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6月17日は何の日

6月17日は「おまわりさんの日」です。

他には「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」「薩摩の日」など全4個の記念日があります。

月日 記念日
6月16日 「和菓子の日」
6月17日 「おまわりさんの日」
6月18日 「海外移住の日」「考古学出発の日」
月日 出来事
6月16日 ソウェト蜂起 – 南アで黒人学生のデモに警察が発砲(1976年)
6月17日 ウォーターゲート事件 – 米国史上最大の政治スキャンダルへ(1972年)
6月18日 米英戦争 – アメリカがイギリスに宣戦布告(1812年)
誕生日 偉人
6月16日 ジェロニモ(インディアンの戦士)
6月17日 川路利良(日本警察の父)
6月18日 ドナルド・キーン(日本文学研究者)
誕生日 誕生花 花言葉
6月16日 チューベローズ 「危険な快楽」
6月17日 キバナコスモス 「野性的な美しさ」
6月18日 タイム 「勇気」「活動力」
今日の名言

大切なのは自分が望んだように生きること。
そして、それを続けること。
お金があっても不幸な人生をおくるより、ずっと満足できるはず。

- マージョリー・キナン・ローリングス -
(米国の小説家『子鹿物語』著者 / 1896~1953)

以下では6月17日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、6月17日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

6月17日の記念日・行事

6月17日の記念日・行事は「おまわりさんの日」などです。

おまわりさんの日

1874年(明治7年)6月17日、巡査制度が始まり、警察官(おまわりさん)が誕生したことに由来します。

交番の由来

1874年(明治7年)、東京では「交番所」も設けられましたが、当初は施設を伴うものではなく、おまわりさんが警察署から徒歩でパトロールを行いながら、替で立(りつばん)する場所として指定された地点を指しました。

その後、交番所に建物が建てられ、現在は「交番」と呼ばれています。

警察官の階級

現在、警察学校の入校日をもって、学歴に関係なく最下位の階級である「巡査」を命じられます。

その上の階級には、「巡査部長」「警部補」「警部」「警視」「警視正」「警視長」「警視監」「警視総監」があります(全部で9階級)。

警察庁の長である「警察庁長官」は、警察官の最高位の官職名・職位ですが、階級制度は適用されません。

東京都の警視庁の長である「警視総監」は、警察官の階級としては最高位ですが、序列としては警察庁長官に次ぐ第2位になります。

1967年(昭和42年)に「巡査長」の制度が設けられましたが、これは階級ではなく、巡査の実務指導にあたる者の職名です(階級は巡査に属します)。漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉は「巡査長」です。

警察官

【関連・参考サイト】
日本の警察官(Wikipedia)

6月17日の記念日一覧

6月17日の記念日は全部で4個あります。

はじまり

初めての日や始まりの日に基づく記念日です。
「はじまり」記念日一覧

6月17日の記念日(はじまり)
おまわりさんの日 1874年(明治7年)6月17日、巡査制度が始まり、警察官(おまわりさん)が誕生したことに由来します。
東京では「交番所」も設けられましたが、当初は施設を伴うものではなく、おまわりさんが警察署から徒歩でパトロールを行いながら、交替で立番(りつばん)する場所として指定された地点を指しました。その後、交番所に建物が建てられ、現在は「交番」と呼ばれています。

国際デー

国連やWHO、ユネスコなどの国際機関が制定した記念日(国際デー)です。
「国際デー」一覧

6月17日の記念日(国際デー)
砂漠化および干ばつと闘う国際デー 砂漠化と干ばつへの理解と関心を深めるとともに、砂漠化を防止し、干ばつから人々を救うことを目的に、国連総会で制定。
日付は、1994年6月17日にフランスのパリで「国連砂漠化対処条約」が採択されたことから。

