HOME > 今日は何の日 > 1月10日は何の日

1月10日は何の日

1月10日は「明太子の日」「110番の日」です。

他には「ひものの日」「イトウの日」など全15個の記念日があります。

月日 記念日
1月9日 「クイズの日・とんちの日」「風邪の日」
1月10日 「明太子の日」「110番の日」
1月11日 「鏡開き」「塩の日」
月日 出来事
1月9日 三俣の大雪崩 – 史上最悪の雪崩災害(1918年)
1月10日 カエサルがルビコン川を渡る(紀元前49年)
1月11日 大島大火 – 伊豆大島元町地区の7割が焼失(1965年)
誕生日 偉人
1月9日 岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者)
1月10日 福澤諭吉(教育者)
1月11日 ちばてつや(漫画家『あしたのジョー』)
誕生日 誕生花 花言葉
1月9日 ノースポール 「誠実」「冬の足音」「高潔」
1月10日 フリージア 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
1月11日 ミスミソウ 「自信」「はにかみ屋」
今日の名言

人生とは自分を見つけることではない。
人生とは自分を創ることである。

- バーナード・ショー -

(アイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞 / 1856~1950)

以下では1月10日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、1月10日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

1月10日の記念日・行事

1月10日の記念日・行事は「明太子の日」「110番の日」などです。

明太子の日

1949年(昭和24年)1月10日、ふくやの創業者が日本で初めて「明太子」を販売したことから。

これを記念して、福岡市博多区で「味の明太子」などを製造・販売する株式会社ふくやが制定。

新しい辛子明太子の誕生まで

戦後の1948年(昭和23年)、福岡・博多の中州市場で食料品店「ふくや」を開業した創業者の川原俊夫(1913~1980)氏。

川原氏は戦時中の幼少期を韓国の釜山で過ごし、そこで食べた「たらこのキムチ漬」の味が忘れられませんでした。

その味を再現すべく、創意工夫を重ね、1949年(昭和24年)1月に日本で初めて「明太子」を販売しました。

明太子はもともと朝鮮半島の食品ですが、川原氏は調味液に漬け込む方式による新たな辛子明太子を開発し、博多の名産品として普及させました。

ふくや 味の明太子

【関連・参考サイト】
川原俊夫(Wikipedia)
ふくや

110番の日

110番のしくみや正しい利用方法の周知をはかるため、警視庁が1985年(昭和60年)に制定。

日付は警察への緊急通報用電話番号「110番」から。

この日、全国の警察において「110番」の正しい利用を呼びかける「110番の日キャンペーン」が行われます。

110番で聞かれること、伝えること

110番通報の際、警察の担当者から以下のようなことを聞かれます。

・何がありましたか?
(盗難、振り込め詐欺、交通事故、けんか、不審者、迷子、災害など)

・いつですか?
(通報の何分前のことか)

・場所はどこですか?
(住所、近くの目標物など)

・被害の状況は?
(けが人の有無など)

・犯人は?
(性別、人数、年齢、服装や逃走方向など)

・あなたのお名前は?
(氏名、住所、連絡先)

自分のいる場所の住所が分からない場合は、通行人に聞いたり、近くの大きな建物、交差点・道路の看板、電柱などで確認します。

警察

関連する記念日には、1月18日の「118番の日」、11月9日の「119番の日」があります。

【関連・参考サイト】
こんなときこそ110番(警視庁)

1月10日の記念日一覧

1月10日の記念日は全部で15個あります。

食べ物

料理や食品、食材などに関する記念日です。
「食べ物」記念日一覧

1月10日の記念日(食べ物)
明太子の日 1949年(昭和24年)1月10日、ふくやの創業者が日本で初めて「明太子」を販売したことから。
これを記念して、福岡市博多区で「味の明太子」などを製造・販売する(株)ふくやが制定。
かんぴょうの日 かんぴょうのPRのため、栃木県園芸特産振興協会が制定。
日付は、干瓢(かんぴょう)の「干」の字を分解すると「一」と「十」になることから。
さんま寿司の日 さんま寿司をPRするため、三重県熊野市のさんま寿司保存会が制定。
日付は、毎年1月10日に熊野市の産田神社で大祭が行われ、この祭りの参拝者へ熊野名物のさんま寿司が振る舞われることなどから。
糸引き納豆の日 健康効果や美容美肌効果などがあるとされ、日本を代表する発酵食品でもある糸引き納豆をPRするため、全国納豆協同組合連合会が制定。
日付は「い(1)と(10)」(糸)と読む語呂合わせから。また、この時期は受験の時期にあたるため、糸引き納豆の特徴である粘り強さで合格を祈念するという意味もあります。

