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2月26日は何の日

2月26日は「二・二六事件の日」「脱出の日」です。

他には「フロリダグレープフルーツの日」「ご飯がススムキムチの日」など全5個の記念日があります。

月日 記念日
2月25日 「ヱビスの日」「夕刊紙の日」
2月26日 「二・二六事件の日」「脱出の日」
2月27日 「Pokémon Day」「国際ホッキョクグマの日」
月日 出来事
2月25日 日本軍機の来襲?ロサンゼルスの戦い(1942年)
2月26日 江島生島事件 – 人気役者と密会?大奥スキャンダル(1714年)
2月27日 ノアの方舟 – 方舟から出たノアたちを神が祝福(年は不明)
誕生日 偉人
2月25日 ルノワール(光と色彩の画家)
2月26日 岡本太郎(芸術家)
2月27日 狩野芳崖(近代日本画の父)
誕生日 誕生花 花言葉
2月25日 カランコエ 「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」
2月26日 スノードロップ 「希望」「慰め」
2月27日 オーニソガラム 「純粋」「才能」
今日の名言

人は成功に向かってつまずく。

- メアリー・ケイ・アッシュ -

(米国の化粧品会社創業者 / 1918~2001)

以下では2月26日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、2月26日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

2月26日の記念日・行事

2月26日の記念日・行事は「二・二六事件の日」「脱出の日」などです。

二・二六事件の日

1936年(昭和11年)2月26日、陸軍の皇道派の青年将校らがクーデターを決行し、二・二六事件が発生しました。

二・二六事件

1936年(昭和11年)2月26日、陸軍の皇道派の青年将校らは約1400人の下士官・兵を率いて、首相官邸や警視庁などを襲撃。

高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監らを殺害し、東京の永田町一帯を占拠しました。

翌27日に東京市に戒厳令が施行され、同月29日に青年将校らは反乱軍として鎮圧されました。

クーデターをおこした青年将校は皇道派といわれ、政党や財閥を排除し天皇親政の国家を樹立して、軍が政治の実権を握ることを目指しました。

当初、陸軍首脳部は反乱を容認する態度をとっていましたが、海軍が鎮圧を要求し、昭和天皇も同様の立場をとったことで、クーデターは失敗に終わりました。

この事件以降、軍部の政治への発言力がさらに強まり、翌1937年(昭和12年)7月には中国との全面戦争(日中戦争)に突入しました。

二・二六事件

【関連・参考サイト】
二・二六事件(Wikipedia)

脱出の日

1815年2月26日、エルバ島に追放されていたナポレオン・ボナパルトが島を脱出しパリに向かったことに由来します。

ナポレオンの「百日天下」へ

1812年、フランス皇帝ナポレオン1世はロシア遠征で大敗。

これを見たヨーロッパ諸国は、フランス帝国の覇権に挑戦するために結集。

フランス軍は四方から迫る連合軍に圧倒され、ナポレオンは1814年に退位に追い込まれ、エルバ島に追放されました。

1815年2月26日にエルバ島を脱出したナポレオンはパリに戻り、同年3月20日に帝位を取り戻しました。

しかし、1815年6月のワーテルローの戦いで連合軍に完敗し、同年6月22日にナポレオンは再び退位。ナポレオンの「百日天下」は幕を閉じました。

ナポレオンは南大西洋のセントヘレナ島に幽閉され、1821年に51年の生涯を閉じました。

脱出

【関連・参考サイト】
ナポレオン・ボナパルト(Wikipedia)
百日天下(Wikipedia)

2月26日の記念日一覧

2月26日の記念日は全部で5個あります。

歴史的な出来事

歴史的な出来事に関する記念日です。
「歴史的な出来事」記念日一覧

2月26日の記念日(歴史的な出来事)
二・二六事件の日 1936年(昭和11年)2月26日、陸軍の皇道派の青年将校らがクーデターを決行し、二・二六事件が発生しました。
同月29日に青年将校らは反乱軍として鎮圧されましたが、この事件以降、軍部の政治への発言力がさらに強まり、翌年7月には中国との全面戦争(日中戦争)に突入しました。
脱出の日 1815年2月26日、エルバ島に追放されていたナポレオン・ボナパルトが島を脱出しパリに向かったことに由来します。
ナポレオンは帝位を取り戻しましたが、ワーテルローの戦いで連合軍に完敗。ナポレオンの「百日天下」は幕を閉じました。