その他

その他の日付や別の記念日、各地の行事・お祭りなどに基づく記念日です。

6月17日の記念日(その他)
薩摩の日 1866年6月17日、イギリスのハリー・パークス公使が薩摩藩を訪問し、島津家の別邸・仙巌園で歓迎の宴が開かれたことに由来します。
この宴は、前年に五代友厚、寺島宗則ら19人の薩摩藩遣英使節団と留学生がイギリスを訪問したことの返礼とされています。
オトのハコブネの日 音楽ユニット「オトのハコブネ」のプロデューサー白根繁樹氏が2017年6月17日に急逝。
この日に追悼ライブを行い、白根氏の音楽に対する意志を引き継いでいくことを誓う日として、「オトのハコブネ実行委員会」が制定。

毎月17日の記念日一覧

毎月17日の記念日
いなりの日 いなり寿司を食べる機会を増やそうと、(株)みすずコーポレーションが制定。
日付は「17」をいなりの「い~な」と読む語呂合わせから毎月17日に。
国産なす消費拡大の日 なすの消費拡大のため、冬春なす主産県協議会が制定。
日付は、4月17日の「なすび記念日」とともに毎月17日に。
減塩の日 高血圧の予防や治療において大切な減塩をより多くの人に実践してもらいたいと、(特非)日本高血圧学会が制定。
日付は、5月17日の「高血圧の日」から、一年を通じて減塩を進めることを目指して毎月17日に。

【関連・参考サイト】
6月17日(Wikipedia)
日本記念日協会

6月17日の出来事

6月17日の出来事は「沖縄返還協定に調印(1971年)」「ウォーターゲート事件 – 米国史上最大の政治スキャンダルへ(1972年)」などです。

ウォーターゲート事件 – 米国史上最大の政治スキャンダルへ(1972年)

ホワイトハウスを去るニクソン(1974年8月9日)
ホワイトハウスを去るニクソン(1974年8月)

アメリカ大統領選挙戦さなかの1972年(昭和47年)6月17日、何者かが民主党本部のあったウォーターゲート・ビル(ワシントンD.C.)に侵入し、盗聴器を仕掛けようとして警察に逮捕されました。

その後、犯人グループが共和党のニクソン大統領再選委員会の関係者であることが判明。ニクソン大統領側は、侵入事件は政権に無関係との立場をとるも、ワシントン・ポストなどの取材記事によって、政権内部が深く関与していることが暴露されました。

さらにホワイトハウスがこの事件の捜査妨害やもみ消しに直接関わったことが明らかになりました。

これらの出来事に世論は猛反発。議会の大統領弾劾の勢いにも抗しきれなくなり、1974年(昭和49年)8月9日にニクソン大統領は辞任。アメリカ史上初めての大統領辞任となりました。

後任の大統領には副大統領であったジェラルド・R・フォードが昇格しました。

【関連・参考サイト】
ウォーターゲート事件(Wikipedia)
リチャード・ニクソン(Wikipedia)

6月17日の出来事一覧

6月17日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

6月17日の出来事
沖縄返還協定に調印(1971年) 1971(昭和46年)6月17日、衛星テレビ中継されるなか、日米双方の会場で「沖縄返還協定」の調印が行われました。
翌年の5月15日に沖縄返還協定が発効し、戦後27年間アメリカの統治下にあった沖縄が日本に復帰しました。
沖縄返還協定(Wikipedia)
ウォーターゲート事件 – 米国史上最大の政治スキャンダルへ(1972年) アメリカ大統領選挙戦さなかの1972年(昭和47年)6月17日、何者かが民主党本部のあったウォーターゲート・ビルに侵入し、盗聴器を仕掛けようとして警察に逮捕されました。
その後、犯人グループが共和党のニクソン大統領再選委員会の関係者であることが判明。ワシントン・ポストなどの取材記事によって、政権内部が深く関与していることが暴露されました。
さらにホワイトハウスがこの事件の捜査妨害やもみ消しに直接関わったことが明らかになると、世論は猛反発。議会の大統領弾劾の勢いにも抗しきれなくなり、ニクソン大統領は1974年8月9日に辞任。後任の大統領には副大統領であったジェラルド・R・フォードが昇格しました。
ウォーターゲート事件(Wikipedia)

