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6月10日は何の日

6月10日は「時の記念日」「路面電車の日」「谷津干潟の日」です。

他には「商工会の日」「ローストビーフの日」「ところてんの日」など全25個の記念日があります。

月日 記念日
6月9日 「胸キュンの日」「ロックの日」
6月10日 「時の記念日」「路面電車の日」「谷津干潟の日」
6月11日 「傘の日」「国立銀行設立の日」
月日 出来事
6月9日 ナポレオン後のウィーン体制が始まる(1815年)
6月10日 七博士意見書 – 教授7人が政府に対露強硬政策を迫る(1903年)
6月11日 フランク・モリスらが脱獄不可能のアルカトラズ刑務所から脱獄(1962年)
誕生日 偉人
6月9日 ピョートル1世(初代ロシア皇帝)
6月10日 ニコラウス・オットー(オットーサイクルを開発)
6月11日 豊田喜一郎(トヨタ自動車創業者)
誕生日 誕生花 花言葉
6月9日 スイートピー 「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」
6月10日 アカンサス 「芸術」「技巧」
6月11日 アガパンサス 「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」
今日の名言

あなたにできることをしなさい。
今あるもので、今いる場所で。

- セオドア・ルーズベルト -

(米国の第26代大統領 / 1858~1919)

以下では6月10日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、6月10日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

6月10日の記念日・行事

6月10日の記念日・行事は「時の記念日」「路面電車の日」「谷津干潟の日」などです。

時の記念日

671年6月10日、漏刻と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと『日本書紀』に記されており、日本で初めて時計による時の知らせが行われたことから。

これを記念するとともに、時間を大切にする意識を広めるため、東京天文台(現在の国立天文台)と生活改善同盟会が1920年(大正9年)に制定。

記念日制定の背景には、当時欧米諸国から「日本人は時間の感覚に乏しい」とみられていたことから、時間に関心を持たせ、規律正しく効率的な生活を習慣化させる目的があったといわれます。

砂時計

【関連・参考サイト】
時の記念日(Wikipedia)

路面電車の日

日付は「ろ(6)でん(10)」(路電)と読む語呂合わせから。
1995年(平成7年)に路面電車を運行する自治体が広島市で開催した「第2回路面電車サミット」において、路面電車事業の理解を深めてもらうことを目的に制定。

この日に合わせて、全国各地で路面電車の利用促進のためのキャンペーンやイベントが行われています。

路面電車

関連する記念日には、8月22日の「チンチン電車の日」があります。

【関連・参考サイト】
日本の路面電車一覧(Wikipedia)

谷津干潟の日

1993年(平成5年)6月10日、千葉県習志野市の谷津干潟が、湿地の保存に関する「ラムサール条約」の登録湿地に指定されたことから。
これを記念し、谷津干潟を通して自然保護や環境保全についての関心や理解を深めるため、習志野市が1997年(平成9年)に制定。

この日を中心に、谷津干潟を見て、触れて、楽しむイベントが開催されます。

ラムサール条約とは

条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいますが、一般には採択の地(イランの都市)にちなんで「ラムサール条約」と呼ばれています。

ラムサール条約で定義する湿地には、湿原、湖沼、ダム湖、河川、ため池、湧水地、水田、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。

水鳥の生息地としてだけでなく、私たちの生活を支える重要な生態系として、湿地の保全・再生を呼びかけています。

日本における登録湿地は「釧路湿原(北海道)」「クッチャロ湖(北海道)」「谷津干潟(千葉県)」「琵琶湖(滋賀県)」「漫湖(沖縄県)」など53か所です(2021年12月現在)。

谷津干潟
Minnajima

【関連・参考サイト】
谷津干潟(Wikipedia)
谷津干潟自然観察センター(習志野市)