魚介・海藻

魚介や海藻に関する記念日です。
「魚介・海藻」記念日一覧

1月10日の記念日(魚介・海藻)
ひものの日 日本の伝統食品としての干物をより多くの人に知ってもらい、食べてもらいたいと、(株)太助が制定。
日付は、干物の「干」の字が「一」と「十」に分解できることから。

お酒

日本酒やワイン、ビール、カクテルなどお酒に関する記念日です。
「お酒」記念日一覧

1月10日の記念日(お酒)
百十郎の日 岐阜県の日本酒ブランド「百十郎」の魅力をより多くの人に知ってもらいたいと、(株)林本店が制定。
日付は「百十郎」の「百十(110)」から。

飲食店

飲食店や食品販売店に関する記念日です。
「飲食店」記念日一覧

1月10日の記念日(飲食店)
まいどおおきに食堂の日 「まいどおおきに食堂」を多くの人に知ってもらうとともに、「まいどおおきに」という感謝の言葉を世界に広げたいと、(株)フジオフードシステムが制定。
日付は「ま(0)い(1)ど(10)」と読む語呂合わせから。

生き物

動物や昆虫などの生き物に関する記念日です。
「生き物」記念日一覧

1月10日の記念日(生き物)
イトウの日 最大1.5メートルを越える日本最大の淡水魚であり、絶滅危惧種に指定されている「イトウ」の認知度を向上させ、その保護の気運を高めたいと、イトウを展示する北海道北見市の「北の大地の水族館」が制定。
日付は「イ(1)トウ(10)」と読む語呂合わせから。

国の記念日

政府や各省庁、法令によって定める記念日です。
「国の記念日」一覧

1月10日の国の記念日
110番の日 110番のしくみや正しい利用方法の周知をはかるため、警視庁が制定。
日付は警察への緊急通報用電話番号「110番」から。
この日、全国の警察において「110番」の正しい利用を呼びかける「110番の日キャンペーン」が行われます。

誕生・開始

人や商品、サービスなどが誕生した日、開始日、発売日に関連する記念日です。

1月10日の記念日(誕生・開始)
補幸器の日 「補聴器は慣れてから買うもの」というスタイルを多くの人に知ってもらいたいと、補聴器を身体の一部として機能するまで何度も調整をしてから販売する(有)堺堂が制定。
日付は、補聴器を使う誰もが幸福を補う「補幸器」(ほこうき)となることを願い、大貫社長が補聴器研究に取り組むきっかけとなった父親の誕生日(1月10日)から。

語呂合わせ

語呂合わせによる記念日です。

1月10日の記念日(語呂合わせ)
豊後高田市移住の日 さまざまな移住定住施策を進める大分県豊後高田市が、子育て支援の充実、教育のまちづくりなどの施策を市民と共有して、地方創生の取り組みを再認識するために制定。
日付は「い(1)じゅう(10)」(移住)と読む語呂合わせから。
インターンシップの日 インターンシップ制度を導入する企業と、参加する学生の拡大と意識の啓蒙を目的に、ルーキーワークス(株)が制定。
日付は「イン(1)ターン(10)」と読む語呂合わせから。
イヤホンガイドの日 ツアーガイドや美術館、博物館の案内など、さまざまな場面で利用されている「イヤホンガイド®」の存在を広く知ってもらいたいと、(株)ケンネットが制定。
日付は「イ(1)ヤホンガイド(10)」と読む語呂合わせから。
みんなの移住の日 多くの人が移住について語り合い、都市部から地域への移住がムーブメントとなるとともに、自らの生き方や働き方を立ち止まって考え、移住をしたり、移住をお祝いする日にしてほしいと、(株)ツナグムが制定。
日付は「い(1)じゅう(10)」(移住)と読む語呂合わせから。

見立て

見立てや連想などによる記念日です。

1月10日の記念日(見立て)
ten.めばえの日 ニュース番組「かんさい情報ネットten.」の人気コーナーで、その日に生まれた赤ちゃんを紹介する「めばえ」。そのコーナー名にかけてこの日に番組を視てもらうことで、世の中への関心や家族との絆など、さまざまなものが「芽生える」日にしてほしいと、読売テレビ放送(株)が制定。
日付は「めばえ」のタイトルイラストの双葉マークを「0110」と見立て、番組名「ten.=10」にもかけて1月10日としたもの。

