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1月24日は何の日

1月24日は「ゴールドラッシュデー」「ボーイスカウト創立記念日」「郵便制度施行記念日」です。

月日 記念日
1月23日 「アーモンドの日」「花粉対策の日」
1月24日 「ゴールドラッシュデー」「ボーイスカウト創立記念日」「郵便制度施行記念日」
1月25日 「日本最低気温の日」「中華まんの日」「美容記念日」
月日 出来事
1月23日 ニホンオオカミ最後の1頭を捕獲(1905年)
1月24日 グアム島で元日本兵の横井庄一を発見(1972年)
1月25日 カノッサの屈辱 – 雪中で王が教皇に赦しを請う(1077年)
誕生日 偉人
1月23日 湯川秀樹(日本人初のノーベル賞受賞者)
1月24日 フリードリヒ2世(プロイセン王)
1月25日 サマセット・モーム(小説家、諜報員)
誕生日 誕生花 花言葉
1月23日 スノーフレーク 「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」
1月24日 フリージア 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
1月25日 プリムラ 「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」
今日の名言

なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない。

- ジョージ・エリオット -

(英国の女性作家 / 1819~1880)

以下では1月24日の記念日の由来出来事の詳細、1月24日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

1月24日の記念日・行事

1月24日の記念日・行事は「ゴールドラッシュデー」「ボーイスカウト創立記念日」「郵便制度施行記念日」などです。

ゴールドラッシュデー

1848年1月24日、アメリカ西海岸のカリフォルニア・コロマの製材所で働くジェームズ・マーシャルが川底に金の粒を発見したことから。

この噂はたちまち広がり、一攫千金を夢見て、全米各地や海外からおよそ30万人もの人々がこの地に押し寄せました(カリフォルニア・ゴールドラッシュ)。

これら初期の採掘者らは1849年に集まった者が多かったことから「フォーティナイナーズ(49ers)」(49年者、49年組)と呼ばれます。
アメリカンフットボール(NFL)のチーム「サンフランシスコ・フォーティナイナーズ」もこれに由来します。

カリフォルニアの歴史

1846年に勃発したメキシコとの戦争(米墨戦争)に勝利したアメリカは、現在のカリフォルニア州・ネバダ州・ユタ州などをメキシコから獲得。
それまでメキシコの領土であった西部の開拓が進展しました。

さらに1848年のゴールドラッシュによってその流れが加速。
2年後の1850年にカリフォルニアは州に昇格しました。

カリフォルニアの人口はその後も増加を続け、2010年国勢調査では、全米50州で最多の約3700万人となっています。

川の砂鉱床で採掘に従事する金採掘者(1850年)
カリフォルニア・ゴールドラッシュ

【関連・参考サイト】
カリフォルニア・ゴールドラッシュ(Wikipedia)
米墨戦争(Wikipedia)

ボーイスカウト創立記念日

1908年(明治41年)1月24日、イギリスの軍人・作家であり、ボーイスカウトの創始者であるロバート・ベーデン=パウエルが、スカウト運動についての最初の本『スカウティング・フォア・ボーイズ』(少年たちのためのスカウティング)を発刊し、スカウト運動が始まったことから。

前年の1907年(明治40年)8月に、ロバート・ベーデン=パウエルは20人の少年たちを集めてボーイスカウトの最初の実験キャンプを行っています。

ボーイスカウトとは

ボーイスカウトは、子どもたちの好奇心や探求心にこたえる活動を通して、心身ともに健全な人材を育成することを目的とする世界的な教育運動です。

グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育みます。

1908年1月に刊行された『Scouting for Boys』第一部の表紙
スカウティング・フォア・ボーイズ

関連する記念日には、5月22日の「ガールスカウトの日」があります。

【関連・参考サイト】
ロバート・ベーデン=パウエル(Wikipedia)
ボーイスカウト(Wikipedia)
ボーイスカウト日本連盟

郵便制度施行記念日

1871年(明治4年)旧暦1月24日(新暦3月14日)、「新式郵便」開設の太政官布告が公布されたことから。

同年の旧暦3月1日(新暦4月20日)から近代的な郵便制度が東京 – 大阪間で始まりました。

この制度が「新式」と呼ばれたのは、従来の飛脚便に対するもので、飛脚便との相違点は、「国営(明治6年から国の独占)」「切手による料金前納」「ポストの設置」「あて所配達」「全国均一料金(明治6年から実施)」などです。

また、新制度では東京 – 大阪間を78時間で結ぶ飛脚を毎日出発させ、東海道の途中の駅々でもこの便を利用できるようにしました。

太政官布告とは

太政官(だじょうかん)とは、明治初期の1868年(明治元年)に設置された最高官庁であり、立法・行政・司法の機能を備えていました(内閣の前身)。

太政官布告は、太政官によって公布された法令の形式です。

1885年(明治18年)12月に内閣総理大臣と各省大臣による内閣制度が発足し、太政官が廃止されました。

翌1886年(明治19年)2月には、法令の効力や形式を定式化するため、公文式が制定され、太政官布告という法形式も廃止されました。

郵便受け

【関連・参考サイト】
郵便(Wikipedia)

1月24日の記念日一覧

1月24日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
1月24日 ゴールドラッシュデー
1月24日 ボーイスカウト創立記念日
1月24日 郵便制度施行記念日
1月24日 教育の国際デー 国際デー(国連総会)
1月24日 法律扶助の日 法律扶助協会
1月24日 結祝フィナンシェの日 (株)ギブミーファイブ
毎月24日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
毎月24日 ブルボン・プチの日 (株)ブルボン
毎月24日 削り節の日 東京鰹節類卸商業協同組合