6月17日生まれの偉人・有名人

6月17日生まれの偉人・有名人は「川路利良(日本警察の父)」「二宮和也(俳優)」「波瑠(女優)」などです。

川路利良(日本警察の父)

川路利良

1834年6月17日、川路利良は、薩摩国鹿児島近在比志島村(現在の鹿児島市皆与志町)の身分の低い薩摩藩士の家に生まれました。

幕末、1864年の禁門の変で長州藩の遊撃隊総督・来島又兵衛を狙撃して倒すという戦功を挙げ、西郷隆盛や大久保利通から高く評価されました。

戊辰戦争(新政府軍と旧幕府軍の戦い)に参加後、戦功により1869年(明治2年)に藩の兵器奉行に昇進しました。

1871年(明治4年)、37歳のときに西郷に同行して上京。

明治政府は東京の治安維持に邏卒(らそつ)隊を組織。西郷は邏卒隊のトップに川路を選びました。

1872年(明治5年)、川路は欧州各国の警察を視察。帰国後、「民衆のための警察」を基本理念とするフランスの警察制度を参考に日本の警察制度を確立しました。

1873年(明治6年)、「明治六年政変」で西郷が帰郷すると、薩摩出身者の多くが官を辞して西郷に従いましたが、川路は「私情においてはまことに忍びないが、国家行政の活動は一日として休むことは許されない。大義の前には私情を捨ててあくまで警察に献身する」と表明しました。

1874年(明治7年)、40歳のとき東京警視庁が創設され、初代大警視(現在の警視総監)に就任しました。

1877年(明治10年)の西南戦争(西郷隆盛を盟主にして起こった士族による武力反乱)に際しては陸軍少将を兼ねて出征。田原坂の戦いでは警視隊から選抜された抜刀隊を率いて西郷軍と戦い、大きな打撃を与えました。

西南戦争後に再び欧州の警察を視察するも、病気になり中途帰国。1879年(明治12年)10月、川路利良は45年の生涯を閉じました。

警察制度の確立に尽くした川路利良は「日本警察の父」と称されます。

【関連・参考サイト】
川路利良(Wikipedia)
明治六年政変(Wikipedia)
抜刀隊(Wikipedia)

6月17日生まれの偉人・有名人一覧

6月17日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

6月17日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1239年6月17日 エドワード1世 イングランド王 68歳没
1682年6月17日 カール12世 スウェーデン王 36歳没
1834年6月17日 川路利良 薩摩藩士、大警視 45歳没
1920年6月17日 原節子 女優 95歳没
1961年6月17日 山寺宏一 声優、タレント 62歳
1975年6月17日 城彰二 プロサッカー選手 48歳
1983年6月17日 二宮和也 歌手、俳優 40歳
1987年6月17日 辻希美 タレント 36歳
1991年6月17日 波瑠 女優 32歳
1991年6月17日 菊池雄星 プロ野球選手 32歳
2004年6月17日 鈴木福 俳優 19歳

6月17日の誕生花

6月17日の誕生花は「キバナコスモス」「リアトリス」です。

6月17日の誕生花
誕生花 花言葉
キバナコスモス 「野性的な美しさ」
リアトリス 「燃える思い」「向上心」「長すぎた恋愛」
花言葉の由来

キバナコスモスの花言葉は「野性的な美しさ」です。

夏場の暑さにも強く、繁殖力旺盛なキバナコスモス。

繊細な印象のあるコスモスに比べて、キバナコスモスには野生的な魅力があり、花言葉もその雰囲気にちなみます。

キバナコスモス(開花時期:6月~11月)
花言葉:「野性的な美しさ」

キバナコスモス
photo: きうこ

リアトリス(開花時期:6月~9月)
花言葉:「燃える思い」「向上心」「長すぎた恋愛」

リアトリス
photo: yewchan
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