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7月3日は何の日

7月3日は「ソフトクリームの日」「通天閣の日」です。

他には「波の日」「七味の日」「オロナミンCの日」など全8個の記念日があります。

月日 記念日
7月2日 「うどんの日」
7月3日 「ソフトクリームの日」「通天閣の日」
7月4日 「アメリカ独立記念日」「梨の日」
月日 出来事
7月2日 金閣寺放火事件 – 犯人は同寺の若い学僧(1950年)
7月3日 スクーンの石 – 700年ぶりにスコットランドに返還へ(1996年)
7月4日 世界各地で超新星SN 1054が観測される(1054年)
誕生日 偉人
7月2日 ヘルマン・ヘッセ(小説家)
7月3日 フランツ・カフカ(小説家)
7月4日 中谷宇吉郎(人工雪の作成に成功)
誕生日 誕生花 花言葉
7月2日 キンギョソウ 「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測ではやはりNO」
7月3日 ハス 「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」
7月4日 ネジバナ 「思慕」
今日の名言

一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。

- 渋沢栄一 -

(日本の武士、官僚、実業家、日本資本主義の父 / 1840~1931)

以下では7月3日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、7月3日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

7月3日の記念日・行事

7月3日の記念日・行事は「ソフトクリームの日」「通天閣の日」などです。

ソフトクリームの日

1951年(昭和26年)7月3日、明治神宮外苑で行われた進駐軍主催のアメリカ独立記念日(7月4日)を祝うカーニバルで、日本初となるコーンスタイルのソフトクリームが販売されたことから。
これを記念して、日本ソフトクリーム協議会が1990年(平成2年)に制定。

それまでもアイスクリームは食べられていましたが、フリーザーから直接コーンに盛った、できたてのソフトクリームを一般の人たちが口にするのは初めてでした。

ソフトクリームの柔らかくなめらかな口当たりが人気を博し、百貨店などで次々とソフトクリームが販売され、日本でも急速に普及しました。

ソフトクリームとは

ソフトクリームは和製英語で、英語では「soft serve ice cream」(柔らかく提供されるアイスクリーム)や、略して「soft serve」と呼ばれています。

ソフトクリームのルーツは4000年前の中国といわれていますが、1931年(昭和6年)にアメリカで専用の機械(ソフトクリームフリーザー)が開発されて現在のソフトクリームが誕生しました。

アイスクリームとソフトクリームの大きな違いは温度です。アイスクリームは-30℃以下で急速に固められ、お店では-18℃以下で売られています。
一方、ソフトクリームの温度は-5~-7℃になります。

ソフトクリーム

【関連・参考サイト】
ソフトクリーム(Wikipedia)
日本ソフトクリーム協議会

通天閣の日

1912年(明治45年)7月3日、大阪府大阪市浪速区に通天閣が完成したことから。

1903年(明治36年)の第5回内国勧業博覧会の会場跡地に、大阪の新名所というふれこみで「新世界」が誕生。その中心にフランス・パリのエッフェル塔と凱旋門を模した鉄塔が建てられました。

高さ64メートルは当時東洋一とされ、「天に通じる高い建物」との意味で「通天閣」と命名されました。

初代通天閣は1943年(昭和18年)1月に火災で大破し、解体。住民の希望もあって、現存する2代目(108メートル)が1956年(昭和31年)10月に開業しました。

初代通天閣と戦前の新世界
初代通天閣と戦前の新世界

【関連・参考サイト】
通天閣(Wikipedia)