6月10日の記念日一覧

6月10日の記念日は全部で25個あります。

6月10日の記念日・行事
時の記念日 671年6月10日に漏刻と呼ばれる水時計を新しい台に置き、鐘や鼓で人々に時刻を知らせたと『日本書紀』に記されており、日本で初めて時計による時の知らせが行われたことから。
時間を大切にする意識を広めるため、東京天文台(現在の国立天文台)と生活改善同盟会が制定。
路面電車の日 日付は「ろ(6)でん(10)」(路電)と読む語呂合わせから。
地域の大切な交通手段として利用され、また街のシンボルとして愛されている路面電車の魅力を伝えるため、全国路面軌道連絡協議会が制定。
谷津干潟の日 1993年6月10日に千葉県習志野市の谷津干潟が「ラムサール条約」の登録湿地に指定されたことから。
これを記念し、谷津干潟を通して自然保護や環境保全についての関心や理解を深めるため、習志野市が制定。
商工会の日 1960年6月10日に「商工会法」(商工会の組織等に関する法律)が施行されたことから。
これを記念して、全国商工会連合会が制定。
無糖茶飲料の日 日付は「む(6)とう(10)」(無糖)と読む語呂合わせから。
健康への関心が高まるなか、無糖茶飲料にももっと注目して欲しいと、(株)伊藤園が制定。
ミルクキャラメルの日 1913年6月10日にミルクキャラメルが初めて販売されたことから。
製造発売元の森永製菓(株)が制定。
夢の日 日付は「む(6)ちゅう(10)」(夢中)と読む語呂合わせと、「夢は叶う」の「叶」の字に十が含まれることから。
夢の実現に力を貸してくれた人に感謝し、自分の夢について考え、語り合う日にと、香川県直島の女性が制定。
無添加の日 日付は「む(6)てん(10)か」(無添加)と読む語呂合わせから。
無添加の良さや大切さをより多くの人に知ってもらうため、(株)ファンケルが制定。
てっぱん団らんの日 日付は、てっぱんを囲んでの食事は食育にも通じるとの思いから、「食育基本法」が成立した2005年6月10日にちなむ。
オタフクソース(株)が制定。
Doleスムージーの日 日付は「スム(6)ージー(10)」と読む語呂合わせから。
フルーツや野菜をそのままジュースにすることで栄養を丸ごととれるスムージーをもっと多くの人に味わってもらいたいと、(株)ドールが制定。
ローストビーフの日 日付は「ロ(6)ースト(10)ビーフ」と読む語呂合わせと、「父の日」のプレゼントに最適との思いから、それに近い日を選定。
世界的に名高い日本の和牛を使用したローストビーフの極上の美味しさを国内外に広めていくため、「ローストビーフの通販 たわら屋」が制定。
無添加住宅の日 日付は「む(6)てんかじゅう(10)たく」(無添加住宅)と読む語呂合わせから。
合成化学物質、化学建材をいっさい使わず、天然素材で建てる健康住宅「無添加住宅」の良さを多くの人に知ってもらうため、(株)無添加住宅が制定。
ロートの日 日付は「ロ(6)ート(10)」と読む語呂合わせから。
ロート製薬(株)の企業活動のPRや、健康に関する情報発信・啓発活動を行う「健康宣言日」とするために制定。
ドリーム号の日 1969年6月10日に日本初の夜行高速バスとして「ドリーム号」が大阪 – 東京間の運行を開始したことから。
安全、安心、快適、リーズナブルな都市間輸送サービスとして親しまれてきた「ドリーム号」を、これからも多くの人に利用してもらいたいと、西日本ジェイアールバス(株)とジェイアールバス関東(株)が制定。
ところてんの日 日付は、ところてんの原料である天草の漁の解禁後で初物が味わえる時期であり、「ところ(6)てん(10)」と読む語呂合わせから。
ところてんの美味しさ、食文化としての伝統を広めていくため、伊豆ところてん倶楽部が制定。
うどんと和菓子をいっしょに食べる日 うどんと和菓子を一緒に食べるという食文化を、広島の「ソウルフード」として根付かせるとともに、全国の人にもその美味しさを味わってもらいたいと、(株)ちからが制定。
日付は同社の創業日から。
ロトくじを楽しむ日 日付は「ロ(6)ト(10)」と読む語呂合わせから。
