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7月14日は何の日

7月14日は「フランス革命記念日(パリ祭)」「検疫記念日」です。

他には「ペリー上陸記念日」「ひまわりの日」「ゼリーの日」など全12個の記念日があります。

月日 記念日
7月13日 「日本標準時制定記念日」「お盆の迎え火」
7月14日 「フランス革命記念日(パリ祭)」「検疫記念日」
7月15日 「お盆・盂蘭盆会」「中元」「ホッピーの日」
月日 出来事
7月13日 南米ウルグアイで第1回FIFAワールドカップが開幕(1930年)
7月14日 ビリー・ザ・キッドが保安官パット・ギャレットに射殺される(1881年)
7月15日 ロゼッタ・ストーンを発見 – 古代エジプト文字の解明へ(1799年)
誕生日 偉人
7月13日 堺屋太一(官僚、作家、評論家)
7月14日 エメリン・パンクハースト(女性参政権活動家)
7月15日 レンブラント(画家)
誕生日 誕生花 花言葉
7月13日 グラジオラス 「密会」「用心」「思い出」「忘却」「勝利」
7月14日 ナデシコ 「大胆」「純愛」「貞節」
7月15日 ネムノキ 「歓喜」「胸のときめき」
今日の名言

わたしたちは多くの敗北に出くわすでしょう。
でも、打ち負かされてはいけないのです。

- マヤ・アンジェロウ -

(米国の詩人、作家、公民権運動家 / 1928~2014)

以下では7月14日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、7月14日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

7月14日の記念日・行事

7月14日の記念日・行事は「フランス革命記念日(パリ祭)」「検疫記念日」などです。

フランス革命記念日(パリ祭)

1789年7月14日、フランス王国のパリの民衆がバスティーユ牢獄を襲撃して、フランス革命の発端となったことから。

絶対王政のもとでバスティーユ牢獄には政治犯が収容され、この牢獄は専制の象徴とみなされていました。
ルイ16世が憲法制定国民議会に干渉しようとしたことで、反発したパリの民衆は牢獄を襲撃し、フランス革命に火をつけました。

フランス革命記念日

7月14日は「革命記念日」としてフランスの祝日になっています。日本では「パリ祭」として知られています。

パリではエッフェル塔から壮大な花火が打ち上げられ、シャンゼリゼ通りでは軍事パレードが開催されます。

また、7月13日の夜から14日にかけて、パリと周辺地域の消防署では、革命記念日のダンスパーティーが開かれます。

パリ祭

【関連・参考サイト】
パリ祭(Wikipedia)
バスティーユ襲撃(Wikipedia)

検疫記念日

1879年(明治12年)7月14日、日本初の伝染病予防の法令「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が公布されたことから。

これを記念して、厚生省(現在の厚生労働省)と日本検疫衛生協会が1961年(昭和36年)に制定。

開国によってコレラも侵入

江戸時代末期、インドのガンジス川流域の地方病であったコレラが通商と交通網の発達によって世界的に大流行しました。

ペリーの黒船来航により1854年に「日米和親条約」を締結して開国した日本にもコレラが侵入し、10数万人もの患者・死者を出す大流行が発生しました。

明治時代になってもコレラの大流行が続いたため、1879年(明治12年)7月14日に明治政府は伝染病予防の法令「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」を公布しました。

この法令は、明治政府の指示によって、入港地の県がコレラ流行地から来る船に対して一定期間停泊させるという検疫措置を行うことを規定したものでした。

しかし、当時の不平等条約によって外国人を日本で裁くことができなかったため、運用は困難を極めたそうです。明治政府は、規則に対する協力依頼を当該国の公使に要請し、検疫措置が行われていました。

妖怪「虎狼狸(コロリ)」
妖怪「虎狼狸(コロリ)」

【関連・参考サイト】
検疫法(Wikipedia)
虎狼狸(Wikipedia)