7月3日の記念日一覧

7月3日の記念日は全部で8個あります。

7月3日の記念日・行事
ソフトクリームの日 1951年7月3日、明治神宮外苑で行われた進駐軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルで、日本初となるコーンスタイルのソフトクリームが販売されたことから。
これを記念して、日本ソフトクリーム協議会が制定。
通天閣の日 1912年7月3日、大阪市浪速区にフランス・パリのエッフェル塔と凱旋門を模した「通天閣」が完成したことから。
波の日 海やサーフィンに対してもっと関心を持ってもらおうと、(株)サイバードが制定。
日付は「な(7)み(3)」(波)と読む語呂合わせから。
七味の日 うどんだけでなく、いろいろな料理に合う「七味」の魅力を伝えるため、(株)向井珍味堂が制定。
日付は「しち(7)み(3)」(七味)と読む語呂合わせから。
オロナミンCの日 1965年の発売以来「元気ハツラツ!」というメッセージのもと、世代を超えて愛されているオロナミンC。これからも日本中に「元気」をあふれさせたいとの思いから、大塚製薬(株)が制定。
日付は「オロナ(7)ミ(3)ンC」と読む語呂合わせから。
渚の日 ナギサビールで乾杯をして、これから始まる夏を楽しむとともに、和歌山県の南紀白浜の美しい渚の魅力をより多くの人に知ってもらうため、ナギサビール(株)が制定。
日付は、三代続く屋号「渚」を「ナ(7)ギサ(3)」と読む語呂合わせから。
涙の日 パソコン、携帯電話の普及により急増しているドライアイの症状と関係の深い涙(なみだ)に着目して、ドライアイの理解を深めてもらうため、ドライアイ研究会が制定。
日付は「な(7)み(3)だ」(涙)と読む語呂合わせから。
塩と暮らしの日 人が生きていくのに欠かせない「塩」について、食や文化を含めて楽しく賢く付き合っていく「塩と暮らしを結ぶ運動」(くらしお)のPRのため、(公財)塩事業センターが制定。
日付は、塩の原材料である海水が作り出す波を「な(7)み(3)」と読む語呂合わせから。
毎月3日の記念日
ビースリーの日 美脚ストレッチパンツ専門店「ビースリー」のPRを目的に、(株)バリュープランニングが制定。
日付は「B-Three(ビースリー)」(Fit Better. Feel Better. Look Better.)の3つのBから毎月3日に。
みたらしだんごの日 みたらしだんごの販売促進のため、山崎製パン(株)が制定。
日付は「み(3)たらし(4)だんご(5)」と読む語呂合わせから毎月3日・4日・5日に。
くるみパンの日 くるみパンの販売促進のため、カリフォルニアくるみ協会が制定。
日付は「毎月来る3日(まいつき”くるみ”っか)」と読む語呂合わせから。

【関連・参考サイト】
7月3日(Wikipedia)
日本記念日協会

7月3日の出来事

7月3日の出来事は「スクーンの石 – 700年ぶりにスコットランドに返還へ(1996年)」などです。

スクーンの石 – 700年ぶりにスコットランドに返還へ(1996年)

エドワード王の椅子(1855年の絵画)
エドワード王の椅子(1855年の絵画)

1996年(平成8年)7月3日、イギリス政府は「スクーンの石」をスコットランドに返還すると発表しました。

スクーンの石(運命の石)はスコットランド王家の守護石とされ、スコットランドの歴代君主はこの石の上で戴冠式を行ったとされています。

スコットランド独立戦争中の1296年、スクーンの石はイングランド王エドワード1世によって戦利品として持ち出され、ロンドンのウェストミンスター寺院のエドワード王の椅子の座面の直下に取り付けられました。
この「エドワード王の椅子」は戴冠式に用いられるようになり、イングランド王は、スコットランド王の象徴であるこの石を尻に敷いて即位することになりました。

1950年(昭和25年)のクリスマスの日、グラスゴー大学のスコットランド人学生4人がロンドンのウェストミンスター寺院からスクーンの石を撤去し、スコットランドに持ち帰るという事件が発生しています。
学生たちはスコットランドの完全自治を支持する団体のメンバーでもあり、この事件は映画(Stone of Destiny)にもなっています。

その後、警察によってスクーンの石が発見され、ウェストミンスター寺院に返還されましたが、当局はこの事件が政治問題化することを恐れて4人を起訴しませんでした。

1996年(平成8年)11月30日、スクーンの石は1296年以来700年ぶりにスコットランドに返還され、スコットランドのエディンバラ城に安置されています。

スクーンの石のレプリカ
Bubobubo2 / スクーンの石のレプリカ

【関連・参考サイト】
スクーンの石(Wikipedia)

7月3日の出来事一覧

7月3日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

7月3日の出来事
年月日 出来事
1908年7月3日 マケドニアに駐留するオスマン帝国軍の部隊がスルタン(国王)への反乱を起こす。スルタンによる専制政治を放棄させ、憲政復活へ。(青年トルコ人革命)
青年トルコ人革命(Wikipedia)
1976年7月3日 イスラエル軍がウガンダのエンデベ空港を奇襲し、ハイジャックされたエールフランス機の乗客を救出。(エンテベ空港奇襲作戦)
エンテベ空港奇襲作戦(Wikipedia)
1988年7月3日 ホルムズ海峡で米海軍のミサイル巡洋艦が、イラン航空の旅客機をイラン空軍の戦闘機と誤認して撃墜。290人の乗客乗員全員が死亡。(イラン航空655便撃墜事件)
イラン航空655便撃墜事件(Wikipedia)
1996年7月3日 スクーンの石が700年ぶりにイングランドからスコットランドに返還へ。
スクーンの石(Wikipedia)
2021年7月3日 静岡県熱海市伊豆山で土石流発生し、28人が死亡。(熱海市伊豆山土石流災害)
熱海市伊豆山土石流災害(Wikipedia)

