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5月6日は何の日

5月6日は「コロッケの日」「ふりかけの日」「国際ノーダイエットデー」です。

他には「迷路の日」「コロネの日」など全9個の記念日があります。

今日は立夏(二十四節気)

毎年5月5日頃が二十四節気「立夏(りっか)」になります(2022年は5月5日、2023年は5月6日)。「立夏」は夏の気配が立ち始めるという意味です。

二十四節気
月日 記念日
5月5日 「こどもの日」「薬の日」
5月6日 「コロッケの日」「ふりかけの日」「国際ノーダイエットデー」
5月7日 「博士の日」
月日 出来事
5月5日 アメリカで日本軍の風船爆弾が爆発して6人が死亡(1945年)
5月6日 オランダがインディアンからマンハッタン島を購入(1626年)
5月7日 客船ルシタニア号がドイツ潜水艦に撃沈され、米が第一次世界大戦参戦へ(1915年)
誕生日 偉人
5月5日 エディ・アイカウ(ハワイの伝説的なサーファー)
5月6日 ジークムント・フロイト(精神分析の創始者)
5月7日 チャイコフスキー(作曲家)
誕生日 誕生花 花言葉
5月5日 アヤメ(アイリス) 「よい便り」「メッセージ」「希望」
5月6日 クチナシ 「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」
5月7日 モクレン 「自然への愛」「崇高」「持続性」
今日の名言

自分を相手より利口に見せても愚かに見せても、得る所はない。

- アイザック・ニュートン -

(英国の哲学者、物理学者、数学者 / 1642~1727)

以下では5月6日の記念日の由来出来事の詳細、5月6日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

5月6日の記念日・行事

5月6日の記念日・行事は「コロッケの日」「ふりかけの日」「国際ノーダイエットデー」などです。

コロッケの日

日付は「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせから。
コロッケを春の行楽シーズンに家族で食べて欲しいとの願いを込めて、株式会社味のちぬやが制定。

明治時代に登場して以来、庶民の味方として親しまれてきたコロッケ。西洋料理の「クロケット」(フランス発祥とされる揚げ物料理)を参考にしながら、ジャガイモを使ったコロッケが発明されました。

コロッケは、ポークカツレツ(トンカツ)、カレーライスとともに大正の三大洋食の一つとされ、大正末期から昭和の初めにかけての洋食大衆化のなかで広く普及しました。

コロッケ
Ocdp

【関連・参考サイト】
コロッケ(Wikipedia)
クロケット(Wikipedia)

ふりかけの日

日付は「ふりかけの父」とも称される熊本の薬剤師・吉丸末吉の誕生日(1887年5月6日)から。
大正時代、日本人のカルシウム不足を補う方法として、魚の骨を砕いてご飯にかけて食べることを考案した吉丸末吉の存在を知らせるとともに、ふりかけ文化のさらなる発展を目指して、国際ふりかけ協議会が制定。

ふりかけ

【関連・参考サイト】
ふりかけ(Wikipedia)

国際ノーダイエットデー

世間のダイエットのプレッシャーに対抗し、無理なダイエットによる健康への影響や体型の自由・多様性を訴えるため、イギリスのフェミニストのメリー・エヴァンス・ヤングが1992年(平成4年)に提唱。

アイスクリーム

【関連・参考サイト】
ダイエット(Wikipedia)