7月14日の記念日一覧

7月14日の記念日は全部で12個あります。

7月14日の記念日・行事
フランス革命記念日(パリ祭) 1789年7月14日、フランス王国のパリの民衆がバスティーユ牢獄を襲撃して、フランス革命の発端となったことから。
この日は「革命記念日」としてフランスの祝日になっています。日本では「パリ祭」として知られています。
検疫記念日 1879年7月14日、日本初の伝染病予防の法令「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が公布されたことから。
これを記念して、厚生省(現在の厚生労働省)と日本検疫衛生協会が制定。
ペリー上陸記念日 1853年7月14日、アメリカ海軍の代将マシュー・ペリーが、日本の開国を求めるアメリカ大統領の国書をもって、久里浜(神奈川県横須賀市久里浜)に上陸したことから。
ひまわりの日 1977年7月14日、日本初の気象衛星「ひまわり」がアメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられたことから。
ゼリーの日 ゼラチンで作ったゼリーの美味しさ、作る楽しさをより多くの人に知ってもらおうと、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定。
日付は、「ゼラチンの日」と同じ7月14日に。また、この時期がゼラチンゼリーの消費が高まることも。
ゼラチンの日 さまざまな用途で使われるゼラチンの特性を広く認識してもらおうと、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定。
日付は、ゼラチンがフランス菓子と料理によく使われることから「フランス革命記念日」と同じ7月14日に。また、この時期はゼラチンやゼリーの消費が増えることも。
内視鏡の日 内視鏡医学のさらなる発展と普及を願って、(公財)内視鏡医学研究振興財団が制定。
日付は「な(7)い(1)し(4)きょう」(内視鏡)と読む語呂合わせから。
月でひろった卵の日 1987年7月14日に和洋菓子専門店「果子乃季」の1号店がオープンし、山口銘菓「月でひろった卵」が販売されたことから。
これを記念して、あさひ製菓(株)が制定。
しんぶん配達の日 新聞の戸別配達制度を支え、新聞を配達するために日々汗を流している新聞配達所の所長や従業員にスポットライトを当てたいと、(公社)日本新聞販売協会が制定。
日付は、1977年7月14日に日本初の気象衛星「ひまわり」が打ち上げられたことにちなみ、気象衛星が地球を回って情報をもたらすことと、新聞配達が戸別に回って社会の知識、情報を提供することの共通のイメージから。
平田村あじさい記念日 2018年7月14日に福島県平田村の公園施設「ジュピアランドひらた」のあじさい372品種が開花し「展示されたあじさいの最多品種数」としてギネス世界記録に認定されたことから。
これを記念するとともに、平田村の美しいあじさいを多くの人に知ってもらおうと、平田村役場が制定。
内臓脂肪の日 内臓脂肪の蓄積は将来の健康リスクに繋がるということを知ってもらい、自身の健康を見つめ直す機会にしてほしいと、(株)ファンケルが制定。
日付は「内臓脂肪」の頭文字「な(7)い(1)し(4)」と読む語呂合わせから。
新学社・全日本家庭教育研究会の「家庭教育を考える日」 親子の寄り添いを軸とした家庭教育の大切さを再認識してもらい、家庭教育の在り方について考える日にして欲しいと、(株)新学社が制定。
日付は、全日本家庭教育研究会の発足日(1973年7月14日)から。
毎月14日の記念日
ひよ子の日 ひよ子本舗吉野堂が日頃の感謝の気持ちを込めて、毎月14日・15日に限定商品の販売や特典サービスなどを実施。
丸大燻製屋・ジューシーの日 「燻製屋熟成あらびきポークウインナー」のジューシーな味わいをより多くの人に楽しんでもらいたいと、丸大食品(株)が制定。
日付は「ジュー(10)シー(4)」と読む語呂合わせから毎月14日に。
クラシコ・医師の日 過酷な現場で働く医療従事者に日頃の感謝の気持ちを込めて、クラシコ(株)が制定。
日付は「い(1)し(4)」(医師)と読む語呂合わせから毎月14日に。

【関連・参考サイト】
7月14日(Wikipedia)
日本記念日協会

7月14日の出来事

7月14日の出来事は「ビリー・ザ・キッドが保安官パット・ギャレットに射殺される(1881年)」などです。

ビリー・ザ・キッドが保安官パット・ギャレットに射殺される(1881年)

ビリー・ザ・キッド

ビリー・ザ・キッドは1859年にアメリカ北東部のニューヨーク市に生まれ、南西部のニューメキシコで育ったといわれます。

15歳のときに母が亡くなると、ビリーは家を出て牛泥棒や強盗、殺人を重ねました。ビリーは亡くなるまでに21人を殺害したともいわれます。

その後、ニューメキシコのリンカーン郡で売店の用心棒となりましたが、商売敵との縄張り争いが拡大し、リンカーン郡戦争と呼ばれる騒動に発展。ビリーは4人を射殺し、1880年(明治13年)に友人でもあった保安官パット・ギャレットによって仲間とともに逮捕されました。

ビリーは1881年(明治14年)4月に刑務所を脱走。このことが『ニューヨーク・タイムズ』で報じられて有名になりました。

1881年(明治14年)7月14日、ビリー・ザ・キッドはニューメキシコ州フォートサムナーでパット・ギャレットに射殺され、21年の生涯を閉じました。
当時ビリーは丸腰で、寝室から食べ物を取りに部屋を出たところを闇討ちされたといわれています。

ビリー・ザ・キッドは西部開拓時代のアウトローとして伝説的に描かれたことから、保安官のワイアット・アープ、アウトローのジェシー・ジェイムズとならんで大変人気がある人物です。

【関連・参考サイト】
ビリー・ザ・キッド(Wikipedia)
リンカーン郡戦争(Wikipedia)
ワイアット・アープ(Wikipedia)
ジェシー・ジェイムズ(Wikipedia)

