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4月18日は何の日

4月18日は「発明の日」「お香の日」です。

他には「ガーベラ記念日」「よい歯の日」「三重県民の日」「世界アマチュア無線の日」など全13個の記念日があります。

月日 記念日
4月17日 「ハローワークの日」「恐竜の日」
4月18日 「発明の日」「お香の日」
4月19日 「地図の日(最初の一歩の日)」「乗馬許可記念日」
月日 出来事
4月17日 ピッグス湾事件 – CIAが支援する亡命キューバ人部隊が上陸(1961年)
4月18日 明石原人?明石市で人骨を発見(1931年)
4月19日 アメリカ独立戦争が始まる – レキシントン・コンコードの戦い(1775年)
誕生日 偉人
4月17日 ジョン・モルガン(モルガン財閥の創始者)
4月18日 五島慶太(東急グループの創始者)
4月19日 橋本左内(幕末の志士)
誕生日 誕生花 花言葉
4月17日 アヤメ(アイリス) 「よい便り」「メッセージ」「希望」
4月18日 アルストロメリア 「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」
4月19日 アザミ 「独立」「報復」「厳格」「触れないで」
今日の名言

夢を見るから、人生は輝く。

- モーツァルト -

(オーストリアの作曲家、演奏家 / 1756~1791)

以下では4月18日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、4月18日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

4月18日の記念日・行事

4月18日の記念日・行事は「発明の日」「お香の日」などです。

発明の日

1885年(明治18年)4月18日、現在の「特許法」の前身である「専売特許条例」が公布され、日本の特許制度が始まったことから。
特許制度をはじめとする産業財産権制度の普及・啓発を図ることを目的として、通商産業省(現在の経済産業省)が1954年(昭和29年)に制定。

この日に合わせて、イノベーション創出や知的財産制度に関するイベントが特許庁などで開催されます。

特許の有効期間は?

特許権の存続期間(有効期間)は、特許出願の日から20年までと定められています。
日本だけではなく、ほとんどの国において出願日から20年となっています。

20年を過ぎると誰もが自由に無償でその発明を利用できるようになります(医薬品のみ最大25年)。

特許権が消滅するケースとしては、特許異議申立により取消の決定がされた場合、無効審判により特許が無効であると審決された場合、特許料の支払いをしなかった場合などがあります。

発明で幸せに

関連する記念日には、8月14日の「専売特許の日」があります。

【関連・参考サイト】
発明(Wikipedia)
4月18日は「発明の日」です(特許庁)

お香の日

日付は『日本書紀』に日本のお香についての最初の記録として「595年の夏4月、淡路島に沈水(沈香)が漂着した」との記述があることと、「香」の字は「一十八日」と読み分けられることから。
香文化の普及を目的として、日本薫物線香工業会が1992年(平成4年)に制定。

『日本書紀』によると、推古天皇の時代に淡路島の海岸に大きな木が漂着し、島民がその木を燃やすと良い香りが辺り一面に広がったので、その木を朝廷に献上したとされています。

聖徳太子はその木が香木(沈香)であると見抜き、その木で観音像を彫ったとされています。
今もこの香木は淡路島の枯木神社にご神体として祀られています。

香木とは

香木(こうぼく)は、心地よい芳香を持つ木材のことです。
高温で放香する沈香(じんこう)や常温でもよい香りが楽しめる白檀(ビャクダン、サンダルウッド)が代表的な香木です。

薄片に削ったものを加熱して芳香を楽しんだり、仏像などの彫刻や扇子(せんす)、数珠(じゅず)などの材料として用いられます。

お香

【関連・参考サイト】
香(Wikipedia)

4月18日の記念日一覧

4月18日の記念日は全部で13個あります。

4月18日の記念日・行事
記念日 制定・提唱
発明の日 経済産業省
お香の日 日本薫物線香工業会
ガーベラ記念日 全国ガーベラ生産者交流会
よい歯の日 (公社)日本歯科医師会
三重県民の日 三重県
世界アマチュア無線の日 国際アマチュア無線連合
ウッドデッキの日 中川木材産業(株)
よいお肌の日 (株)明治
毛穴の日 (株)ドクターシーラボ
夏美容はじめの日 パナソニック(株)
準婚カップルの絆を確認し合う日 (一社)ディアパートナー推進機構
米粉を使った四角いシュークリーム「myblock」の日 (株)ライフデザイン
ニューギンのよいパチンコの日 (株)ニューギン
毎月18日の記念日
ホタテの日 ホタテの消費拡大のため、青森県漁業協同組合連合会とむつ湾漁業振興会が制定。
日付は、ホタテの「ホ」の字を分解した「十八」から毎月18日に。
頭髪の日 全国理容生活衛生同業組合連合会が制定。
日付は「とう(10)はつ(8)」(頭髪)と読む語呂合わせから毎月18日に。
防犯の日 防犯対策を毎月この日に見直して、「安全、安心」に暮らして欲しいとの思いから、セコム(株)が制定。
日付は「18」の「1」を棒に見立てて「防」、「8」を「犯」と読む語呂合わせから毎月18日に。

【関連・参考サイト】
4月18日(Wikipedia)
日本記念日協会

4月18日の出来事

4月18日の出来事は「明石原人?明石市で人骨を発見(1931年)」などです。

明石原人?明石市で人骨を発見(1931年)

明石原人
明石原人(複製)

