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4月11日は何の日

4月11日は「メートル法公布記念日」「ガッツポーズの日」です。

他には「中央線開業記念日」「しっかりいい朝食の日」など全4個の記念日があります。

月日 記念日
4月10日 「駅弁の日」「四万十の日」
4月11日 「メートル法公布記念日」「ガッツポーズの日」
4月12日 「国際有人宇宙飛行デー」「東京大学創立記念日」「パンの記念日」
月日 出来事
4月10日 タンボラ山が史上最大の噴火(1815年)
4月11日 公立技術学校の虐殺 – ルワンダ虐殺(1994年)
4月12日 ペンシルロケットの公開試射実験(1955年)
誕生日 偉人
4月10日 マシュー・ペリー(黒船を率いて来航)
4月11日 井深大(ソニーの創業者)
4月12日 秋山真之(海軍軍人)
誕生日 誕生花 花言葉
4月10日 パンジー 「もの思い」「私を思って」
4月11日 ヒヤシンス 「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」
4月12日 アンズ 「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」
今日の名言

ステップ・バイ・ステップ。
どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。
これ以外に方法はない。

- マイケル・ジョーダン -

(米国のバスケットボール選手 / 1963~)

以下では4月11日の記念日の由来出来事の詳細、4月11日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。

4月11日の記念日・行事

4月11日の記念日・行事は「メートル法公布記念日」「ガッツポーズの日」などです。

メートル法公布記念日

1921年(大正10年)4月11日、改正「度量衡法」が公布され、尺貫法を廃止しメートル法に一本化することが定められたことから。

メートル法とは、長さの単位である「メートル」と質量の単位である「キログラム」を基本単位とした十進法の単位系です。

日本は第一次世界大戦(1914~1918)の大戦景気を通じて工業国として成長。政府は日本製品をより広く輸出するために単位系を一元化し、工業品規格の統一を進めようとしました。
しかし、メートル法一本化に対する根強い反対運動により改正法の施行は無期延期となりました。

戦後、1952年(昭和27年)に尺貫法の使用を禁じる「計量法」が施行されてからメートル法が本格的に普及し、1959年(昭和34年)にメートル法が完全実施されました。

メートル法

関連する記念日には、5月20日の「世界計量記念日」があります。

【関連・参考サイト】
メートル法(Wikipedia)

ガッツポーズの日

1974年(昭和49年)4月11日、東京でボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチが行われ、ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスにKO勝利。
勝利の瞬間に、ガッツ石松が両手を挙げて喜びを爆発させた姿をスポーツ新聞が「ガッツポーズ」と表現したことで、この言葉が広く知られるようになりました。

ガッツポーズは、喜びなど表して拳を高く上げるポーズです。「ガッツポーズ」という言葉は和製英語であり、英語では「fist pump」といいます。

ガッツポーズが問題視されるケース

一部の武道やスポーツではガッツポーズが問題視されることがあります。

剣道は礼節を重んじる武士道が根底にあるため、一本を取った後にガッツポーズをした場合、不適切な行為として審判規則に基づき一本が取り消されることがあります。

柔道でも敗者への配慮としてガッツポーズを控えるよう選手に求めています。

野球ではホームランを打った後や三振を取った後などに、派手なガッツポーズを行ってはいけないという不文律があり、これを破ると故意死球などの報復を受けることがあります。

卓球では試合中に相手の目を見て挑発するようなガッツポーズをした場合、マナー違反として審判からイエローカードが出されることがあります。

ガッツポーズ

【関連・参考サイト】
ガッツポーズ(Wikipedia)