毎月10日の記念日一覧

毎月10日の記念日
イカの日 イカの水揚げ量日本一を誇る青森県八戸市の「イカの街はちのへ まちづくり研究会」が制定。
日付は、イカの足が10本あることから毎月10日に。
コッペパンの日 丸十のコッペパンをより多くの人に知ってもらいたいと、全日本丸十パン商工業協同組合が制定。
日付は、丸十の「十」から毎月10日に。
アメリカンフライドポテトの日 アメリカンフライドポテトの販売促進のため、米国ポテト協会が制定。
日付は「ポテト(10)」と読む語呂合わせから毎月10日に。
糖化の日 老化の原因物質である「AGE」の数値を知ることで病気の予防に役立ててもらいたいと、AGE測定推進協会が制定。
日付は「とうか(10日)」(糖化)と読む語呂合わせから毎月10日に。
スカイプロポーズの日 空中でのプロポーズを「スカイプロポーズ」と名付け、多くの人に結婚を決めるチャンスを提供したいと、(株)ジェー・ピー・ディー清水が制定。
日付は、天空の「天(テン)=10」から毎月10日に。
サガミ満天そばの日 おいしくて健康的な「満天そば」をより多くの人に知ってもらいたいと、(株)サガミホールディングスが制定。
日付は、1年を通じて満天そばを食べてもらいたいとの思いから「まんてん(10)」(満天)の語呂合わせで毎月10日に。

【関連・参考サイト】
1月10日(Wikipedia)
日本記念日協会

1月10日の出来事

1月10日の出来事は「カエサルがルビコン川を渡る(紀元前49年)」などです。

カエサルがルビコン川を渡る(紀元前49年)

カエサルがルビコン川を渡る

ガイウス・ユリウス・カエサルは、共和政ローマ(紀元前509年~前27年)末期に政治家・軍人として登場しました。

紀元前60年、カエサルは、元老院を抑えるために実力者ポンペイウス、富豪クラッススと同盟を結び、私的な結合たる第一回三頭政治を始めました。

紀元前58年、カエサルはガリア(現在のフランス、ベルギー、スイス等)に遠征し、その全域を征服。共和政ローマの属州としました。

その後、ガリア戦争(前58~前51年)で名声をあげたカエサルを、ローマの元老院とポンペイウスが排除しようとしました。

紀元前49年1月10日、カエサルは元老院の命令に背き、軍を率いてルビコン川を渡り、イタリア本土に進軍。ローマ内戦が勃発しました。

翌年、カエサルはポンペイウス軍を破り、内戦に勝利。
エジプトに逃れたポンペイウスを追ったカエサルは、エジプトのプトレマイオス朝の内紛に介入してクレオパトラと結ばれ、クレオパトラを王位につけました。

カエサルは前46年に共和政の伝統に反して 10年任期の独裁官となり権力を集中させ、前44年には終身独裁官となりました。

しかし、共和政維持の立場をとるブルトゥスらによって前44年3月にカエサルは暗殺されました。

カエサルの築いた権力集中システムは、後継者のアウグストゥスに引き継がれ、帝政ローマ誕生の礎となりました。

「ルビコン川を渡る」とは

ルビコン川は、カエサルが統治を任されていたローマの属州ガリアと、イタリア本土とを隔てる境界線でした。

将軍が軍を率いてイタリア本土に入ることは、法律で禁じられており、ルビコン川を渡ることは、死罪に問われることを意味していました。

もし、川を渡るならば、ポンペイウス軍を打ち破ってローマを掌握するしか生きる道はない。
カエサルは自らの決断の重さにしばらく思いを巡らしてから「賽さいは投げられた」と叫び、ルビコン川を渡りました。

このことから、「ルビコン川を渡る(Cross the Rubicon)」という言葉は、後には引けない重大な決断を下すという意味で使われます。

【関連・参考サイト】
ガイウス・ユリウス・カエサル(Wikipedia)
ルビコン川(Wikipedia)