食べ物

料理や食品、食材などに関する記念日です。
「食べ物」記念日一覧

2月26日の記念日(食べ物)
ご飯がススムキムチの日 キムチ鍋などで需要が高まる時期に、「ご飯がススムキムチ」を食べてもらいたいと、(株)ピックルスコーポレーションが制定。
日付は、ススムの「ス」を数字の「2」に見立て「ス(2)ス(2)ム(6)」と読む語呂合わせから。

フルーツ

フルーツに関する記念日です。
「フルーツ」記念日一覧

2月26日の記念日(フルーツ)
フロリダグレープフルーツの日 おいしいフロリダ産のグレープフルーツを多くの人に知ってもらい、販売促進につなげたいと、フロリダ州政府柑橘局が制定。

語呂合わせ

語呂合わせによる記念日です。

2月26日の記念日(語呂合わせ)
包む(ラッピング)の日 大切な人のことを想い、感謝の気持ちを込めて贈り物や商品を包むことで、楽しさと豊かさを届ける日にしたいと、(株)包むが制定。
日付は「つ(2)つ(2)む(6)」(包む)と読む語呂合わせから。

毎月26日の記念日一覧

毎月26日の記念日
風呂の日 東京ガス風呂販売店協同組合が制定。
日付は「ふ(2)ろ(6)」(風呂)と読む語呂合わせから毎月26日に。
プルーンの日 プルーンの魅力を多くの人に知ってもらい販売促進につなげたいと、サンスウィート・インターナショナル日本支社が制定。
日付は「プ(2)ル(6)ーン」と読む語呂合わせから毎月26日に。
ツローの日 自然とふれあう釣りの楽しさをより多くの人に知ってもらいたいと、かめや釣具(株)が制定。
日付は「ツ(2)ロー(6)」(釣ろー)と読む語呂合わせから毎月26日に。

【関連・参考サイト】
2月26日(Wikipedia)
日本記念日協会

2月26日の出来事

2月26日の出来事は「江島生島事件 – 人気役者と密会?大奥スキャンダル(1714年)」などです。

江島生島事件 – 人気役者と密会?大奥スキャンダル(1714年)

江島生島事件
生島新五郎と江島

1714年2月26日、当時の第7代将軍・徳川家継の生母である月光院に使える女中の筆頭であった江島が、月光院の名代として前将軍の墓参りに出かけました。

その帰途、懇意にしていた呉服の御用商人の誘いで芝居小屋に出向き、人気歌舞伎役者の生島新五郎の芝居を見ました。

芝居の後、江島は生島らを茶屋に招いて宴会を開きましたが、宴会に夢中になり大奥の門限に遅れてしまいました。

この事が江戸城中に知れ渡り、江島をはじめ、芝居見物に同行した女中や芝居関係者が取り調べを受け、大奥の風紀を乱したとして多くの関係者が処罰されました。

江島は生島新五郎との密会を強く疑われ、江島は信州・高遠の地に遠流、生島は三宅島へ遠島(流罪)となりました。

江島は高遠の囲み屋敷で27年の歳月を過ごし、1741年に60年の生涯を閉じました。

生島はその翌年に第8代将軍・徳川吉宗により赦免され江戸に戻りました。

近年の研究では、江島と生島の間には幕府から疑われるような関係はなかったと考えられ、将軍の生母として権勢を誇っていた月光院(前将軍の側室)派と、後継者を産めなかった天英院(前将軍の正室)派の主導権争いに巻き込まれたという説が有力です。

【関連・参考サイト】
江島生島事件(Wikipedia)

2月26日の出来事一覧

2月26日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

2月26日の出来事
年月日 出来事
1714年2月26日 江戸城大奥の女中の筆頭であった絵島が歌舞伎役者・生島新五郎らと宴会をして門限に遅れ、多くの関係者が処罰される。江島と生島は密会を強く疑われ流罪へ。(江島生島事件)
江島生島事件(Wikipedia)
1936年2月26日 日本陸軍の青年将校らがクーデター。高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣らが殺害される。同月29日に青年将校らは反乱軍として鎮圧されるも、軍部の政治への発言力がさらに強まる。(二・二六事件)
二・二六事件(Wikipedia)

