2月7日は「北方領土の日」「オリンピックメモリアルデー」です。
他には「フナの日」「福井県ふるさとの日」「ニゴロブナの日」「国産ブナ材の日」など全6個の記念日があります。
月日 | 記念日 |
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2月6日 | 「海苔の日」「抹茶の日」「お風呂の日」 |
2月7日 | 「北方領土の日」「オリンピックメモリアルデー」 |
2月8日 | 「郵便マークの日」「針供養」 |
月日 | 出来事 |
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2月6日 | ロシアと国交断絶 – 日露戦争へ(1904年) |
2月7日 | 敵討禁止令 – 私的な復讐が禁止される(1873年) |
2月8日 | ホテルニュージャパン火災(1982年) |
誕生日 | 偉人 |
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2月6日 | ボブ・マーリー(レゲエミュージシャン) |
2月7日 | 聖徳太子(飛鳥時代の政治家) |
2月8日 | ジェームズ・ディーン(俳優) |
誕生日 | 誕生花 | 花言葉 |
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2月6日 | ナノハナ | 「快活」「明るさ」 |
2月7日 | ワスレナグサ | 「真実の愛」「私を忘れないで」 |
2月8日 | シャクヤク | 「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」 |
うさぎ型の人は、うさぎのようなペースで生きるのがいい。
うさぎのような能力を発揮するだろう。
かめ型の人は、かめのようなペースで生きるのがいい。
かめのような能力を発揮する。
世の中には、さまざまな能力がある。
なぜかといえば、さまざまな能力が「必要だから」である。
さまざまな能力が活動することによって社会は成り立っている。
- 斎藤茂太 -
(日本の精神科医、随筆家 / 1916~2006)
以下では2月7日の記念日の由来、出来事の詳細、2月7日生まれの有名人や誕生花などをご紹介します。
目次
2月7日の記念日・行事
2月7日の記念日・行事は「北方領土の日」「オリンピックメモリアルデー」などです。
北方領土の日
1855年2月7日、日本(江戸幕府)とロシア帝国との間で「日露和親条約」が締結され、北方四島が日本固有の領土として認められたことから。
北方領土問題に対する国民の関心と理解を深め、北方領土返還運動の一層の推進を図るため、1981年(昭和56年)に閣議了解※によって制定。
北方領土は、北海道本島の北東に連なる国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)、歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)の4島を指します。
1945年(昭和20年)にソビエト連邦に占領されて以降、ソ連、ロシア連邦が実効支配を続けています。
日本政府は北方四島の帰属問題を解決してロシアとの間で平和条約を締結することを基本方針としています。
この日を中心として、全国各地で北方領土問題に関する集会、講演会、研修会などのイベントが開催されます。
「閣議決定」は、内閣の意思を決定するものについて行われます。
「閣議了解」は、本来、ある主任の大臣の権限によって決定できる事項ですが、事柄の重要性にかんがみ、他の大臣の意向も聞いたほうが良いと判断されるものについて行われます。
「閣議報告」は、主要な審議会の答申等を閣議に披露するような場合に行われます。

【関連・参考サイト】
北方領土の日(Wikipedia)
「北方領土の日」関連行事一覧(内閣府)
オリンピックメモリアルデー
1998年(平成10年)2月7日、長野冬季オリンピックの開会式が行われました。
これを記念して、日本青年会議所北信越地区長野ブロック協議会が制定。
長野オリンピックの理念のひとつに「自然との共生」があることから、オリンピック後の長野県の自然を考える日にとの願いが込められています。
「1998年長野オリンピック」は、1998年(平成10年)2月7日から2月22日まで、長野県長野市などで開催された冬季オリンピックです。
長野市以外では白馬村、山ノ内町、軽井沢町、野沢温泉村に競技会場が配置されました。
72の国と地域から選手・役員4638人が参加し、延べ144万2700人の観客が会場に集まりました。
日本からは166人の選手が参加し、冬季オリンピック史上最多となる合計10個(金5・銀1・銅4)のメダルを獲得しました。
(2018年平昌オリンピックで日本は、金4・銀5・銅4の合計13個のメダルを獲得して記録を更新)
2023年(令和5年)現在、冬季としては、史上最南(最も低緯度)の都市で開催されたオリンピックです。
【関連・参考サイト】
1998年長野オリンピック(Wikipedia)
2月7日の記念日一覧
2月7日の記念日は全部で6個あります。
月日 | 記念日 | 制定・提唱 |
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2月7日 | 北方領土の日 | 日本政府 |
2月7日 | オリンピックメモリアルデー | (公社)日本青年会議所北信越地区長野ブロック協議会 |
2月7日 | フナの日 | 古河鮒甘露煮組合 |
2月7日 | 福井県ふるさとの日 | 福井県 |
2月7日 | ニゴロブナの日 | 滋賀県高島市 |
2月7日 | 国産ブナ材の日 | 中田工芸(株) |
月日 | 記念日 | 制定・提唱 |
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毎月7日 | 生パスタの日 | 全国製麺協同組合連合会 |
【関連・参考サイト】
2月7日(Wikipedia)
日本記念日協会
2月7日の出来事
2月7日の出来事は「敵討禁止令 – 私的な復讐が禁止される(1873年)」などです。