4月11日の記念日一覧

4月11日の記念日は全部で4個あります。

4月11日の記念日・行事
記念日 制定・提唱
メートル法公布記念日
ガッツポーズの日
中央線開業記念日
しっかりいい朝食の日 カルビー(株)
毎月11日の記念日・行事
めんの日 日付は、細く長いめんのイメージと、「11」を「いい」と読む語呂合わせから毎月11日に。
1年を通じてめん類への関心を持ってもらうため、全国製麺協同組合連合会が制定。
ロールちゃんの日 日付は、キャラクター「ロールちゃん」の長い両耳が数字の11に似ていることから毎月11日に。
ロールケーキ「ロールちゃん」のかわいらしさと美味しさをより多くの人に知ってもらうため、山崎製パン(株)が制定。
ダブルソフトの日 やわらかな食感でソフト食パンの代名詞となっている「ダブルソフト」のPRを目的に、山崎製パン(株)が制定。
日付は「ダブルソフト」は真ん中から半分に分けられる特徴があり、半分に分けたときにそれぞれが数字の1に見え、1(ワン)が2個(ダブル)並ぶことから毎月11日に。

【関連・参考サイト】
4月11日(Wikipedia)
日本記念日協会

4月11日の出来事

4月11日の出来事は「公立技術学校の虐殺 – ルワンダ虐殺(1994年)」などです。

公立技術学校の虐殺 – ルワンダ虐殺(1994年)

公立技術学校の虐殺
学校の黒板に残されていた落書き

1994年(平成6年)4月11日、国連平和維持軍のベルギー兵が駐留先の学校から撤退後、学校がフツ過激派に襲撃され約2000人の避難民の大半が虐殺されました。

ルワンダ虐殺とは

1994年(平成6年)4月6日、二つの民族(フツ族とツチ族)が対立していたアフリカのルワンダで、フツ族出身のジュベナール・ハビャリマナ大統領が暗殺されました。

これが引き金となり、フツ族の過激派が、4月7日から約3か月の間に80万人以上のツチ族や穏健派のフツ族を殺害しました。

ルワンダ虐殺が始まると、ルワンダの首都キガリにあった公立技術学校に2000人を超えるツチ族とフツ族穏健派が避難。これら避難民を守るため、国連平和維持軍のベルギー兵が学校の警護を行っていました。

当初、国連安全保障理事会の理事国の多くがルワンダの紛争に介入することに消極的でしたが、ベルギーは国連ルワンダ支援団に対して確固とした任務を与えることを要求していました。
しかし、平和維持軍のベルギー兵10人が武装解除の末に殺害される事件が発生したことで、ベルギーはルワンダからの撤退を主張するようになりました。
そして、国連本部は国連ルワンダ支援団に対して「ルワンダにいる外国人の避難のみに焦点をあてた活動行うよう」指示しました。

この指示をもとに、公立技術学校の警護を行っていたベルギーの平和維持部隊は、フツ過激派が学校を取り囲んでいる状況であったにもかかわらず、警護任務を放棄して撤収。校内へ突入したフツ過激派により避難民が一斉に虐殺されました。

国連平和維持軍が避難民を見捨て、2000人もの避難民が虐殺されたことで国連の信頼は大きく損なわれました。

ベルギー部隊の撤退判断の責任者については、国連による報告書でもベルギーの平和維持部隊による独自判断と推定されているのみです。

この事件は2005年(平成17年)に『ルワンダの涙』として映画化されました。

【関連・参考サイト】
公立技術学校の虐殺(Wikipedia)
ルワンダ虐殺(Wikipedia)

4月11日の出来事一覧

4月11日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

4月11日の出来事
年月日 出来事
800年4月11日 富士山が噴火。(延暦大噴火)
延暦大噴火(Wikipedia)
1955年4月11日 中国政府がチャーターしたインド航空機が爆発し、死者16人。周恩来首相の暗殺を狙ったテロ事件。(カシミールプリンセス号爆破事件)
カシミールプリンセス号爆破事件(Wikipedia)
1994年4月11日 ルワンダ虐殺:国連平和維持活動にあたっていたベルギー軍が駐留先の学校から撤退後、フツ族民兵に襲撃され2000人の避難民の大半が虐殺される。(公立技術学校の虐殺)
公立技術学校の虐殺(Wikipedia)
1996年4月11日 東京・池袋駅構内で殺人事件が発生。大勢に目撃されるも未解決事件となる。(池袋駅構内大学生殺人事件)
池袋駅構内大学生殺人事件(Wikipedia)
2018年4月11日 滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で勤務中の警察官が上司の警察官を拳銃で射殺。(河瀬駅前交番警察官射殺事件)
河瀬駅前交番警察官射殺事件(Wikipedia)

