋の花言葉:「conjugal love(夫婦愛)」「matrimony(結婚)」

ボダイジュ
photo: Monika

【関連・参考サイト】
8月23日の誕生花


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