5月6日の記念日一覧

5月6日の記念日は全部で9個あります。

5月6日の記念日・行事
記念日 由来・制定
コロッケの日 「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせから。
コロッケを春の行楽シーズンに家族で食べて欲しいとの願いを込めて、(株)味のちぬやが制定。
ふりかけの日 「ふりかけの父」と称される薬剤師・吉丸末吉の誕生日(1887年5月6日)から。
ふりかけ文化のさらなる発展を目指して、(一社)国際ふりかけ協議会が制定。
国際ノーダイエットデー 世間のダイエットのプレッシャーに対抗し、無理なダイエットによる健康への影響や体型の自由・多様性を訴えるため、メリー・エヴァンス・ヤングが提唱。
ゴムの日 「ゴ(5)ム(6)」と読む語呂合せから。
迷路の日 「may(5)ロ(6)」と読む語呂合わせから。
コロコロの日 「コ(5)ロ(6)」と読む語呂合わせから。
粘着カーペットクリーナー「コロコロ」の商標出願25周年を記念して、(株)ニトムズが制定。
アクティブシニアの日 日付は元気なシニア世代をイメージして「こどもの日」の翌日に。
アクティブにイキイキと生活するシニア世代を増やすため、タカラベルモント(株)が制定。
コロネの日 「コ(5)ロ(6)ネ」と読む語呂合わせから。
巻き貝のような形の菓子パン「コロネ」の魅力をより多くの人に知ってもらうため、山崎製パン(株)が制定。
鎌倉五郎の日 「ご(5)ろう(6)」(五郎)と読む語呂合わせから。
「鎌倉五郎」の和菓子をより多くの人に知ってもらうため、(株)鎌倉座が制定。
毎月6日の記念日・行事
記念日 由来・制定
メロンの日 日付は6月が全国的にメロンの出荷量が多い時期であり、6という数字がメロンの形に似ていることから。
メロンの美味しさをより多くの人に知ってもらうため、第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会が制定。
手巻きロールケーキの日 日付は手巻きロールケーキの断面が数字の「6」に見えることと、「ロ(6)ールケーキ」と読む語呂合わせから。
手巻きロールケーキの美味しさをより多くの人に知ってもらうため、(株)モンテールが制定。

【関連・参考サイト】
5月6日(Wikipedia)
日本記念日協会

5月6日の出来事

5月6日の出来事は「オランダがインディアンからマンハッタン島を購入(1626年)」などです。

オランダがインディアンからマンハッタン島を購入(1626年)

ニューアムステルダム
ニューアムステルダム(1660年)

1609年、アジアへの近道を求めるオランダ東インド会社に雇われて、北西航路を探検していたイギリス人のヘンリー・ハドソンの船団が北大西洋を横断して北米大陸東岸に達し、ハドソン川やマンハッタン島を発見しました。

ヘンリー・ハドソンは、ハドソン川をさかのぼり、流域一帯をオランダ領ニューネーデルラントと宣言しました。ハドソン川は彼の名前にちなみます。

その後、ニューネーデルラントは、オランダ西インド会社の管轄に移され、ビーバーなどの毛皮が取れるハドソン川流域の植民が行われました。

1626年5月6日には、オランダ西インド会社が現地のインディアンからマンハッタン島を購入し、ニューアムステルダムと命名しました。
この際、マンハッタン島を60ギルダー相当(現在の価値で1000ドル程度)の装飾品と交換したともいわれます。

オランダ人は、イギリス人やインディアンの来襲から守るために砦を築き、その壁があった場所が現在のウォール街になります。この地に、1792年にニューヨーク証券取引所が開設されました。

1664年にイギリス軍がニューネーデルラントを占領。イングランド王チャールズ2世が弟のヨーク公(後のジェームズ2世)にこの地を与えたことから、ニューヨークと改称されました。

現在のニューヨーク市はアメリカ最大の都市であり、マンハッタン、クイーンズ、ブロンクス、ブルックリン、スタッテンアイランドという5つの行政区で構成されています。
市域人口は800万人を超え、ニューヨーク市を中心に形成する都市圏の人口は約2000万人にのぼります。

【関連・参考サイト】
ヘンリー・ハドソン(Wikipedia)
ニューアムステルダム(Wikipedia)
ニューヨーク(Wikipedia)

5月6日の出来事一覧

5月6日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

5月6日の出来事
年月日 出来事
1527年5月6日 ローマで皇帝軍と教皇軍の衝突が始まる。皇帝軍の傭兵部隊がローマを破壊、略奪へ。(ローマ劫掠)
ローマ劫掠(Wikipedia)
1626年5月6日 オランダ西インド会社がマンハッタン島を買収しニューアムステルダムと命名。現在のニューヨーク。
ニューアムステルダム(Wikipedia)
1889年5月6日 パリ万国博覧会が開幕。10月31日まで。エッフェル塔が公開される。
パリ万国博覧会 (1889年)(Wikipedia)
1937年5月6日 アメリカでドイツの飛行船ヒンデンブルク号が爆発し、乗客乗員36人が死亡。
ヒンデンブルク号爆発事故(Wikipedia)

5月6日生まれの有名人

5月6日生まれの有名人は「中岡慎太郎(幕末の志士)」「ジークムント・フロイト(精神分析の創始者)」「向井千秋(アジア初の女性宇宙飛行士)」などです。

ジークムント・フロイト(精神分析の創始者)