1月10日の出来事一覧

1月10日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

1月10日の出来事
年月日 出来事
紀元前49年1月10日 共和制ローマのカエサルが元老院の命令に背き、軍を率いてルビコン川を渡る。カエサルはイタリア本土に進軍し、ローマ内戦へ。
ローマ内戦 (紀元前49年-紀元前45年)(Wikipedia)
1723年1月10日 江戸幕府が無料の医療施設「小石川養生所」を開設。幕末まで140年あまり貧民救済施設として機能。
小石川養生所(Wikipedia)
1776年1月10日 アメリカの独立の必要性を説いたトマス・ペインの『コモン・センス』が発行され、独立にむけた世論が熟成される。
コモン・センス(Wikipedia)
1863年1月10日 ロンドンで世界初の地下鉄・メトロポリタン鉄道が開業。
メトロポリタン鉄道(Wikipedia)
1920年1月10日 ヴェルサイユ条約が発効。第一次世界大戦後の世界平和の確保と国際協力の促進を目的として国際連盟が設立される。
国際連盟(Wikipedia)

1月10日生まれの偉人・有名人

1月10日生まれの偉人・有名人は「福澤諭吉(教育者)」「ロッド・スチュワート(ミュージシャン)」「河野太郎(政治家)」などです。

福澤諭吉(教育者)

福沢諭吉

1835年1月10日、福澤諭吉は、摂津国大坂堂島浜(現在の大阪市福島区福島)において、豊前国中津藩の下級藩士の次男として生まれました。

1854年、19歳のときに長崎へ遊学して蘭学(オランダ語を介して日本に伝わった西洋の学問・技術)を学ぶ。

1858年、23歳のときに中津藩から江戸出府を命じられ、諭吉は、築地鉄砲洲(現在の中央区明石町)で蘭学を教えました。
この蘭学塾が後の「慶應義塾」の基礎となったため、この年が慶應義塾創立の年とされています。

1859年、訪れた外国人居留地・横浜では英語が用いられ、オランダ語がまったく通じないことに衝撃を受け、諭吉は英語の勉強を始めました。

1860年、25歳のときに、日米修好通商条約批准書交換のために派遣された咸臨丸の艦長の従者としてアメリカに渡る。
このとき咸臨丸の指揮官を務めた勝海舟とは馬が合わず、晩年まで険悪な関係が続きました。

1862年、欧州使節団に同行した際に立ち寄った香港において、植民地主義・帝国主義を目の当たりにし、イギリス人が中国人を犬猫同然に扱うことに強い衝撃を受けました。

1863年に帰国すると、諭吉は『西洋事情』などの著書を通じて啓蒙活動を始めました。

明治維新後、山縣有朋らから明治新政府への出仕を勧められましたが、諭吉はこれを断り、慶應義塾の運営と啓蒙活動に専念。

諭吉は、専修学校(後の専修大学)や商法講習所(後の一橋大学)、伝染病研究所の創設にも尽力し、近世の教育に功績のあった明治六大教育家の一人とされています。

1901年(明治34年)2月、福沢諭吉は66年の生涯を閉じました。

福澤諭吉の名言

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。

【関連・参考サイト】
福澤諭吉(Wikipedia)
福沢諭吉の名言

1月10日生まれの偉人・有名人一覧

1月10日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

1月10日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1835年1月10日 福澤諭吉 啓蒙思想家、教育者 66歳没
1868年1月10日 尾崎紅葉 小説家 35歳没
1934年1月10日 長門裕之 俳優 77歳没
1942年1月10日 小松政夫 コメディアン 78歳没
1945年1月10日 ロッド・スチュワート イギリスのミュージシャン 79歳
1963年1月10日 河野太郎 政治家 61歳
1965年1月10日 田中裕二 お笑いタレント(爆笑問題) 59歳
1966年1月10日 財前直見 女優 58歳
1972年1月10日 山口達也 ミュージシャン、俳優 52歳

1月10日の誕生花

1月10日の誕生花は「フリージア」「ストック」です。

1月10日の誕生花
誕生花 花言葉
フリージア 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
ストック 「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」
花言葉の由来

フリージアの花言葉は「あどけなさ」「純潔」などです。

これらの花言葉は、フリージアの明るくほのぼのとする花姿やさわやかさ・甘酸っぱさのある香りといった純真無垢なイメージにちなみます。

フリージア(開花時期:3月~4月)
花言葉:「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
西洋の花言葉:「innocence(純潔)」「friendship(友情)」「trust(信頼)」

フリージア
photo: Jocelyn Kinghorn

ストック(開花時期:3月~5月)
花言葉:「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」
西洋の花言葉:「lasting beauty(永遠の美)」「bonds of affection(愛情の絆)」「contentment(満足)」「promptness(迅速さ)」

ストック
photo: Harold Litwiler
誕生花の詳細ページはこちら

前日  1月10日  翌日

テキストのコピーはできません。