7月14日の出来事一覧

7月14日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

7月14日の出来事
年月日 出来事
1789年7月14日 パリの民衆がバスティーユ牢獄を襲撃・占領。フランス革命の発端。(バスティーユ襲撃)
バスティーユ襲撃(Wikipedia)
1853年7月14日 アメリカでニューヨーク万国博覧会が開幕。翌年11月1日まで。
ニューヨーク万国博覧会 (1853年)(Wikipedia)
1881年7月14日 ビリー・ザ・キッドが友人でもあった保安官パット・ギャレットにより射殺される。
ビリー・ザ・キッド(Wikipedia)
1977年7月14日 日本初の気象衛星「ひまわり(初代)」が米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる。
ひまわり (気象衛星)(Wikipedia)
1982年7月14日 KGB少佐が米下院の秘密聴聞会で日本国内での工作活動を暴露。(レフチェンコ事件)
レフチェンコ事件(Wikipedia)
2016年7月14日 フランスのニースでトラックによるテロ事件が発生し、84人が死亡。(2016年ニーストラックテロ事件)
2016年ニーストラックテロ事件(Wikipedia)

7月14日生まれの有名人

7月14日生まれの有名人は「エメリン・パンクハースト(女性参政権活動家)」「ガートルード・ベル(砂漠の女王)」「水谷豊(俳優)」などです。

エメリン・パンクハースト(女性参政権活動家)

エメリン・パンクハースト

1858年7月15日、エメリン・パンクハーストは、イングランドのマンチェスターの裕福な家庭に生まれました。

15歳のときにフランスのパリに留学。1879年(明治12年)、20歳のときに帰国し、弁護士のリチャード・パンクハーストと結婚。一男三女をもうけました。

女性参政権運動をしていた夫の影響で、エメリンは1889年(明治22年)、31歳のときに女性参政権連盟を設立しました。

1898年(明治31年)に夫は死去するも、エメリンは女性参政権運動を続けました。

1903年(明治36年)、45歳のときに娘らと女性社会政治同盟を結成。エメリンらの活動は破壊活動を含む過激なもので、彼女自身も何度か投獄されました。

エメリンらの暴力的な手段は、合法的な政治活動で女性参政権の獲得を目指していた人々には支持されず、女性社会政治同盟は分裂しました。

第一次世界大戦後、イギリスでは1918年(大正7年)の「人民代表法」によって30歳以上の女性に初めて選挙権が与えられ、1928年(昭和3年)7月には21歳以上のすべての女性に男性と同じ選挙権が認められました。

エメリン・パンクハーストはその1か月前の1928年6月に死去、69年の生涯を閉じました。その2年後、国会議事堂に隣接するヴィクトリア・タワー・ガーデンに彼女の像が建てられました。
アメリカのタイム誌は彼女を「20世紀における最も重要な100人」の一人に選出しています。

【関連・参考サイト】
エメリン・パンクハースト(Wikipedia)

7月14日生まれの有名人一覧

7月14日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

7月14日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1858年7月14日 エメリン・パンクハースト イギリスの女性参政権活動家 69歳没
1868年7月14日 ガートルード・ベル イギリスの考古学者、女性情報員(砂漠の女王) 57歳没
1913年7月14日 ジェラルド・R・フォード アメリカの第38代大統領 93歳没
1937年7月14日 森喜朗 第85・86代内閣総理大臣 86歳
1944年7月14日 久米宏 ニュースキャスター 79歳
1952年7月14日 水谷豊 俳優 71歳
1961年7月14日 斉藤慶子 女優 62歳
1964年7月14日 椎名桔平 俳優 59歳
1969年7月14日 桜庭和志 総合格闘家 54歳
2000年7月14日 阿部詩 女子柔道家 23歳

7月14日の誕生花

7月14日の誕生花は「ナデシコ」「ノウゼンカズラ」「バラ」「フロックス」です。

ノウゼンカズラの花言葉は「名声」「名誉」です。

ノウゼンカズラは花の形がラッパに似ていることから英語で「トランペットヴァイン」などと呼ばれます。花言葉は勝利者などを祝福する際のファンファーレでトランペットを吹くことに由来するといわれます。

7月14日の誕生花
誕生花 花言葉
ナデシコ 「大胆」「純愛」「貞節」
ノウゼンカズラ 「名声」「名誉」
バラ 「愛」「美」
フロックス 「合意」「一致」

ナデシコ(開花時期は6月~9月)

ナデシコ
photo: Sen Itto

ノウゼンカズラ(開花時期は7月~9月)

ノウゼンカズラ
photo: zamojojo

バラ(開花時期は5月~11月)

バラ
photo: Edgar Languren

フロックス(開花時期は3月~11月 – 種により異なる)

フロックス
photo: Dan Keck

【関連・参考サイト】
7月14日の誕生花


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