7月3日生まれの有名人

7月3日生まれの有名人は「フランツ・カフカ(小説家)」「トム・クルーズ(俳優)」「岡村隆史(お笑いタレント)」などです。

フランツ・カフカ(小説家)

フランツ・カフカ

1883年(明治16年)7月3日、フランツ・カフカは、オーストリア=ハンガリー帝国領プラハ(現在のチェコ共和国の首都)で高級小間物商を営むユダヤ人家庭に生まれました。

カフカには3人の妹がいましたが、妹同士で固まってしまい、両親はいつも仕事場にいたためカフカは孤独な幼少期を送りました。

1893年(明治26年)、10歳のときにギムナジウム(中等教育機関)に入学。ギムナジウム時代に将来作家になりたいと考えるようになりました。

1901年(明治34年)、18歳のときにプラハ大学に入学。自身は哲学を希望しましたが、父の希望する法学を専攻しました。

1906年(明治39年)、23歳で大学を卒業し、労働者傷害保険協会に就職。14時までの勤務となり、残りの時間を小説の執筆に当てました。

1908年(明治41年)、25歳のときにカフカの作品が文芸誌に初めて掲載されました。

1915年(大正4年)、32歳のときに代表作となる小説『変身』を出版。

34歳のときに肺結核を発症したカフカは長期療養と職場復帰を何度も繰り返し、39歳のときに勤務が不可能となり退職。

1924年(大正13年)6月にフランツ・カフカは死去、40年の生涯を閉じました。

カフカの死後、友人のマックス・ブロートが遺稿を整理し、『審判』(1925年)や『城』(1926年)など未完の長編を続けて世に出しました。

カフカはジェイムズ・ジョイス(1882~1941)、マルセル・プルースト(1871~1922)と並び、20世紀を代表する作家とされています。

フランツ・カフカの名言

わたしは自由です。
だから道に迷ったのです。

【関連・参考サイト】
フランツ・カフカ(Wikipedia)
カフカの名言

7月3日生まれの有名人一覧

7月3日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

7月3日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1423年7月3日 ルイ11世 フランス王 60歳没
1442年7月3日 後土御門天皇 第103代天皇 58歳没
1883年7月3日 フランツ・カフカ チェコ出身の小説家 40歳没
1936年7月3日 つのだじろう 漫画家 87歳
1936年7月3日 戸田奈津子 映画字幕翻訳家 87歳
1943年7月3日 池乃めだか お笑いタレント、喜劇俳優 80歳
1962年7月3日 トム・クルーズ アメリカの俳優 61歳
1970年7月3日 岡村隆史 お笑いタレント(ナインティナイン) 53歳
1978年7月3日 野口みずき マラソン選手 45歳
1980年7月3日 西野亮廣 お笑いタレント(キングコング)、絵本作家 43歳
1987年7月3日 セバスチャン・ベッテル ドイツのF1ドライバー 36歳
1989年7月3日 賀来賢人 俳優 34歳
1991年7月3日 板野友美 タレント 32歳

7月3日の誕生花

7月3日の誕生花は「ハス」「ヒメユリ」「マツバギク」です。

ハスの花言葉は「清らかな心」「雄弁」などです。

「清らかな心」は、ハスが泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせることに由来します。「雄弁」は、ハスがエジプト神話に登場する神のオシリスに捧げられ、オシリスが雄弁であったことにちなみます。

7月3日の誕生花
誕生花 花言葉
ハス 「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「雄弁」
ヒメユリ 「誇り」
マツバギク 「怠惰」「怠け者」「勲功」

スイレンとハスの見分け方

睡蓮(スイレン)と蓮(ハス)は混同されやすい植物ですが、見分けるには葉の形を見るのが簡単です。

葉に切れ込みがあるのがスイレン、切れ込みがないのがハスになります。

また、スイレンは水面近くで咲き、ハスの花は水面より高く上がり咲きます。

ハス(開花時期は7月~8月)

ハス
photo: Otota DANA

ヒメユリ(開花時期は6月~7月)

ヒメユリ
photo: Motohiro Sunouchi

マツバギク(開花時期は4月~8月)

マツバギク
photo: Hideyuki KAMON

【関連・参考サイト】
7月3日の誕生花


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