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7月25日は何の日

7月25日は「かき氷の日」「うま味調味料の日」です。

他には「世界溺水防止デー」「なつこの日」など全8個の記念日があります。

月日 記念日
7月24日 「劇画の日」「祇園祭山鉾巡行 後祭」
7月25日 「かき氷の日」「うま味調味料の日」
7月26日 「幽霊の日」「ポツダム宣言記念日」
月日 出来事
7月24日 清涼殿落雷事件 – 左遷された菅原道真が雷の神へ(930年)
7月25日 版籍奉還 – 明治政府が中央集権化を図る(1869年)
7月26日 エジプトがスエズ運河の国有化を宣言 – 第二次中東戦争へ(1956年)
誕生日 偉人
7月24日 谷崎潤一郎(小説家)
7月25日 加藤清正(武将、大名)
7月26日 ジョージ・バーナード・ショー(劇作家)
誕生日 誕生花 花言葉
7月24日 ユリ 「純粋」「無垢」「威厳」
7月25日 インパチェンス 「鮮やかな人」「強い個性」
7月26日 ブーゲンビリア 「情熱」「あなたは魅力に満ちている」「あなたしか見えない」
今日の名言

成功するために大切なのは、どこから始めるのかではなく、どれだけ高く目標を定めるかである。

- ネルソン・マンデラ -

(南アフリカの政治家、ノーベル平和賞受賞 / 1918~2013)

以下では7月25日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、7月25日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

7月25日の記念日・行事

7月25日の記念日・行事は「かき氷の日」「うま味調味料の日」などです。

かき氷の日

日本の伝統ある食文化「かき氷」のすばらしさを国内外へ広め、業界の更なる発展をはかるため、一般社団法人日本かき氷協会が制定。

日付は、かき氷の別名「夏氷(なつごおり)」を「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせから。また、1933年(昭和8年)7月25日に山形県山形市で当時の日本最高気温40.8℃を記録したことから、かき氷を食べるのにふさわしい日として。

ちなみに、以下は2023年(令和5年)6月末時点の国内最高気温ランキングです。

最高気温ランキング(気象庁)
順位 観測地 観測値 観測日
1 静岡県浜松市 41.1℃ 2020年8月17日
1 埼玉県熊谷市 41.1℃ 2018年7月23日
3 岐阜県美濃市 41.0℃ 2018年8月8日
3 岐阜県下呂市 41.0℃ 2018年8月6日
3 高知県四万十市 41.0℃ 2013年8月12日
6 静岡県天竜区 40.9℃ 2020年8月16日
6 岐阜県多治見市 40.9℃ 2007年8月16日
8 新潟県胎内市 40.8℃ 2018年8月23日
8 東京都青梅市 40.8℃ 2018年7月23日
8 山形県山形市 40.8℃ 1933年7月25日
かき氷
photo: oonnuuoo

【関連・参考サイト】
かき氷(Wikipedia)
日本かき氷協会

うま味調味料の日

1908年(明治41年)に東京帝国大学の池田菊苗教授が昆布だしのおいしさの素がグルタミン酸あることを突き止め、この味を「うま味」と名づけました。

うま味についての正しい理解とうま味調味料の普及を目的として、日本うま味調味料協会が制定。

日付は、池田教授の「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許取得日(1908年7月25日)から。

うま味調味料「味の素」の商品化へ

池田菊苗教授は、グルタミン酸を主要成分とした調味料の商品化を鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)の鈴木三郎助に委託。

1909年(明治42年)5月20日、鈴木製薬所は世界で初めて「味の素」という商品名でうま味調味料を販売しました。

ちなみに、池田教授ら日本の学者が主張した甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第5の味とされる「うま味」の存在に関しては、多くの欧米の学者たちには懐疑的に受け止められ、うま味なるものは塩味・甘味などがほどよく調和した味覚に過ぎないと考えられていました。