1931年(昭和6年)4月18日、アマチュア研究者だった直良信夫氏が兵庫県明石市の西八木海岸において、化石化した腰骨を発見しました。

腰骨は鑑定のため、東京帝国大学(現在の東京大学)人類学教室へ送られ、写真撮影や石膏模型が製作されましたが、最終的な結論が出されないまま腰骨が返却されました。

直良氏は人骨を旧石器時代のものと主張しましたが、学界で認められることはなく、この腰骨は忘れられました。
さらに腰骨の現物も1945年(昭和20年)5月の東京大空襲によって焼失してしまいました。

戦後の1948年(昭和23年)に東京大学の人類学者がこの腰骨の石膏模型を発見。
現代人に比べて類人猿に近い特徴を有すると指摘して、この骨は北京原人に相当するものであると主張し、一般に「明石原人」と呼ばれるようになりました。

1982年(昭和57年)、他の人類学者によってコンピューターを用いた石膏模型の解析が行われた結果、原人ではなく縄文時代以降の新人(ホモ・サピエンス)であるとされ、原人説は否定されました。

【関連・参考サイト】
明石原人(Wikipedia)

4月18日の出来事一覧

4月18日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

4月18日の出来事
年月日 出来事
1906年4月18日 アメリカ・サンフランシスコを中心としたマグニチュード7.8の大地震が発生。死者700人~3000人。(サンフランシスコ地震)
サンフランシスコ地震(Wikipedia)
1931年4月18日 アマチュア考古学者が兵庫県明石市の海岸で古い人骨を発見。(明石原人)
明石原人(Wikipedia)
1943年4月18日 山本五十六海軍大将の搭乗機がアメリカ軍機により撃墜され戦死。(海軍甲事件)
海軍甲事件(Wikipedia)
1949年4月18日 アイルランド共和国法の施行によりアイルランドが共和制を宣言し、イギリス連邦を離脱。
アイルランド共和国法(Wikipedia)
1997年4月18日 東京都江東区の団地でJT女性社員逆恨み殺人事件が発生。被害を警察に届け出たことを逆恨みし、出所後に刺殺。
JT女性社員逆恨み殺人事件(Wikipedia)

4月18日生まれの有名人

4月18日生まれの有名人は「五島慶太(東急グループの創始者)」「宅麻伸(俳優)」「上地雄輔(俳優)」などです。

五島慶太(東急グループの創始者)

五島慶太

1882年(明治15年)4月18日、五島慶太は、長野県小県郡殿戸村(現在の青木村)の農家に生まれました。

長野県尋常中学校松本本校(現在の長野県松本深志高等学校)を卒業後、青木小学校の代用教員になりました。

1903年(明治36年)、21歳のときに代用教員を辞して、東京高等師範学校(現在の筑波大学)に入学。卒業後に四日市商業学校に赴任するも、最高学府進学を志して、25歳で東京帝国大学法学部に入学しました。

1911年(明治44年)、29歳で東京帝国大学を卒業し、農商務省に入省。2年後鉄道院に転属となりました。

鉄道院では課長に昇進するも、1920年(大正9年)、38歳のときに官を辞し、武蔵電気鉄道(後の東京横浜電鉄)の常務に就任しました。
1922年(大正11年)には目黒蒲田電鉄の設立に加わり、後に両社の社長となり、両社を合併しました。

1927年(昭和2年)に東横線(渋谷 – 神奈川間)を開通させ、阪急電鉄の創業者・小林一三の手法にならい、東横線沿線に娯楽施設やデパートなどをつくり沿線の付加価値を高めました。
また、多くの大学を東横線沿線に誘致し、安定的な乗客を多く獲得しました。

1934年(昭和9年)には渋谷駅東口に関東初の電鉄系ターミナルデパート、東横百貨店を開業しています。

1942年(昭和17年)に京浜電気鉄道、小田急電鉄を統合して東京急行電鉄(大東急)とし、さらに土地、住宅、百貨店などの事業も次々と拡大し、東急コンツェルンを築きました。

1944年(昭和19年)、62歳のときに東条英機内閣の運輸通信大臣に就任。

戦後は1947年(昭和22年)に公職追放となり、また財閥解体によって傘下から小田急電鉄、京王電鉄、京浜急行電鉄の各社が分離独立しました。

1951年(昭和26年)に公職追放解除とともに東京急行電鉄会長に復帰し、東映の再建、土地開発、観光開発などを手がけ東急グループを形成しました。

1959年(昭和34年)8月に五島慶太は死去、77年の生涯を閉じました。

【関連・参考サイト】
五島慶太(Wikipedia)

4月18日生まれの有名人一覧

4月18日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

4月18日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1882年4月18日 五島慶太 東急グループの創始者 77歳没
1956年4月18日 宅麻伸 俳優 67歳
1958年4月18日 小宮悦子 フリーアナウンサー、ニュースキャスター 65歳
1979年4月18日 上地雄輔 俳優、歌手、タレント 44歳

4月18日の誕生花

4月18日の誕生花は「アルストロメリア」です。

アルストロメリアの花言葉は「持続」「エキゾチック」などです。

「持続」は、アルストロメリアの花持ちのよさに由来します。「エキゾチック」は、花びらの内側にオレンジの鮮やかな線状の斑点が入る華やかな花姿にちなみます。

4月18日の誕生花
誕生花 花言葉
アルストロメリア 「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」

アルストロメリア(開花時期は5月~7月)

アルストロメリア
photo: Garry Knight

【関連・参考サイト】
4月18日の誕生花


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