ジークムント・フロイト

1856年5月6日、ジークムント・フロイトは、オーストリア帝国フライベルクのユダヤ人家庭に生まれました。
父は毛織物商人で、一家はフロイトが3歳のときにウィーンへ転居しました。

1873年(明治6年)、17歳のときにウィーン大学に入学。医学部の生理学研究所で両生類や魚類の脊髄神経細胞を研究。また、脳性麻痺や失語症の臨床研究も行ないました。

1885年(明治18年)、29歳のときに留学奨学金が与えられ、パリの神経学者のもとで催眠によるヒステリー症状の治療法を学びました。

翌年帰国すると、催眠によるヒステリーの治療法を一般開業医として実践に移しました。
治療経験から自由連想法にたどり着き、これを毎日施すことによって患者はすべてを思い出すことができると考え、この治療法を精神分析と名づけました。

1895年(明治28年)、39歳のときにヒステリーの原因は幼少期に受けた性的虐待の結果であるという病因論と精神病理を発表。今日でいう心的外傷(トラウマ)やPTSDの概念に通じるものでした。

やがてフロイトの関心は心的外傷から「無意識」そのものへと移り、精神分析は無意識に関する科学として方向付けられました。

1902年(明治35年)に「心理学水曜会」という集会を開催するようになり、国内外から参加者が増え、1908年(明治41年)には「ウィーン精神分析協会」と名乗るようになりました。

フロイトはスイスから参加していたカール・グスタフ・ユングに特別の期待をかけ、1910年(明治43年)に設立した「国際精神分析学会」の初代会長にユングを就任させています。
しかし、学問的な見解の違いから両者は距離を置くようになり、後にユングは国際精神分析学会を脱退しています。

1932年(昭和7年)に入ると、ナチスによるユダヤ人迫害が激しくなり、ドイツでは精神分析が一掃されました。

1938年(昭和13年)にナチス・ドイツがオーストリアに侵攻したため、フロイトはイギリス・ロンドンに亡命。現地では熱狂的な歓迎を受けました。

1939年(昭和14年)9月、末期ガンに冒されたフロイトはロンドンで死去、83年の生涯を閉じました。
ジークムント・フロイトは「精神分析の創始者」と称されています。

ジークムント・フロイトの名言

心とは氷山のようなものである。
氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。

【関連・参考サイト】
ジークムント・フロイト(Wikipedia)
カール・グスタフ・ユング(Wikipedia)
ジークムント・フロイトの名言

5月6日生まれの有名人一覧

5月6日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

5月6日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1824年5月6日 徳川家定 江戸幕府第13代将軍 34歳没
1838年5月6日 中岡慎太郎 幕末の志士 29歳没
1856年5月6日 ジークムント・フロイト オーストリアの精神分析学者 83歳没
1856年5月6日 ロバート・ピアリー アメリカの探検家 63歳没
1906年5月6日 アンドレ・ヴェイユ フランスの数学者 92歳没
1907年5月6日 井上靖 小説家 83歳没
1952年5月6日 向井千秋 アジア初の女性宇宙飛行士 71歳
1961年5月6日 ジョージ・クルーニー アメリカの俳優 62歳
1965年5月6日 吉田美和 シンガーソングライター 58歳
1972年5月6日 高橋尚子 女子マラソン選手 51歳
1973年5月6日 武井壮 陸上競技選手、タレント 50歳

5月6日の誕生花

5月6日の誕生花は「クチナシ」です。

クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」などです。

「喜びを運ぶ」は初夏の風に乗って漂うクチナシの甘い香りに由来します。「とても幸せです」はアメリカで女性をダンスパーティーに誘うときにクチナシの花を贈ることから、誘われた女性の気持ちを表しています。

5月6日の誕生花
誕生花 花言葉
クチナシ 「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」

クチナシは三大香木の一つ

三大香木(さんだいこうぼく)は、香りの強い花をつける3種類の樹木のことです。

春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイが三大香木で、それに冬のロウバイを加えて四大香木と呼ぶこともあります。

クチナシ(開花時期は6月~7月)

クチナシ
photo: Carol VanHook

【関連・参考サイト】
5月6日の誕生花


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