しかし、2000年(平成12年)に舌の感覚細胞にグルタミン酸受容体が発見されたことによって、うま味(Umami)の実在が世界的に広く認知されました。

うま味調味料味の素

【関連・参考サイト】
池田菊苗(Wikipedia)
うま味(Wikipedia)
日本うま味調味料協会

7月25日の記念日一覧

7月25日の記念日は全部で8個あります。

7月25日の記念日・行事
かき氷の日 日本の伝統ある食文化「かき氷」のすばらしさを国内外へ広め、業界の更なる発展をはかるため、(一社)日本かき氷協会が制定。
日付は、かき氷の別名「夏氷(なつごおり)」を「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせから。また、1933年7月25日に山形県山形市で当時の日本最高気温40.8℃を記録したことから、かき氷を食べるのにふさわしい日として。
うま味調味料の日 1908年に東京帝国大学の池田菊苗教授が昆布だしのおいしさの素がグルタミン酸あることを突き止め、この味を「うま味」と名づけました。
うま味についての正しい理解とうま味調味料の普及を目的として、日本うま味調味料協会が制定。
日付は、池田教授の「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許取得日(1908年7月25日)から。
世界溺水防止デー 溺水事故によって失われた命に思いを寄せ、予防可能であるこれら悲劇的な事故に対しての認識を高めるため、国連総会で制定(国際デー)。
毎年世界では約24万人が溺死しているとされ、1~24歳の子どもと若者の主要死因の一つになっています。
はんだ付けの日 「はんだ付け」の素晴らしい技術をより多くの人に知ってもらうため、(特非)日本はんだ付け協会が制定。
日付は、「はんだ」が7種類の元素からできていることと、「はんだ付け」に最適な温度が250℃であることから7月25日に。
さいたま2020バスケの日 バスケットボール界の発展に寄与するため、さいたまバスケットボールレガシー2020プロジェクト実行委員会が制定。
日付は、当初予定されていた東京オリンピックのバスケットボール競技開始日(2020年7月24日)から。
ナブコの日 自動ドアの国内ナンバーワンシェアを持つ自動ドアブランドのNABCO(ナブコ)をより多くの人に知ってもらうため、ナブテスコ(株)住環境カンパニーが制定。
日付は「ナ(7)ブ(2)コ(5)」と読む語呂合わせから。
なつこの日 全国の「なつこ」さんが自分の名前を大切にし、名付けてくれた人へ感謝することで「なつこ」という名前に誇りを持ってもらいたいと、(株)officeIKDが制定。
日付は「な(7)つ(2)こ(5)」と読む語呂合わせから。
ワキ汗治療の日 原発性腋窩多汗症(ワキ汗)が治療できるものであることと、薬による治療のみならず機器を用いた治療があることを知ってもらうため、(株)ジェイメックが制定。
日付は、ワキ汗に悩む人が増加する「夏(7)」にワキ汗の悩みを解消し、「笑顔(ニコニコ=25)」になってもらえるようにと7月25日に。
毎月25日の記念日
プリンの日 多くのプリン商品を販売しているオハヨー乳業(株)が制定。
日付は「プリンを食べると思わずニ(2)ッコ(5)リ」と読む語呂合わせから毎月25日に。

【関連・参考サイト】
7月25日(Wikipedia)
日本記念日協会

7月25日の出来事

7月25日の出来事は「版籍奉還 – 明治政府が中央集権化を図る(1869年)」などです。

版籍奉還 – 明治政府が中央集権化を図る(1869年)

版籍奉還
1868年(明治元年)10月の明治天皇の東京行幸

1869年(明治2年)7月25日、版籍奉還が勅許されました。

1867年に15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上した後も、全国は藩主に支配されていました。

版籍奉還は、明治新政府が中央集権化を図るため、大名(藩主)の土地(版)と人民(籍)の支配権を朝廷に返還させる政治改革です。

大久保利通らが新政府の支持基盤である薩摩・長州・土佐・肥前の4藩主に版籍奉還を願いださせることで、他の藩主もこれにならわせました。

混乱もなく版籍奉還が行われたのは、各藩主が、版籍を奉還しても政府から再交付されると期待あるいは誤解していたためといわれています。

この後、政府は藩主をそれぞれの藩の知藩事に任命。知藩事は、大名による領地支配とは違い、非世襲の地方行政官として、政府直轄地と同様の政策を行うことが求められました。

版籍奉還によって政府の藩への統制力が強まり、1871年(明治4年)の廃藩置県へと進むことになります。

【関連・参考サイト】
版籍奉還(Wikipedia)