2月26日生まれの偉人・有名人

2月26日生まれの偉人・有名人は「ヴィクトル・ユーゴー(小説家)」「岡本太郎(芸術家)」「桑田佳祐(ミュージシャン)」などです。

岡本太郎(芸術家)

岡本太郎

1911年(明治44年)2月26日、岡本太郎は、現在の神奈川県川崎市高津区二子に生まれました。

父は漫画家の岡本一平、母は歌人で小説家の岡本かの子でした。

幼少のころから絵を描くことが好きでしたが、次第に「何のために描くのか」という疑問を抱くようになりました。

1929年(昭和4年)、18歳のときに東京美術学校(現在の東京芸術大学)へ進学。

同年、父が新聞の特派員としてロンドン海軍軍縮会議の取材に行くことになり、太郎も学校を中退して両親と渡欧。太郎は約10年間をパリで過ごすことになりました。

1932年(昭和7年)、芸術への迷いが続いていた21歳の太郎は、偶然にパブロ・ピカソの『水差しと果物鉢』を見て強い衝撃を受けました。

そして「ピカソを超える」ことを目標に絵画制作に打ち込むようになりました。

1940年(昭和15年)、ナチス・ドイツのフランス侵攻をきっかけに日本へ帰国。

1942年(昭和17年)、31歳のときに陸軍兵士として召集され中国戦線へ出征しました。

戦後は東京に戻って制作に励み、36歳のときに「絵画の石器時代は終わった。新しい芸術は岡本太郎から始まる」と宣言。日本美術界に挑戦状を叩きつけました。

この頃に岡本太郎は平野敏子と出会いました。敏子は後に秘書・養女となり、太郎が亡くなるまで支え続けました。

1968年(昭和43年)から翌年にかけて、第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間がモチーフとなった巨大壁画『明日の神話』を制作。

1970年(昭和45年)、59歳のときには大阪万国博覧会のテーマ館のシンボルとして高さ70メートルの『太陽の塔』を制作しました。

歳を重ねても創作意欲は衰えず、精力的な活動を続けましたが、1996年(平成8年)1月に岡本太郎は死去、84年の生涯を閉じました。

岡本太郎の名言

逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。

【関連・参考サイト】
岡本太郎(Wikipedia)
岡本太郎の名言

2月26日生まれの偉人・有名人一覧

2月26日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

2月26日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1802年2月26日 ヴィクトル・ユーゴー フランスの詩人、小説家 83歳没
1846年2月26日 バッファロー・ビル アメリカ西部開拓時代のガンマン 70歳没
1911年2月26日 岡本太郎 芸術家 84歳没
1924年2月26日 竹下登 第74代内閣総理大臣 76歳没
1956年2月26日 桑田佳祐 ミュージシャン 68歳
1967年2月26日 三浦知良 プロサッカー選手 57歳
1985年2月26日 藤本美貴 歌手、タレント 39歳
1986年2月26日 クリスタル・ケイ 歌手 38歳
1992年2月26日 篠崎愛 タレント 32歳
1993年2月26日 松島幸太朗 ラグビー選手 31歳

2月26日の誕生花

2月26日の誕生花は「スノードロップ」「フクジュソウ」「ムスカリ」「ローダンセ」です。

2月26日の誕生花
誕生花 花言葉
スノードロップ 「希望」「慰め」
フクジュソウ 「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」
ムスカリ 「失望」「失意」
ローダンセ 「変わらぬ思い」「終わりのない友情」
花言葉の由来

スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」です。

これらの花言葉は、天使がアダムとイヴを慰めるため、舞い落ちる雪をスノードロップに変えたという言い伝えに由来します。

スノードロップ(開花時期:2月~3月)
花言葉:「希望」「慰め」
西洋の花言葉:「hope(希望)」「consolation(慰め)」

スノードロップ
photo: M’s photography

フクジュソウ(開花時期:2月~3月)
花言葉:「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」
西洋の花言葉:「sorrowful remembrance(悲しき思い出)」

フクジュソウ
photo: Yoshizumi Endo

ムスカリ(開花時期:3月~5月)
花言葉:「失望」「失意」
西洋の花言葉:「usefulness(有用、有益)」

ムスカリ
photo: Sendai Blog

ローダンセ(開花時期:4月~7月)
花言葉:「変わらぬ思い」「終わりのない友情」

ローダンセ
photo: Jean and Fred
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