4月11日生まれの有名人

4月11日生まれの有名人は「金子みすゞ(童謡詩人)」「井深大(ソニーの創業者)」「加山雄三(シンガーソングライター)」などです。

井深大(ソニーの創業者)

井深大

1908年(明治41年)4月11日、井深大は、栃木県日光町(現在の日光市)に生まれました。
祖先は会津藩の家老であり、親戚には飯盛山で自刃した白虎隊の井深茂太郎や明治学院総理を歴任した井深梶之助、ハンセン病患者に生涯を捧げた井深八重などがいます。

2歳のときに優秀な技術者であった父が亡くなり、愛知県安城市に住む旧会津藩士の祖父に引き取られました。

その後、母の再婚にともない神戸市に転居し、兵庫県立第一神戸中学校を卒業しました。
中学時代は無線機製作などの機械いじりに夢中になったといいます。

1933年(昭和8年)、25歳のときに早稲田大学理工学部電気工学科を卒業。
学生時代から独創性をあらわし、在学中に発明した「走るネオン」は、後のパリ万国博覧会(1937年)に出品され金賞を受賞しています。

大学卒業後に東京芝浦電気(現在の東芝)の入社試験を受けるも不採用となり、写真化学研究所に入社しました。その後、28歳のときに日本光音工業株式会社に移籍しました。

1940年(昭和15年)、32歳のときに日本光音工業の出資を受けて、日本測定器株式会社を設立して常務に就任。軍需電子機器の開発に従事しました。

1941年(昭和16年)、軍官民合同の科学技術研究の委員となり、この縁で海軍技術中尉であった盛田昭夫と出会いました。

1945年(昭和20年)8月に終戦を迎えると、「日本は科学技術で負けたのだ。科学技術で日本を立て直すしかない」と決意し、10月にソニーの前身である東京通信研究所を設立しました。

1946年(昭和21年)、38歳のときに東京通信工業株式会社として会社化(1958年にソニーに社名変更)。盛田昭夫も会社設立に合流し、常務(営業担当)に就任しました。

独自の研究・開発努力によって新たな製品や市場をも創造していくという会社設立以来の経営姿勢で、「テープレコーダー」「トランジスタラジオ」「カラーテレビ」「ウォークマン」など、日本初、世界初の商品を次々と世に送り出しました。

1997年(平成9年)12月に井深大は死去、89年の生涯を閉じました。

【関連・参考サイト】
井深大(Wikipedia)

4月11日生まれの有名人一覧

4月11日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

4月11日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1357年4月11日 ジョアン1世 ポルトガル王 76歳没
1885年4月11日 正力松太郎 読売新聞社社主 84歳没
1903年4月11日 金子みすゞ 童謡詩人 26歳没
1908年4月11日 井深大 ソニーの創業者 89歳没
1937年4月11日 加山雄三 シンガーソングライター、俳優 86歳
1949年4月11日 武田鉄矢 歌手、俳優 74歳
1953年4月11日 アンドリュー・ワイルズ イギリスの数学者(フェルマーの最終定理を証明) 70歳
1956年4月11日 辛坊治郎 ニュースキャスター 67歳
1969年4月11日 森高千里 歌手 54歳
1988年4月11日 前田健太 プロ野球選手 35歳

4月11日の誕生花

4月11日の誕生花は「ヒヤシンス」です。

ヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」「ゲーム」などです。

これらの花言葉は、ギリシア神話に登場する美少年ヒュアキントスの円盤投げ※にちなみます。

※ 美少年ヒュアキントスが太陽神アポロンと円盤投げをして楽しんでいると、それを見た西風の神ゼピュロスの嫉妬によって、円盤がヒュアキントスの額にあたり彼は血を流して死んでしまいました。そして、その血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれます。

4月11日の誕生花
誕生花 花言葉
ヒヤシンス 「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」

ヒヤシンス(開花時期は3月~4月)

ヒヤシンス
photo: R Boed

【関連・参考サイト】
4月11日の誕生花


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