敵討禁止令 – 私的な復讐が禁止される(1873年)
曾我兄弟の仇討ち
1873年(明治6年)2月7日、明治政府が太政官布告「敵討(かたきうち)禁止令」を公布。
この法令よって、自分の主君や親兄弟などを殺害した者を討ち取って恨みを晴らす復讐が禁止されました。
江戸時代、殺人事件の加害者は、原則として公権力(幕府や藩)が処罰することになっていました。
しかし、加害者が行方不明になり、公権力がこれを処罰できない場合、被害者の関係者に処罰を委託する形式をとることで、敵討(仇討ち)が認められました。
一方、敵とされる側にもこれを迎え撃つことが認められ、敵側が仇討ち側を殺害した場合は「返り討ち」と呼ばれました。
敵討のなかでも「曾我兄弟の仇討ち」(1193年)、「鍵屋の辻の決闘」(1634年)、「赤穂事件」(1702年)は日本三大仇討ちと呼ばれています。
【関連・参考サイト】
敵討禁止令(Wikipedia)
曾我兄弟の仇討ち(Wikipedia)
鍵屋の辻の決闘(Wikipedia)
赤穂事件(Wikipedia)
2月7日の出来事一覧
年月日 | 出来事 |
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1855年2月7日 | 日露和親条約締結。択捉島と得撫島の間に国境線が引かれる。 日露和親条約(Wikipedia) |
1873年2月7日 | 太政官布告「敵討(かたきうち)禁止令」を公布。私刑として復讐することが禁止される。 敵討禁止令(Wikipedia) |
1952年2月7日 | 埼玉県金子村B29墜落事故が発生。村民4名と乗員13名が死亡。 埼玉県金子村B29墜落事故(Wikipedia) |
1974年2月7日 | 中米カリブ海のグレナダがイギリスから独立。 グレナダ(Wikipedia) |
1982年2月7日 | 西成区覚醒剤中毒者7人殺傷事件。大阪市西成区のアパートで覚醒剤中毒者の男が妻子・近隣住民ら7人を殺傷。 西成区覚醒剤中毒者7人殺傷事件(Wikipedia) |
1998年2月7日 | 第18回冬季オリンピック、長野大会開催。2月22日まで。 1998年長野オリンピック(Wikipedia) |
2月7日生まれの有名人
2月7日生まれの有名人は「聖徳太子(飛鳥時代の政治家)」「チャールズ・ディケンズ(小説家)」「益川敏英(ノーベル物理学賞受賞)」などです。
聖徳太子(飛鳥時代の政治家)
574年2月7日、聖徳太子は、用明天皇(生年不詳~587)の第二皇子として、橘の宮(現在の奈良県高市郡明日香村橘)に生まれました。
厩戸(家畜を飼う小屋)の前で生まれたとされ、厩戸皇子(うまやどのみこ)とも呼ばれます。
聖徳太子は、叔母の推古天皇(593~628)の摂政(君主に代わって政務をとること)として、大臣の蘇我馬子と協調して内政、外交、仏教の興隆に尽力しました。
聖徳太子は、603 年に、身分に関係なく天皇のために働く優秀な役人を登用する「冠位十二階」を、翌604年に、役人の心がまえを示すための「十七条憲法」を定め、土地や人びとを支配していた豪族勢力を押えて、天皇が中心となる国づくりを進めました。
外交面では、国際的緊張のなかで先進文化を輸入するために中国(隋)と国交を開始。
607年には小野妹子を使者として隋に派遣しました(遣隋使)。
その国書に「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」と書かれており、隋の皇帝は「倭国の大王」が「天子」を名乗ったことに強い不快感を示したといわれます。
また、聖徳太子は仏教を深く信仰して興隆に努め、法隆寺(現在の奈良県生駒郡斑鳩町)、四天王寺(現在の大阪市天王寺区)などを建立。
さらに仏典の注釈『三経義疏』を著わしたとされています。
聖徳太子は622年4月に死去、48年の生涯を閉じました。
【関連・参考サイト】
聖徳太子(Wikipedia)
遣隋使(Wikipedia)
2月7日生まれの有名人一覧
誕生日 | 有名人 | 職業 | 年齢 |
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574年2月7日 | 聖徳太子 | 飛鳥時代の皇族、政治家 | 48歳没 |
1478年2月7日 | トマス・モア | イギリスの思想家 | 57歳没 |
1812年2月7日 | チャールズ・ディケンズ | イギリスの小説家 | 58歳没 |
1937年2月7日 | 阿久悠 | 放送作家、作詞家、小説家 | 70歳没 |
1940年2月7日 | 益川敏英 | 理論物理学者(ノーベル物理学賞受賞) | 81歳没 |
1941年2月7日 | 小林稔侍 | 俳優 | 82歳 |
1963年2月7日 | 香坂みゆき | 女優 | 60歳 |
1982年2月7日 | 向井理 | 俳優 | 41歳 |
1988年2月7日 | 加護亜依 | タレント | 35歳 |
1996年2月7日 | ピエール・ガスリー | フランスのF1ドライバー | 27歳 |
2月7日の誕生花
2月7日の誕生花は「ワスレナグサ」「ウメ」「ヒヤシンス」です。
ワスレナグサの花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」です。
これらの花言葉は、恋人のためにこの花を摘もうとして誤って川に流され、「私を忘れないで」という言葉を残して死んでしまった若い騎士の伝説にちなみます。
月日 | 誕生花 | 花言葉 |
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2月7日 | ワスレナグサ | 「真実の愛」「私を忘れないで」 |
2月7日 | ウメ | 「高潔」「忠実」「忍耐」 |
2月7日 | ヒヤシンス | 「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」 |
ワスレナグサ(開花時期は3月~5月)
ウメ(開花時期は1月~3月)
ヒヤシンス(開花時期は3月~4月)
【関連・参考サイト】
2月7日の誕生花