HOME > 今日は何の日 > 11月15日は何の日

11月15日は何の日

11月15日は「七五三」「かまぼこの日」「きものの日」です。

月日 記念日
11月14日 「世界糖尿病デー」「ウーマンリブの日」
11月15日 「七五三」「かまぼこの日」「きものの日」
11月16日 「幼稚園記念日」「国際寛容デー」
誕生日 誕生花 花言葉
11月14日 コウテイダリア 「乙女の真心」「乙女の純潔」
11月15日 ヒガンバナ 「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」
11月16日 クリスマスローズ 「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」
今日の名言

新しいことを勉強してると世の中は怖くありません。
何もしないで、じっとしているから、怖くなるんです。

- 林家彦六 -

(日本の落語家、8代目林家正蔵 / 1895~1982)

以下では11月15日の記念日の由来、11月15日生まれの誕生花などをご紹介します。

11月15日の記念日・行事

11月15日の記念日・行事は「七五三」「かまぼこの日」「きものの日」などです。

七五三

11月15日に行われる、子どもの成長を祝う行事です。
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に晴れ着を着て、千歳飴を持って神社などに参詣します。

1681年(天和元年)旧暦11月15日に病弱であった徳川徳松(江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の長男)の健康を祈ったことが起源とされています。

七五三の名でこの行事が普及したのは大正時代。初めは関東だけで行われていました。
やがて京都や大阪でも行われるようになり、その後全国に広まりました。

七五三の年齢と時期

子どもの年齢は「数え年」で行うのが正式とされていましたが、現在は「数え年」「満年齢」のいずれでもよいとされています。
子どもの成長や兄弟姉妹の年齢差などによって柔軟に決めるケースが増えています。

日付も旧暦の11月15日に行われていましたが、明治の改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになりました。
現在では11月15日にこだわらず、10月上旬から11月下旬頃に参詣するケースも多くなっています。

七五三
photo: ginomempin

【関連・参考サイト】
七五三(Wikipedia)

かまぼこの日

日付は、「かまぼこ」が初めて文献に登場したのが、平安時代の1115年(永久3年)の祝宴の膳の図に描かれていたものとされており、1115年の数字の並びから11月15日を記念日としました。
また、「七五三」のお祝い料理に子どもの成長を祝って紅白のかまぼこを用意する習慣があったことから。
日本かまぼこ協会が1983年(昭和58年)に制定。

かまぼこの名前の由来

当初、かまぼこは材料を竹の棒に筒状に巻いて作りました(ちくわ型)。

この形が植物の「蒲(がま)の穂」に似ており、それが「鉾(ほこ)」のような姿であったことから「がまのほこ」と呼ばれ、それが転訛して「かまぼこ(蒲鉾)」になったといわれます。

かまぼこ

【関連・参考サイト】
蒲鉾(Wikipedia)
日本かまぼこ協会

きものの日

日付は「七五三」の日に、家族そろってきもので出かけてほしいとの願いから。
きものの美しさ、文化的な要素をアピールするため、全日本きもの振興会や日本きもの連盟が制定。

この日に合わせて、全国各地のきもの業界関係者が省庁、地方公共団体などと連携して、きものに関するイベントを開催しています。

関連する記念日には、5月29日の「呉服の日」があります。

着物と和服

「着物」は元来「着る物」という意味であり、衣服を意味する語でした。

幕末に西洋から「洋服」が移入すると、従来の日本の衣服を「和服」と呼ぶようになり、さらに「着物」の語にも置き換えられるようになりました。

その後、日常生活で頻繁に洋服が用いられるようになると、「着物」から「着る物」という本来の意味は薄れ、「着物」という語が主に和服を指すようになりました。
同時に「洋服」が「着る物」の意味で使われるようになりました。

着物

【関連・参考サイト】
和服(Wikipedia)

11月15日の記念日一覧

11月15日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
11月15日 七五三
11月15日 かまぼこの日 (一社)日本かまぼこ協会
11月15日 きものの日 全日本きもの振興会、日本きもの連盟
11月15日 昆布の日 (一社)日本昆布協会
11月15日 のど飴の日 カンロ(株)
11月15日 口腔がん検診の日 (公社)東京都玉川歯科医師会
11月15日 生コンクリート記念日 全国生コンクリート工業組合連合会
11月15日 いいインコの日 セキセイ(株)
11月15日 イベリコ豚の日 TAISHI CO(株)
毎月15日の記念日
お菓子の日 1911年4月15日に国内最大のお菓子の祭典「全国菓子大博覧会」が初めて開催されたことから毎月15日に。
全国菓子工業組合連合会が制定。
中華の日 中華料理の普及と全国の組合員の結束を強めるため、東京都中華料理衛生同業組合が制定。
日付は、15日がひと月の「中間(ちゅうかん)=中華(ちゅうか)」であることから毎月15日に。
ひよ子の日 ひよ子本舗吉野堂が日頃の感謝の気持ちを込めて、毎月14日・15日に限定商品の販売や特典サービスなどを実施。

【関連・参考サイト】
11月15日(Wikipedia)
日本記念日協会

11月15日の誕生花

11月15日の誕生花は「ヒガンバナ」です。

ヒガンバナの花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」などです。

「悲しき思い出」は、ヒガンバナが墓地でよく見られることに由来します。

月日 誕生花 花言葉
11月15日 ヒガンバナ 「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」

ヒガンバナが田んぼやお墓に咲く理由

田んぼを荒らすモグラ、ネズミ、虫などの生き物がヒガンバナの球根(鱗茎)の毒を嫌って避けるため、田んぼの畦(あぜ)にヒガンバナが植えられました。

お墓でも土葬後に死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐために彼岸花が植えられたそうです。

ヒガンバナ(開花時期は9月)

ヒガンバナ
photo: Otota DANA

【関連・参考サイト】
11月15日の誕生花