多くの人にロトくじを楽しんでもらい、大きな夢を叶えてもらいたいと、(株)主婦の友インフォスが制定。
リボンシトロンの日 1909年6月10日にリボンシトロンの前身の商品であるシトロンが発売されことから。
100年以上にわたり愛されている炭酸飲料「リボンシトロン」をさらに多くの人に知ってもらうため、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)が制定。
蔵出し!Tシャツデー 日付は、蒸し暑い梅雨入りの時期であり、この頃からTシャツが一番輝く夏が始まるとの思いから6月10日に。
タンスの奥で眠っているお蔵入りのTシャツを着て、明るく自慢し合う日とするため、(株)WITSが制定。
ペットに無添加良品の日 日付は「む(6)てん(10)か」(無添加)と読む語呂合わせから。
ペットフードにおける無添加の取り組みをいち早く始めた、そのこだわりを多くの人に知ってもらうため、ドギーマンハヤシ(株)が制定。
労働契約を考える日 日付は「ろう(6)どう(10)」(労働)と読む語呂合わせから。
労使がともに労働契約の重要性を再認識するとともに、労働者が自分の労働契約の内容を確認して、今後の働き方について考える機会にして欲しいと、(特非)労働契約エージェント協会が制定。
ロケ弁当の日 日付は「ロケ(6)べんとう(10)」と読む語呂合わせから。
ロケ弁当に関係するすべての人に日頃の感謝を伝えるとともに、さらなるサービスの拡充を目指して、日本フードデリバリー(株)が制定。
露点計の日 日付は「ろ(6)てん(10)」(露点)と読む語呂合わせから。
露点計とは気体中の水分量を計測する機器。露点計測による様々なメリットや、露点計に関する基礎知識、正しい使い方、校正の重要性を広めるため、(株)テクネ計測が制定。
こどもの目の日 日付は、生まれたばかりの赤ちゃんも6歳くらいまでには視力1.0に成長する一方、1.0に成長していない「弱視」の発見・治療や、低年齢化する近視の発症の予防にとって「6歳。視力1.0」は大切な節目との考えから、6と10を日付にした6月10日に。
こどもたちの視力の成長を見守り、生涯にわたり目の健康を維持増進する基礎を培うこと、デジタル機器に触れるこどもたちの近視の発症や進行を予防すること、それらに関わる健全な視力を保つための知識と行動を多くの人に啓発するため、日本眼科啓発会議が制定。
ヘルスケアオープンイノベーションデー 日付は、ヘルスケアイノベーションで人々が健康でいられる時間を一日でも長くなるようにという願いを込めて「時の記念日」である6月10日に。
ヘルスケアイノベーションを生み出すためには企業や研究機関など業界を超えたコラボレーションが重要であるとの考えのもと、記念日を通してイノベーションへの投資意思を明確にするとともに、さまざまなパートナーを募っていくという姿勢を示すため、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループが制定。
毎月10日の記念日
イカの日 イカの水揚げ量日本一を誇る青森県八戸市の「イカの街はちのへ まちづくり研究会」が制定。
日付は、イカの足が10本あることから毎月10日に。
コッペパンの日 丸十のコッペパンをより多くの人に知ってもらいたいと、全日本丸十パン商工業協同組合が制定。
日付は、丸十の「十」から毎月10日に。
アメリカンフライドポテトの日 アメリカンフライドポテトの販売促進のため、米国ポテト協会が制定。
日付は「ポテト(10)」と読む語呂合わせから毎月10日に。
糖化の日 老化の原因物質である「AGE」の数値を知ることで病気の予防に役立ててもらおうと、AGE測定推進協会が制定。
日付は「とうか(10日)」(糖化)と読む語呂合わせから毎月10日に。
スカイプロポーズの日 空中でのプロポーズを「スカイプロポーズ」と名付け、多くの人に結婚を決めるチャンスを提供したいと、(株)ジェー・ピー・ディー清水が制定。
日付は、天空の「天(テン)=10」から毎月10日に。