7月25日の出来事一覧

7月25日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

7月25日の出来事
年月日 出来事
1869年7月25日 明治維新の一環として全国の藩が所有していた土地(版)と人民(籍)を朝廷に返還。(版籍奉還)
版籍奉還(Wikipedia)
1894年7月25日 朝鮮半島の豊島沖で日本軍と清軍による海戦が行われ、日清戦争が勃発。(豊島沖海戦)
豊島沖海戦(Wikipedia)
1936年7月25日 上野動物園で飼育されていたクロヒョウのメス1頭が脱走。(上野動物園クロヒョウ脱走事件)
上野動物園クロヒョウ脱走事件(Wikipedia)
1992年7月25日 スペインで1992年バルセロナオリンピックが開幕。8月9日まで。
1992年バルセロナオリンピック(Wikipedia)
1998年7月25日 和歌山県和歌山市で行われた夏祭りで、提供されたカレーライスに毒物が混入され、4人が死亡。(和歌山毒物カレー事件)
和歌山毒物カレー事件(Wikipedia)

7月25日生まれの偉人・有名人

7月25日生まれの偉人・有名人は「加藤清正(武将、大名)」「高島礼子(女優)」「おいでやす小田(お笑いタレント)」などです。

加藤清正(武将、大名)

加藤清正

1562年7月25日、加藤清正は、刀鍛冶の子として尾張国愛知郡中村(現在の名古屋市中村区)に生まれました。

豊臣秀吉の生母である大政所と清正の母が従姉妹であった縁から、幼少時より秀吉に仕えました。

1582年、20歳のときに本能寺の変が起こると、清正は秀吉に従って山崎の戦いに参加。

翌年の賤ヶ岳の戦い(秀吉と柴田勝家の戦い)では敵将・山路正国を討ち取るという武功を挙げ、秀吉より「賤ヶ岳の七本槍」の一人として3000石の所領を与えられました。

1588年、26歳のとき肥後北半国の領主となり隈本城に入りました。1591年頃からこれに改修を加えて熊本城としています。

秀吉が明(中国)征服を目ざして2度にわたり朝鮮に兵を出した「文禄・慶長の役」では、清正も出兵し勇名を馳せました。

1598年、清正36歳のときに秀吉が亡くなり、日本に帰国。清正は五大老の徳川家康に接近し、家康の養女を継室として娶りました。

1600年の関ヶ原の戦いでは九州における東軍の中心となり、九州の西軍勢力を次々と破り、戦後の論功行賞で肥後一国領主となりました。
一方、秀吉の恩も忘れず、豊臣秀頼を助けて豊臣氏の安泰をはかっています。

1611年8月に加藤清正は死去、49年の生涯を閉じました。

加藤清正は、熊本城の築城をはじめ、河川の利水・治水や干拓に着手し、治水事業は洪水対策と農地拡大の両面で熊本に大きな恩恵をもたらしました。
これにより「土木の神様」と称され、現代でも「清正公さん(せいしょこさん)」として熊本県民から親しまれています。

【関連・参考サイト】
加藤清正(Wikipedia)

7月25日生まれの偉人・有名人一覧

7月25日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

7月25日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1562年7月25日 加藤清正 肥後熊本藩初代藩主 49歳没
1961年7月25日 ジャガー横田 女子プロレスラー、タレント 62歳
1964年7月25日 高島礼子 女優 59歳
1978年7月25日 おいでやす小田 お笑いタレント 45歳

7月25日の誕生花

7月25日の誕生花は「インパチェンス」「トリカブト」です。

トリカブトの花言葉は「騎士道」「人嫌い」などです。

鳥兜(トリカブト)は英語で「Helmet flower(兜の花)」や「Monkshood(修道士のずきん)」と呼ばれています。「騎士道」は兜に由来し、「人嫌い」は修道士にちなむといわれます。

7月25日の誕生花
誕生花 花言葉
インパチェンス 「鮮やかな人」「強い個性」
トリカブト 「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」

インパチェンス(開花時期:5月~10月)

インパチェンス
photo: Forest and Kim Starr

トリカブト(開花時期:8月~10月)

トリカブト
photo: Rictor Norton & David Allen

【関連・参考サイト】
7月25日の誕生花


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