【関連・参考サイト】
1月24日(Wikipedia)
日本記念日協会

1月24日の出来事

1月24日の出来事は「グアム島で元日本兵の横井庄一を発見(1972年)」などです。

グアム島で元日本兵の横井庄一を発見(1972年)

観光用に再現された穴居「横井ケイブ」
横井ケイブ

1972年(昭和47年)1月24日の夕方、グアム島のジャングルで生活していた横井庄一は、エビやウナギをとるために罠をしかけに行ったところ、鹿の猟をしていた現地住民たちに発見され、確保されました。

横井庄一は、1915年(大正4年)3月に現在の愛知県愛西市に生まれました。

1944年(昭和19年)に日本軍が占領していたグアム島に陸軍軍曹として配属。
同年7月にアメリカ軍が上陸し、日本軍は壊滅状態となり、横井庄一も戦死したとされました。

横井庄一は、1945年(昭和20年)8月のポツダム宣言受諾により日本軍の無条件降伏が発令されたことも知らずにジャングルに潜伏。
飢餓と病に苦しむ28年間の苦難の戦いが始まりました。

1972年(昭和47年)1月24日に偶然住民と遭遇し、56歳の横井庄一は同年2月2日に日本に帰還。
帰国の際に羽田空港で発した「恥ずかしながら帰って参りました」の言葉がその年の流行語になりました。

帰国後、その年に結婚。全国各地で講演を行い、1997年(平成9年)9月に82歳で死去しました。

なお、1974年(昭和49)3月には、フィリピン・ルバング島のジャングルで、終戦を信じずに戦後29年間潜伏して戦い続けた小野田寛郎(1922~2014)が日本に帰還しています。

【関連・参考サイト】
横井庄一(Wikipedia)
小野田寛郎(Wikipedia)

1月24日の出来事一覧

1月24日の出来事
年月日 出来事
1848年1月24日 カリフォルニアのアメリカン川河底で砂金が発見される。カリフォルニア・ゴールドラッシュの始まり。
カリフォルニア・ゴールドラッシュ(Wikipedia)
1951年1月24日 八海事件が発生。犯人から共犯者として名指しされた4人が後に無罪になる。『真昼の暗黒』と題して映画化。
八海事件(Wikipedia)
1972年1月24日 グアム島で元日本兵の横井庄一を発見。
横井庄一(Wikipedia)
1984年1月24日 Apple ComputerからMacintoshが発売される。
Macintosh 128K(Wikipedia)
2016年1月24日 沖縄県名護市でみぞれを観測。みぞれは観測上「雪」と扱うため、沖縄本島で初めて雪が観測される。(平成28年豪雪)
平成28年の大雪(Wikipedia)

1月24日生まれの有名人

1月24日生まれの有名人は「フリードリヒ2世(プロイセン王)」「市原悦子(女優)」「野際陽子(女優)」などです。

フリードリヒ2世(プロイセン王)

フリードリヒ2世

1712年1月24日、フリードリヒ2世は、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の子として生まれました。

父はプロイセンの軍国主義化を推し進め「兵隊王」と呼ばれていました。
一方、幼いころから音楽など芸術に興味のあった王子は、父に強く反発しました。

1740年5月、父のフリードリヒ・ヴィルヘルム1世が死去し、28歳のフリードリヒ2世がプロイセン王に即位。

フリードリヒ2世は啓蒙主義的な改革を進め、拷問の廃止、貧民への種籾貸与、宗教寛容令、オペラ劇場の建設、検閲の廃止などを実行しました。

また、ヨーロッパの絶対王政国家の激しい競争のなかで、軍隊と官僚組織の整備、重商主義政策など、プロイセンの富国強兵に努めました。

対外的には、大国オーストリア・ハプスブルク家のマリア・テレジアに対抗してオーストリア継承戦争、シュレージエン戦争、七年戦争を戦い抜き、シュレージエン(現在のポーランド南西部)を獲得。
プロイセンの大国化の基礎を築き、ヨーロッパでフランスと肩を並べる強国となりました。

一方、フリードリヒ2世は、哲学者のヴォルテールと親密に交際。全30巻にも及ぶ膨大な著作を残し「哲人王」とも呼ばれました。

1786年8月、フリードリヒ2世は死去、74年の生涯を閉じました。
フリードリヒ2世はその功績からフリードリヒ大王とも称されます。

【関連・参考サイト】
フリードリヒ2世 (プロイセン王)(Wikipedia)

1月24日生まれの有名人一覧

1月24日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1712年1月24日 フリードリヒ2世 第3代プロイセン王 74歳没
1936年1月24日 市原悦子 女優 82歳没
1936年1月24日 野際陽子 女優 81歳没
1947年1月24日 尾崎将司 プロゴルファー 76歳
1950年1月24日 ジュディ・オング 台湾出身の歌手、女優 73歳
1951年1月24日 五輪真弓 シンガーソングライター 72歳
1956年1月24日 渡辺正行 お笑いタレント 67歳
1959年1月24日 前田日明 プロレスラー 64歳
1984年1月24日 大島由香里 アナウンサー 39歳
1990年1月24日 入江陵介 水泳選手 33歳
1990年1月24日 阿部真央 シンガーソングライター 33歳

1月24日の誕生花

1月24日の誕生花は「フリージア」です。

フリージアの花言葉は「あどけなさ」「純潔」などです。

これらの花言葉は、フリージアの明るくほのぼのとする花姿やさわやかさ・甘酸っぱさのある香りといった純真無垢なイメージにちなみます。

月日 誕生花 花言葉
1月24日 フリージア 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」

フリージア(開花時期は3月~4月)

フリージア
photo: Jocelyn Kinghorn

【関連・参考サイト】
1月24日の誕生花


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