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12月13日は何の日

12月13日は「正月事始め」「ビタミンの日」です。

月日 記念日
12月12日 「漢字の日」「国際中立デー」
12月13日 「正月事始め」「ビタミンの日」
12月14日 「四十七士討ち入りの日」「南極の日」
誕生日 誕生花 花言葉
12月12日 ハルジオン 「追想の愛」
12月13日 クリスマスローズ 「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」
12月14日 マツ 「不老長寿」「哀れみ」「同情」
今日の名言

人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。

- エマーソン -

(米国の思想家、哲学者、作家、詩人 / 1803~1882)

以下では12月13日の記念日の由来、12月13日生まれの誕生花などをご紹介します。

12月13日の記念日・行事

12月13日の記念日・行事は「正月事始め」「ビタミンの日」などです。

正月事始め

正月事始め(しょうがつことはじめ)は、煤払い(すすはらい)、松迎え(まつむかえ)など、正月を迎える準備を始めることです。

旧暦12月13日は婚礼以外は万事に大吉とされる「鬼宿日(きしゅくにち)」にあたることから、正月の年神様を迎える準備を始めるのにふさわしい日とされました。
新暦になっても12月13日のままとなっています。

煤払い

煤払い(すすはらい)は、正月に年神様を迎えるために、12月13日に天井や壁にたまった煤を払い、家の内外を掃除する年中行事です。

各地の神社では今でも煤払いを行っており、テレビなどでその様子が伝えられる年末の風物詩です。

松迎え

松迎え(まつむかえ)は、正月の門松に用いる松やおせちを調理するための薪など、お正月に必要な木を12月13日に山へ切りに行く行事です。

松

【関連・参考サイト】
正月事始め(Wikipedia)
年神(Wikipedia)

ビタミンの日

1910年(明治43年)12月13日、農芸化学者の鈴木梅太郎(1874~1943)が、米糠(こめぬか)から抽出した脚気(かっけ)を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表したことから。

翌年にポーランドの化学者カシミール・フンク(1884~1967)が、同じ栄養成分を発見して「ビタミン」と命名して発表。
鈴木梅太郎の論文は日本語で発表したため世界に広まらず、「ビタミン」という名称が世界的に通用するようになりました。

ビタミンを始めとした栄養素の大切さを考え、バランスの取れた食事をし、みんなが健康で長生きして欲しいとの願いをこめて、「ビタミンの日」制定委員会が2000年(平成12年)に制定。

脚気とは

脚気(かっけ)は、ビタミンB1が不足して起こる病気で、体がだるくなったり、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。

江戸時代、日本人は脚気に苦しめられ多くの死者も出ていました。
脚気の原因は、食生活にありました。江戸時代になってから、人々は白米(精米して米ぬかを取り除いたもの)を食べるようになり、米ぬかに含まれているビタミンB1が不足してしまったのです。

1910年(明治43年)に鈴木梅太郎がオリザニンを発見したことにより、ビタミンという栄養素について研究が進み、現在では脚気にかかる人はほとんどみられなくなっています。しかし、インスタント食品中心の生活をしている現代人に再び脚気予備軍が増えているといわれます。

ビタミン

【関連・参考サイト】
鈴木梅太郎(Wikipedia)
脚気(Wikipedia)

12月13日の記念日一覧

12月13日の記念日・行事
月日 記念日 制定・提唱
12月13日 正月事始め
12月13日 ビタミンの日 「ビタミンの日」制定委員会
12月13日 美容室の日 美容師の正宗卓氏
12月13日 双子の日
12月13日 大掃除の日 (株)東和総合サービス
12月13日 「胃に胃散」の日 (株)太田胃散
12月13日 くにのりたけるが絵に目覚めた日 くにのりたける氏
12月13日 師走に遺産(相続)を考える日 スタックインベストメント(株)
毎月13日の記念日・行事
お父さんの日 日付は「おとう(10)さん(3)」(お父さん)と読む語呂合わせから毎月13日に。
毎日がんばっているお父さんに感謝の気持ちを表す日にと、(株)ヤクルト本社が制定。
石井スポーツグループ 登山の日 日付は「と(10)ざん(3)」(登山)と読む語呂合わせから毎月13日に。
登山の素晴らしさをより多くの人に体験して欲しいとの願いを込めて、(株)ICI石井スポーツが制定。
一汁三菜の日 日付は「13」が「一汁三菜」の読み方に似ていることから毎月13日に。
いろいろな料理を組み合わせて、さまざまな栄養素がバランスよくとれる「一汁三菜」という和食のスタイルを子どもたちにつなげていくため、一汁三菜 ぷらす・みらいご飯®が制定。

【関連・参考サイト】
12月13日(Wikipedia)
日本記念日協会

12月13日の誕生花

12月13日の誕生花は「クリスマスローズ」「ヤツデ」です。

クリスマスローズの花言葉は「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」です。
かつてヨーロッパではクリスマスローズの香りが病人から悪臭を除いたり、狂人を正気に戻すと考えられていました。また、憂うつを追い払うのに使われていたといいます。
「私の不安をやわらげて」「慰め」の花言葉はこれにちなみ、「中傷」は根などに毒があることに由来します。

月日 誕生花 花言葉
12月13日 クリスマスローズ 「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」
12月13日 ヤツデ 「健康」「分別」「親しみ」

クリスマスローズ(開花時期は12月~2月)

クリスマスローズ
photo: M’s photography

ヤツデ(開花時期は11月~12月)

ヤツデ
photo: TANAKA Juuyoh (田中十洋)

【関連・参考サイト】
12月13日の誕生花