【関連・参考サイト】
6月10日(Wikipedia)
日本記念日協会

6月10日の出来事

6月10日の出来事は「七博士意見書 – 教授7人が政府に対露強硬政策を迫る(1903年)」などです。

七博士意見書 – 教授7人が政府に対露強硬政策を迫る(1903年)

東京帝国大学赤門(1905年)
東京帝国大学赤門(1905年)

1903年(明治36年)6月10日、大学教授7人が内閣総理大臣桂太郎、外務大臣小村壽太郎らに意見書を提出しました。

この意見書は日露戦争(1904年2月~1905年9月5日)開戦直前に、戸水寛人ら6人の東京帝国大学教授と1人の学習院教授によって書かれ、新聞にも掲載されました。

その内容は、桂内閣の外交を軟弱であると糾弾して「満州、朝鮮を失えば日本の防御が危うくなる」とし、ロシアの満州からの完全撤退を唱え、対露強硬政策の選択を迫ったものでした。

この意見書は主戦論が主流の世論に沿ったものでしたが、ロシアとの不戦を主張していた伊藤博文は「我々は諸先生の卓見ではなく、大砲の数と相談しているのだ」と冷淡であったといいます。

戸水寛人は日露講和条約(ポーツマス条約)の締結にも反対を唱え、積極的に政治活動を行ったため、文部大臣は「文官分限令」を適用して戸水を休職処分としました。
しかし、東京帝国大学の教授陣は言論・研究の自由の侵害だとして強く抗議。その結果戸水の復職が実現しました(戸水事件)。

本事件を契機に、日本の大学に自治の慣行が確立されてゆくことになりました。

【関連・参考サイト】
七博士意見書(Wikipedia)
戸水寛人(Wikipedia)

6月10日の出来事一覧

6月10日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

6月10日の出来事
年月日 出来事
1903年6月10日 東京帝国大学・学習院の教授7人が日本政府に対露強硬外交を迫る七博士意見書を提出。
七博士意見書(Wikipedia)
1907年6月10日 フランス・パリで日仏協約が締結され、清の独立と清国内における両国の勢力範囲を確認する。
日仏協約(Wikipedia)
1998年6月10日 FIFAワールドカップ フランス大会が開幕。7月12日まで。フランスが初優勝。
1998 FIFAワールドカップ(Wikipedia)

6月10日生まれの有名人

6月10日生まれの有名人は「ニコラウス・オットー(オットーサイクルを開発)」「いとうあさこ(お笑いタレント)」「松たか子(女優)」などです。

ニコラウス・オットー(オットーサイクルを開発)

ニコラウス・オットー

1832年6月10日、ニコラウス・オットーは、現在のドイツ西南部のラインラント=プファルツ州に生まれました。

初等教育を受けた後、16歳から食料品店で働き始めました。

1860年、28歳のときに、フランスのエティエンヌ・ルノアールが発明した石炭ガスで動作する内燃機関(2ストロークガスエンジン)のことを知り、オットーはガスエンジンの研究を始めました。

1864年、32歳のときにドイツ・ケルンで内燃機関(燃焼を内部でおこなうエンジン)製造会社を設立。この会社は現在もドイツAGとして存続しており、世界最古の内燃機関メーカーとなっています。

1867年、35歳のときに効率を高めた2ストロークエンジンを開発。この機械は同年開催されたパリ万国博覧会で金賞を受賞しています。

1872年(明治5年)にはオットーの会社に技術者のゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハが加わり、4ストロークエンジンの研究開発を進めました。

1877年(明治10年)、45歳のときに4ストロークエンジンで特許を取得。これは現在も使われているガソリンエンジンの原型であり、「オットーサイクル」と呼ばれています。

1891年(明治24年)1月、ニコラウス・オットーは死去、58年の生涯を閉じました。

技術者のダイムラーとマイバッハは1890年(明治23年)に退社してダイムラー・エンジン会社を設立。1926年(大正15年)に後継者がカール・ベンツの会社と合併し、ダイムラー・ベンツ(現在のメルセデス・ベンツ)になりました。

【関連・参考サイト】
ニコラウス・オットー(Wikipedia)
ゴットリープ・ダイムラー(Wikipedia)
ヴィルヘルム・マイバッハ(Wikipedia)

6月10日生まれの有名人一覧

6月10日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

6月10日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
867年6月10日 宇多天皇 第59代天皇 64歳没
1819年6月10日 ギュスターヴ・クールベ フランスの画家 58歳没
1832年6月10日 ニコラウス・オットー ドイツの発明家(オットーサイクル) 58歳没
1906年6月10日 筑波雪子 女優 70歳没
1922年6月10日 ジュディ・ガーランド アメリカの女優(オズの魔法使) 47歳没
1935年6月10日 ジェームス三木 脚本家、作家 88歳
1969年6月10日 大神いずみ フリーアナウンサー 54歳
1970年6月10日 いとうあさこ お笑いタレント 53歳
1977年6月10日 松たか子 女優 46歳

6月10日の誕生花

6月10日の誕生花は「アカンサス」です。

アカンサスの花言葉は「芸術」「技巧」です。

これらの花言葉は、古代ギリシア建築のコリント式の円柱にアカンサスの葉が装飾化されて彫られたことに由来します。

6月10日の誕生花
誕生花 花言葉
アカンサス 「芸術」「技巧」

アカンサス(開花時期は6月~8月)

アカンサス
photo: Michael Coghlan

【関連・参考サイト】
6月10日の誕生花


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