7月2日は「うどんの日」です。
他には「たわしの日」「谷川岳の日」など全10個の記念日があります。
月日 | 記念日 |
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7月1日 | 「東京都政記念日」「びわ湖の日」 |
7月2日 | 「うどんの日」 |
7月3日 | 「ソフトクリームの日」「通天閣の日」 |
月日 | 出来事 |
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7月1日 | 香港がイギリスから中国へ返還される(1997年) |
7月2日 | 金閣寺放火事件 – 犯人は同寺の若い学僧(1950年) |
7月3日 | スクーンの石 – 700年ぶりにスコットランドに返還へ(1996年) |
誕生日 | 偉人 |
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7月1日 | ダイアナ妃(元イギリス皇太子妃) |
7月2日 | ヘルマン・ヘッセ(小説家) |
7月3日 | フランツ・カフカ(小説家) |
誕生日 | 誕生花 | 花言葉 |
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7月1日 | ヒメユリ | 「誇り」 |
7月2日 | キンギョソウ | 「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測ではやはりNO」 |
7月3日 | ハス | 「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」 |
人間の一生は誠にわずかの事なり。
好いた事をして暮らすべきなり。
夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。
- 山本常朝 -
(江戸時代の佐賀鍋島藩士、『葉隠』の口述者 / 1659~1719)
以下では7月2日の記念日の由来、日本や世界の代表的な出来事、7月2日生まれの有名人や誕生花などをご紹介します。
目次
7月2日の記念日・行事
7月2日の記念日・行事は「うどんの日」などです。
うどんの日
古くから香川県の農家では、麦刈りから田植えと忙しかった農作業が一段落する「半夏生」の日に、農作業を手伝ってくれた人たちに、その年に収穫した新麦で作ったうどんを振る舞うという風習がありました。
この「半夏生」が毎年7月2日頃にあたることから、「本場さぬきうどん協同組合」は、1980年(昭和55年)に7月2日を「うどんの日」に制定しました。
この日、本場さぬきうどん協同組合では、小麦が収穫できたことへの感謝と、さぬきうどんの発展を祈願するため、中野天満宮(香川県高松市)で献麺式を行っています。

【関連・参考サイト】
おっとびっくり!うどん文化(香川県観光協会)
うどん(Wikipedia)
7月2日の記念日一覧
7月2日の記念日は全部で10個あります。
うどんの日 | 古くから香川県の農家では、農作業が一段落する「半夏生」の日(7月2日頃)に、農作業を手伝ってくれた人たちにうどんを振る舞うという風習があったことに由来。 本場さぬきうどん協同組合が制定。 |
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たわしの日 | 日付は、1915年7月2日に亀の子束子西尾商店の初代社長・西尾正左衛門氏が「束子(たわし)」の特許を取得したことから。 これを記念して、(株)亀の子束子西尾商店が制定。 |
柿渋の日 | 青い未熟の渋柿を圧搾してできた果汁を発酵させた柿渋は、その防腐、防水効果から塗料や染料などに使われてきました。 柿渋の素晴らしさをPRするため、(株)柿多冨が制定。 日付は、7月2日頃が「半夏生」にあたり、この頃になると山里に山柿が小さな青い実を付け始めて柿渋造りの準備に入ることと、「かきし(7)ぶ(2)」(柿渋)と読む語呂合わせから。 |
谷川岳の日 | 1920年7月1日から2日にかけて、日本山岳会のメンバーが谷川岳初登頂に成功したことから。 これを記念するとともに、町のシンボルである谷川岳をアピールするため、群馬県みなかみ町が制定。 |
真ん中の日 | 「半分」「シェア」「折り返し」「真ん中」などをキーワードに、みんなと笑顔でお祝いしたいと、アッカープランニングが制定。 日付は、1年365日のちょうど真ん中になる7月2日に。 |
全国なまずサミット・なまずの日 | なまずの魅力を全国に向けて発信することで、関連産業の発展と観光文化の振興を図り、地域の振興に寄与することを目的に、全国なまずサミットが制定。 日付は「な(7)まず(2)」と読む語呂合わせから。 |
アマニの日 | オメガ3脂肪酸を豊富に含むアマニを使った料理を食べて、健康管理や生活習慣の改善に取り組むきっかけの日にして欲しいと、(株)ニップンが制定。 日付は、一年のほぼ真ん中で雑節の「半夏生」の頃にあたり、夏の健康管理にもふさわしい日であることから7月2日に。 |
中央シャッターの日 | 創業50周年を迎えたことを記念し、創業の精神である「人喜んでこそ商売なり」を受け継いでいくため、(株)中央シャッターが制定。 日付は、社名の「中央」にちなんで一年365日の真ん中の日にあたる7月2日に。 |
北海道米「ななつぼし」の日 | 北海道米「ななつぼし」をより多くの人に知ってもらい、消費拡大につなげたいと、北海道米販売拡大委員会が制定。 日付は「なな(7)つ(2)ぼし」と読む語呂合わせから。 |
CELFの日 | ノーコードのシステム開発ツール「CELF」(セルフ)をより多くの人に知ってもらうため、SCSK(株)が制定。 日付は「セ(7)ルフ(2)」(CELF)と読む語呂合わせから。 |
日本旅行の日 | お得な旅行プランのPRのため、(株)日本旅行が制定。 |
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Life2.0の日 | 前向きに自分らしく行動する生き方を「Life2.0」と名付けているマニュライフ生命保険(株)が、未来について考えるきっかけの日にしてほしいと制定。 日付は「Life2.0」から2日、さらに一年を通じて何かを始める日にしてほしいとの思いから毎月に。 |
【関連・参考サイト】
7月2日(Wikipedia)
日本記念日協会
7月2日の出来事
7月2日の出来事は「金閣寺放火事件 – 犯人は同寺の若い学僧(1950年)」などです。
金閣寺放火事件 – 犯人は同寺の若い学僧(1950年)
1950年(昭和25年)7月2日未明、京都市の鹿苑寺(通称・金閣寺)境内の国宝・金閣が放火により焼失。創建者である室町幕府3代将軍足利義満の木像など多くの貴重な文化遺産も失われました。
後日、放火の犯人は同寺の若い学僧であったことが判明。動機を「金閣の優美さをのろい、反感をおさえきれなかった」などと自供。
三島由紀夫はこの事件をモデルにし、小説『金閣寺』(1956年)を発表しました。
現在の金閣は、事件から5年後の1955年(昭和30年)に再建されたものです。金閣は明治時代に大修理が施されており、その際に詳細な図面が作成されていたことからきわめて忠実な再現が可能でした。
【関連・参考サイト】
金閣寺放火事件(Wikipedia)
7月2日の出来事一覧
7月2日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。
年月日 | 出来事 |
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1839年7月2日 | 奴隷船に収容されていたアフリカ人奴隷53人がキューバ沖で反乱を起こし、船を乗っ取る。(アミスタッド号事件) アミスタッド号事件(Wikipedia) |
1937年7月2日 | 世界一周飛行中の女性飛行士アメリア・イアハートが南太平洋で消息を絶つ。 アメリア・イアハート(Wikipedia) |
1950年7月2日 | 京都の金閣寺で放火事件が発生し、国宝の舎利殿などが焼失。(金閣寺放火事件) 金閣寺放火事件(Wikipedia) |
1976年7月2日 | 北ベトナムと南ベトナムが統一し、国名をベトナム社会主義共和国に改称。 ベトナム(Wikipedia) |
7月2日生まれの有名人
7月2日生まれの有名人は「ヘルマン・ヘッセ(小説家)」「西川きよし(お笑いタレント)」「三宅健(俳優)」などです。
ヘルマン・ヘッセ(小説家)
1877年(明治10年)7月2日、ヘルマン・ヘッセは、ドイツ南部カルフの宣教師の家に生まれました。
幼い頃から活発な子どもで、4歳から詩を作っていたといいます。
14歳のときに神学校に入学。しかし、半年で学校から脱走。自殺未遂を図ったため神経科病院に入院しました。
退院後に中等教育機関のギムナジウムに入学するも再び退学。その後、本屋の見習い店員となりましたが3日で脱走しています。
これらの経験は1905年(明治38年)に発表された代表作『車輪の下』の原体験となりました。
その後、さまざまな職に就きながら作品を執筆。1899年(明治32年)、22歳のときに最初の詩集を自費出版しています。
1912年(明治45年)にスイスのベルンに移住。第一次世界大戦中(1914~1918)はベルンにあるドイツ人捕虜救援局で働きました。
ヘッセは戦争の影響などで精神的危機を経験。分析心理学で有名なユングの弟子たちの助けを借りながら、精神の回復を遂げました。
そのなかで、ヘッセの深い精神世界を描いた作品が代表作『デミアン』(1919年)です。
それ以降の作品には、現代文明への強烈な批判と洞察、精神的な問題点などが描かれ、ヘッセはドイツ文学を代表する作家となりました。
1946年(昭和21年)、69歳のときに「古典的な人道主義の理想と上質な文章を体現する、大胆さと洞察の中で育まれた豊かな著作」に対してノーベル文学賞が授与されました。
1962年(昭和37年)8月、ヘルマン・ヘッセはスイス・モンタニョーラの自宅で死去、85年の生涯を閉じました。
ヘルマン・ヘッセの名言
しがみつくことで強くなれると考える者もいる。
しかし時には手放すことで強くなれるのだ。
【関連・参考サイト】
ヘルマン・ヘッセ(Wikipedia)
ヘルマン・ヘッセの名言
7月2日生まれの有名人一覧
7月2日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。
誕生日 | 有名人 | 職業 | 年齢 |
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1877年7月2日 | ヘルマン・ヘッセ | ドイツ生まれの小説家(ノーベル文学賞受賞) | 85歳没 |
1922年7月2日 | ピエール・カルダン | フランスのファッションデザイナー | 98歳没 |
1940年7月2日 | 浅丘ルリ子 | 女優 | 83歳 |
1946年7月2日 | 西川きよし | お笑いタレント | 77歳 |
1952年7月2日 | 小柳ルミ子 | 歌手、女優 | 71歳 |
1979年7月2日 | 三宅健 | 俳優、歌手 | 44歳 |
1984年7月2日 | 藤井リナ | ファッションモデル | 39歳 |
7月2日の誕生花
7月2日の誕生花は「キンギョソウ」「クレマチス」です。
キンギョソウの花言葉は「おしゃべり」「でしゃばり」などです。
これらの花言葉は、口をぱくぱくさせて話しているような花姿にちなみます。
誕生花 | 花言葉 |
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キンギョソウ | 「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測ではやはりNO」 |
クレマチス | 「精神の美」「旅人の喜び」「策略」 |
キンギョソウ(開花時期は3月~6月、9月~10月)
クレマチス(開花時期は4月~10月 – 種により異なる)
【関連・参考サイト】
7月2日の誕生花